伊計島
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伊計島

南東方向から撮影(2010年)
所在地 日本沖縄県うるま市
所在海域太平洋
所属諸島沖縄諸島
座標北緯26度23分38秒
東経127度59分51秒座標: 北緯26度23分38秒 東経127度59分51秒
面積1.72 km²
海岸線長7.49 km
最高標高49 m
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プロジェクト 地形
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伊計島宮城島平安座島浜比嘉島浮原島南浮原島与勝半島藪地島津堅島沖縄本島海中道路金武湾中城湾与勝半島と与勝諸島の地図。

伊計島(いけいじま)は、沖縄県うるま市に属する[1]沖縄本島中部の東部海岸に突出する勝連半島の北東約10kmに位置する[2]
目次

1 地理

2 歴史

2.1 先史時代からグスク時代

2.2 琉球王国・明治以降


3 産業

4 文化

5 交通

6 出典

7 参考文献

8 関連項目

9 外部リンク

地理

面積1.72km2[3]、周囲7.49kmの島で、琉球石灰岩に覆われている[4]沖縄諸島の内、与勝諸島を構成する太平洋の有人島で[5]金武湾の東側に位置する[4]。2012年4月現在の島内人口は318人[6]。全体としては、長さ約2kmの北東 - 南西へ向いた長方形を成し、最高標高は49mで、島の南西端の独立した丘陵が最高峰(地図)となる[7]。そこに伊計グスクが鎮座し[2]グスク時代において、この丘陵は離れ小島であったと考えられる[8]。その後に砂州が形成され、伊計島と繋がる陸繋島となったとされる[9]。この丘陵を除く大部分は、標高約25mの平坦な地形をなし[2]、北西から南東に向かって勾配が緩やかである[7]。島の東海岸以外は、標高約20mの海食崖で囲まれ[7]、海岸沿いはアダンの木々で取り巻かれている[5]。伊計グスクの石灰岩丘陵にはオオハマボウクロツグリュウキュウツチトリモチが自生している[9]。伊計島と宮城島との間の海峡は「フーキジル水道」と呼ばれ、潮の流れが速い[10]

伊計島は「伊計」の地区のみで構成され[4]、島の南側に集落を形成している[11]琉球王国時代の伊計村は当初、勝連間切に属していたが、1676年に西原間切、同年には平田間切、そして1687年からは与那城間切へ移管された[12]琉球処分で沖縄県が設置された後の1896年(明治29年)に中頭郡、1908年(明治41年)に同郡与那城村の大字「伊計」となる[12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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