伊賀線
200系電車による忍者列車(伊賀神戸駅)
基本情報
通称忍者線[1]
国 日本
所在地三重県
起点伊賀上野駅
終点伊賀神戸駅
駅数15駅
開業1916年8月8日
全通1922年7月18日
所有者伊賀市(第3種鉄道事業者)
運営者伊賀鉄道(第2種鉄道事業者)
車両基地近鉄高安検車区上野市車庫
使用車両車両の節を参照
路線諸元
路線距離16.6 km
軌間1,067 mm (狭軌)
線路数単線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式単線自動閉塞式
保安装置近鉄型ATSおよびATS-SP
最高速度65 km/h[2]
路線図
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停車場・施設・接続路線
凡例
0.0伊賀上野駅
0.8新居駅
3.3西大手駅
3.9上野市駅
4.4広小路駅
5.0茅町駅
5.8桑町駅
6.5四十九駅 II 2018-
6.8四十九駅 -1969
8.0猪田道駅
9.2市部駅
10.6依那古駅
11.9丸山駅
13.0上林駅
15.6比土駅
16.6伊賀神戸駅
↓1964年廃止区間
19.5美旗新田駅
21.5西原駅
23.8蔵持駅
25.1八丁駅
伊賀線(いがせん)は、伊賀上野駅から伊賀神戸駅までを結ぶ伊賀鉄道の鉄道路線である。全線が三重県伊賀市(旧上野市域)にある。愛称は忍者線(にんじゃせん)[1]。
本記事では、かつてこの路線を運営していた伊賀軌道、旧伊賀鉄道、伊賀電気鉄道(大阪電気軌道に合併)についても述べる。 上野盆地の城下町伊賀市中心部と近鉄大阪線、JR関西本線を結ぶ路線で、2007年10月1日に近畿日本鉄道(近鉄)から伊賀鉄道に運営が移管された。線路などは引き続き近鉄が第三種鉄道事業者として保有していたが、2017年4月1日からは伊賀市が保有している。合理化のため、伊賀上野駅、上野市駅、茅町駅、伊賀神戸駅を除き[3]、終日無人駅となっている。ただし、巡回で駅員が無人駅に来て改札を行うことがある。近鉄大阪線との乗り換え駅である伊賀神戸駅では、近鉄時代も駅員による地上改札が随時実施されていたが、伊賀鉄道移管後は近鉄とは独立した有人改札が近鉄用自動改札の隣に設けられたため、乗り換えの際には一旦改札外に出る必要がある。 沿線が忍者の里であることにちなみ、1997年10月から漫画家の松本零士がデザインしたイラストをペイントした「忍者列車」が運転されている。また、分社化と同時に更新された駅名標は近鉄時代のデザインから一新され、白地に、藍色とび薄藍色のラインが入っている。切符の地紋には伊賀鉄道の社紋が描かれている。 伊賀線では全線で、2024年3月9日からICOCAを導入し、PiTaPaなどの全国相互利用サービス対応のICカードも利用可能となった[4][5]。
概要