「伊奈牛駅」とは異なります。
伊香牛駅
駅舎（2018年4月）
いかうし
Ikaushi
◄A36 将軍山 (2.1km) (6.4km) 愛別 A38►
所在地北海道上川郡当麻町伊香牛北緯43度52分34.12秒
東経142度31分31.09秒
伊香牛駅（いかうしえき）は、北海道上川郡当麻町伊香牛にある北海道旅客鉄道（JR北海道）石北本線の駅。駅番号はA37。電報略号はイカ。 所在地名より。アイヌ語の「イイカウシイ（イイカウシ）[注釈 1]」〔それ・を越え・つけている・所（=越す所）〕に由来する[2]。知里真志保の解釈では石狩川の渡河点の意であったとされる[2]。 駅名標（2018年4月） [ヘルプ]
目次
1 歴史
1.1 駅名の由来
2 駅構造
3 利用状況
4 駅周辺
5 隣の駅
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 参考文献
8 関連項目
9 外部リンク
歴史 1977年の伊香牛駅と周囲約500m範囲。上が上川方面。国土交通省 ⇒国土画像情報（カラー空中写真）を基に作成
1922年（大正11年）11月4日：鉄道省石北線新旭川駅 - 愛別駅間開業にともない設置[1]。一般駅。
1927年（昭和2年）10月10日：所属路線名が石北西線に改称[1]。
1932年（昭和7年）10月1日：新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称[1]。
1949年（昭和24年）6月1日：公共企業体である日本国有鉄道に移管。
1961年（昭和36年）4月1日：所属路線が石北本線に改称[1]。
1962年（昭和37年）11月1日：貨物扱い廃止。
1983年（昭和58年）1月10日：荷物扱い廃止。CTC導入にともない簡易委託化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR北海道に継承[1]。
1988年（昭和63年）：駅舎改築。
1992年（平成4年）4月1日：簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
駅構造
2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。跨線橋とログハウス風の簡易駅舎を有する。
旭川駅管理の無人駅。自動券売機設置なし。
夕方時間帯に旭川駅から当駅で折り返す列車が設定されている。
利用状況
2012年（平成24年）- 2016年（平成28年）の特定の平日の調査日における乗車人員平均は11.4人[3]。
2013年（平成25年）- 2017年（平成29年）の特定の平日の調査日における乗車人員平均は10.2人[4]。
駅周辺
国道39号
旭川東警察署伊香牛駐在所
伊香牛郵便局
当麻町立伊香牛小学校
道北バス「伊香牛駅前」停留所
隣の駅
北海道旅客鉄道（JR北海道）
■石北本線□特別快速「きたみ」通過■普通当麻駅 (A35) - *将軍山駅 (A36) - 伊香牛駅 (A37) - 愛別駅 (A38)*:一部列車は将軍山駅を通過する。
脚注
注釈^ アイヌ語ラテン翻字: ahun-i
出典^ a b c d e 曽根悟（監修）『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』28号・釧網本線／石北本線、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。
^ a b “ ⇒アイヌ語地名リスト ア?イチ P1-10”. ⇒アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
^ 石北線（新旭川・網走間）
^ 石北線（新旭川・網走間）, (PDF), 線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf 2018年8月19日閲覧。
参考文献
