いとう じょういち
伊藤 穰一
2007年撮影
生誕 (1966-06-19) 1966年6月19日(57歳)
日本
京都府京都市
住居 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ボストン
別名Joi Ito
出身校タフツ大学計算機科学専攻中退
シカゴ大学物理学専攻中退
ニュースクール大学単位取得
一橋大学国際企業戦略研究科中退
慶應義塾大学博士(政策・メディア)(論文博士)
職業実業家、投資家、教授
活動拠点 アメリカ合衆国
肩書き
デジタルガレージ共同創業者
千葉工業大学学長
取締役会
Mozilla Foundation
ソニー
CCC
配偶者伊藤瑞佳
家族伊藤瑞子(妹)
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伊藤 穰一(いとう じょういち、1966年〈昭和41年〉6月19日 - )は、日本のベンチャーキャピタリスト、実業家。
元マサチューセッツ工科大学教授・元MITメディアラボ所長[1]、元ハーバード・ロースクール客員教授[2]。千葉工業大学変革センター長、同大学長。
2019年9月7日にMIT、ハーバード大学、マッカーサー基金、ナイト財団、PureTech Health、ニューヨーク・タイムズ・カンパニーでの職務を辞任した[3][4][5]。
伊藤は、インターネットおよびテクノロジー企業に焦点を当てた起業家としての役割が評価され、PSINet Japan、デジタルガレージ、インフォシークなどを設立している。伊藤は、ソニー株式会社の戦略アドバイザー[6]であり、Neoteny Labsのジェネラルパートナーでもある[7]。また、Wired誌のアイデアセクションに毎月コラムを執筆している[8][9]。
来歴
生い立ち1981年撮影
1966年6月19日、京都府で生まれた後に一家でカナダへ、さらに3歳の頃アメリカミシガン州デトロイト郊外へ移住している。父親は研究者、母親は秘書としてエナジー・コンバージョン・デバイセズ(現在のOvonics社)で働いていた。同社の創業者スタンフォード・ロバート・オブシンスキーにとても目を掛けられ、当時のテクノロジーや社会情勢について教育を受け13歳で「もはや子どもではなかった」と語られている[10]。毎年、夏は妹と共に日本の祖母宅で過ごし[11]、祖母から伝統的な日本文化について教わった。