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出典検索?: "伊藤博明"
伊藤 博明(いとう ひろあき、1955年4月14日[1] - )は、日本の文学者、図像学者。専修大学教授(元・埼玉大学教授・副学長)。専門はヨーロッパ中世・ルネサンスの思想史(ルネサンス哲学)・芸術論・図像学。 北海道網走郡美幌町出身。1980年北海道大学文学部西洋哲学科卒業、87年同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学[2]。1986年北海道大学文学部助手、1988年埼玉大学教養部講師[2]、89年助教授、95年同教養学部助教授、98年教授のち副学長を経て、2017年4月より専修大学教授[2]。 15世紀フィレンツェのプラトン主義をめぐる諸問題およびバロック期におけるテクストとイメージの関連に係わる諸問題を研究対象としている。また、翻訳を通じて、近代ヨーロッパの文化を紹介している。
経歴・人物
著書
『ヘルメスとシビュラのイコノロジー――シエナ大聖堂舗床に見るルネサンス期イタリアのシンク』ありな書房 1992年
『神々の再生――イタリア・ルネサンスの神秘思想』東京書籍 1996年
新版『ルネサンスの神秘思想』講談社学術文庫 2012年
『綺想の表象学――エンブレムへの招待』ありな書房 2007年
『scintilla/閃光』ミッドナイト・プレス 2008年
『ヨーロッパ美術における寓意と表象――チェザーレ・リーパ『イコノロジーア』研究』ありな書房 2017年
共著
『神秘主義――ヨーロッパ精神の底流』(川端香男里編、若桑みどり、志村正雄、松本夏樹
『イタリア・ルネサンスの霊魂論――フィチーノ・ピコ・ポンポナッツィ・ブルーノ』(根占献一・伊藤和行[3]・加藤守通共著)三元社 1995年/新装版 2013年
『哲学の歴史4 ルネサンス』(責任編集)中央公論新社 2007年
『イスラーム哲学とキリスト教中世3 神秘哲学』(竹下政孝・山内志朗編)岩波書店 2012年