「伊野駅前停留場」とは異なります。
伊野停留場
待合室(2011年4月)
いの
Ino
◄伊野駅前 (0.2 km)
所在地高知県吾川郡いの町.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度32分54.28秒 東経133度25分44.75秒 / 北緯33.5484111度 東経133.4290972度 / 33.5484111; 133.4290972
伊野停留場(いのていりゅうじょう)は、高知県吾川郡いの町にあるとさでん交通伊野線の路面電車停留場。伊野線の終点である。 伊野停留場は1907年(明治40年)、伊野線の枝川 - 伊野間の開通に合わせて開設された[1]。枝川から高知市方面については咥内停留場までの区間がこの時開通していなかったが、翌年に通じたことで伊野線は全通を達成している[1]。 いの町(旧伊野町)は土佐和紙の生産が盛んな町であり[2]、電車の開業以降、町で生産された紙が伊野線を利用して高知港へと運ばれていた[1]。当停留場から桟橋までは貨物列車が運行され、製品や原材料の輸送が行われていたが[2][3]、これは1945年(昭和20年)ごろに廃止されている[1]。 配線概略図 停留場内は複線で[8]、乗り場も東西方向に伸びる複線の軌道を挟み込むように2面設けられている[9]。軌道は奥で合流し単線になっているため、これを折り返しに利用して当停留場では乗車と降車の番線を分けることも可能だが、実際は北側の1線のみが乗降に使用される[1][8][9]。
歴史
年表
1907年(明治40年)11月7日:土佐電気鉄道の停留場として開業、伊野車庫を設置[4]。開業時の停留場名については「伊野町」とする資料もある[5]。
1908年(明治41年)2月20日:枝川 - 咥内間の開通により、伊野線全通[4]。
1999年(平成11年)5月[注釈 1]:伊野駅長業務を廃止、無人駅化[6]。
2008年(平成20年)11月20日:新駅舎完成。
2014年(平成26年)10月1日:土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足[7]。とさでん交通の停留場となる。
構造
凡例