会津弁
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この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2008年4月)

会津弁

会津弁の一例。会津若松市内で撮影。
話される国 日本
地域 福島県会津地方
言語系統日琉語族

日本語

東日本方言

東北方言

南奥羽方言

会津弁





言語コード
ISO 639-3?
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会津弁(あいづべん)とは、日本福島県会津地方で話される日本語の方言である。東北方言南奥羽方言)に属する。
概要

会津地方では故郷への帰属意識が強く、更に追求すれば、会津若松市と奥会津(旧田島町を中心とした南会津地域)では帰属意識が異なる。そのため会津弁と言っても、会津若松市内と奥会津では言葉の響きやニュアンスなどで大きな違いが見られる。また会津最南端の檜枝岐村では会津弁と言うよりは、西関東方言に近い方言が話される。また、新潟県東蒲原郡阿賀町で話される方言は、東蒲原郡が会津藩の領地であった歴史的経緯から会津弁の影響を強く受けており、会津弁と同じ南奥羽方言に分類されることもある。

奥会津における会津弁の特徴として、年上の人物には全て名前の最後に「-あね」「-あんつぁ」と言う敬称を用いることが上げられる。これは、それぞれ「姉」と「兄」を意味し、今まで会話したことのある知人一般に使用される。これは、各個人各家庭毎よりも、地域一帯が一つの生活共同体として重要な役割を果たして来た地理的・文化的な背景のためであると思われる。
会津弁使用例

(地域内でも更に細分化されるが、一般的なもの)

どうぞ寄って行って下さい

会津若松市内:「寄ってがっしぇ」

旧田島町周辺:「上がってがっせ」



走って行かないと間に合わないよ

会津若松市内:「とんでがねーど、間に合わねなーし」

旧田島町周辺:「はねでがねーど、間に合わねーべー」

※会津若松市内では、走るを「とぶ(飛ぶ)」と言うが、旧田島町周辺では「はねる(跳ねる)」と言う。マラソン大会なども、前者は「飛びくら」、後者は「跳ねくら」(「-くら」は、競争のことを差し、物を取り合いになることも「とっかしくら」などと言う)。
会津弁の例
あ行

あいばっせ (あいばせ) → 行きましょう

あいべ (あいばし) → 出かけるよ、行くよ

あがらんしょ (あがっせ) → めしあがってください、中へお入りください

あねさ → 年上の女性への呼びかけ 

あんちゃ → おにいさん 男の子への呼びかけ

あんつぁ(ま) → 目上の男性、( )を付けると成長した意

あんべ → あんばい、具合

いぎあう (いぎゃう) → 出先で偶然(知り合い)に会う

いだまし(い)→ もったいない

いっちょめこぐ → 一人前のことを言う、生意気を言う

うぶう → 背負う、おんぶする

うっつぁ(帰る) → 家に(帰る)

うっつぁし → うるさい

うすらかすら → たむろする、目的もなしにぶらぶらしている

うなう → 田畑を耕す

うまぐね → 良くない、まずい

うめる → 風呂に湯や水を足すこと

うらがいちゃ(ん) うらがえっちゃ → 裏がえし(かいちゃんともいう)

うるがす → 水につけておく

おだれる → 折れる

おっつめる → 殴るとか。「おっつめっつぉ!」といわれたら覚悟が必要。※物を押し込む際にも使用

おっとばす → 突き飛ばす

おどでな → 一昨日

おばんです → こんばんは(丁寧語は「おばんなやした」)

おめえ → あなた

おもさも → 思う存分、充分に

おれ → 年配は男女問わず自分をおれと呼ぶ

おら → 「おれ」よりも若い世代の男女が自分をこう呼ぶ

おらほ → 私たちの地域・地区

おんずぐなし → 馬鹿者、意気地なし

おんずぐねぇ → ろくでもない ※身体や機械関係(農機具、車両等)が調子悪い際にも使用

おんつぁ(げす) → ばか・あほ、( )をつけると強化型

おんつぁま → 年配の男性、おじさん

おんつぁれる → 怒られる

おんもしぇ → 面白い

か行

がおる → (体の)具合が悪い

かすぐっちる → へそ曲がり →「すったぐっちる」に似る

かせる → (漆に)かぶれる

かたす → 片付ける

かっつちゃぐ・かっちゃぐ(西部地域のみ)・かっつぁぐ → ひっかく

がなる → 大声で言う

かまがす・かんまがす → かきまぜる

かめる (かめっこ) → 人見知りする

かんじる → 寒い(今日はかんじるなー等)

きかね → 言うことを聞かない、気が強い

きっき → じゃんけん

きっとする → きちんとする、じっとする

きへぇわりぃ → 気分が悪い、不愉快

きめっこ → 拗ねる

きんな → 昨日


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