伝統宗教(でんとうしゅうきょう)とは、新しく創唱されたり布教されたりする宗教に対し、古くから信仰されている宗教である。
相対的・地域的な概念であり、何が伝統宗教であり何がそうでないかは一定ではない。たとえばカトリック・プロテスタントなどのヨーロッパのキリスト教は、西洋社会では伝統宗教だが、近代に布教されたアフリカでは伝統宗教ではなく、現地の古くからの宗教であるアニミズムが伝統宗教である[1][2]。
伝統宗教に対する伝統宗教でない宗教が近代の創唱宗教の場合、「新宗教」と呼ばれる。
伝統宗教の例
キリスト教
カトリック教会(東方典礼カトリック教会を含む)
正教会(ギリシャ正教会・ロシア正教会・日本正教会など)
東方諸教会(シリア正教会・エチオピア正教会など)
プロテスタント (ルーテル教会・改革長老教会など)
聖公会(米国聖公会など)
仏教
主要な仏教
南伝仏教(タイ・ビルマ・スリランカなど)
チベット仏教
漢伝仏教
日本の仏教系伝統宗教は十三宗五十六派とされている。
法相宗
華厳宗
律宗
天台宗
真言宗
融通念仏宗
浄土宗
臨済宗
浄土真宗
曹洞宗
日蓮宗
時宗
黄檗宗
民族宗教
神道
伊勢神道
吉田神道
山王神道
垂加神道
土御門神道
復古神道
法華神道
吉川神道
両部神道
神社神道
その他の民族宗教
ユダヤ教
その他の伝統宗教
ゾロアスター教
イスラム教
ヒンドゥー教
ジャイナ教
儒教
道教
脚注
注釈
出典^ ⇒キリスト教とアフリカ伝統宗教の間に繋がり?