伊東ライフ
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いとう ライフ
伊東 ライフ
プロフィール
生誕
1月14日[1][2][3][注釈 1]
日本
京都府宇治市[5][2][6]
所属フリー
サークル伊東ライフ
公式サイト ⇒伊東ライフ
代表作
アダルトゲーム妹ぱらだいす!
挿絵不堕落なルイシュ
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伊東 ライフ(いとう ライフ、ITO LIFE[7])は、フリーランスで活動する日本イラストレーターキャラクターデザイナーである[8]。同人漫画家として広く知られるとともに、バーチャルYouTuberとしても活動している[8][9][10]。過去にはニトロプラスMOONSTONEに所属し原画家、プロデューサーとしても活動していた[11]
経歴
生い立ち

京都府宇治市出身[5][2][6]HAL大阪校卒業[12][2]

小学校高学年の頃に美少女ゲームの存在を知る[11]。その後父親のパソコンに入っていた『鬼畜王ランス』などのゲームをプレイして、大きな影響を受ける[13][2]。絵が上手い親戚(従姉)がおり、幼少期にはそれをよく見ていたため絵を描く技能に憧れがあったが、才能がないと絵を描くことは諦めていた[14][15]。また小さいころから家にパソコンがあったため、高校生の頃に映像編集に熱中した[14]beatmania IIDXなどのBGA映像を作りたいと思い、映像系の専門学校であるHALへ進学して3D映像を学んだ[11][13]
アダルトゲームメーカー勤務時代

HAL卒業後に上京してニトロプラスへ入社した[11][13][2]。ニトロプラスでは3Dモデル制作や映像制作を担当していたが、Niθの絵に影響を受けて「絵を描きたい」と考えて2006年に退社[13][2]。24歳から絵を描きはじめ[16]、独学で絵を学んだ後、2007年4月19日にMOONSTONEへ原画家として入社した[1][2][11][13]。絵柄に影響を与えた人物としていぬぶろ、また漫画に影響を与えた人物としてRAITA、イラストに影響を与えた人物としてlackしらびの名を挙げている[8][17]。イラスト制作にはCLIP STUDIO PAINTを用いていると語っている[8]

マジスキ ?Marginal Skip?』でサブ原画を担当した[11][18]。『マジスキ』の開発終了後、MOONSTONE内で制作を2ラインに増やすことになり、「エロがやりたい」と希望した伊東を中心に新ブランド「MOONSTONE Cherry」が立ち上がる[11][19]。ブランドデビュー作『いちゃぷり! ?お嬢さまとイチャラブえっちな毎日?』では、自身初のメイン原画と共に「エロプロデューサー」を担当する[13][19][20]。「エロプロデューサー」の肩書きは、『いちゃぷり!』の開発会議でエロシーンの企画を主導していく伊東の姿を見て、ブランド代表の恋純ほたるが勝手につけたもので[21]、作品情報と共に公式サイトで公開されたが、伊東本人はそれまで全く知らなかったという[19]。その後の『妹ぱらだいす! ?お兄ちゃんと5人の妹のエッチしまくりな毎日?[19][22]・『放課後☆エロゲー部! ?エロゲー制作のため女の子たちとえっちしまくりな毎日?[23]・『妹ぱらだいす!2 ?お兄ちゃんと5人の妹のも?っと!エッチしまくりな毎日?[21][24]でも、企画・原画と共にエロプロデューサーを担当する。広報活動として、Webラジオ『MOONSTONE裏放送局』(隔週木曜更新)のパーソナリティを務めていた[11][19][25]。番組では多くのユーザーの意見を見ることができ、ユーザーに一歩近づけた感じがするという[19]。2016年1月14日に所属していたMOONSTONEを退職し[2]、同年5月6日にそれをTwitter上で発表した[26][注釈 2]。それ以降フリーとなった[8]
同人作家として

もとより本業の傍ら、自身と同名のサークル「伊東ライフ」で同人活動(漫画制作)を行っていた[11]。同人誌を描き始めたのは2007年からである[2]。絵を描く作業だけでなくストーリー作りも好きで、その経験がゲーム制作にも役立っており[13]、マンガを描くとゲームでのネタが増える[18]。またゲームでは描かないような絵を描くケースが多く、画力向上にもつながっているという[11]。初めて描いた同人誌は2007年に描いた『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門の同人誌である[8][28]

2020年までに出した全ての同人作品はDLsiteにて『伊東ライフ大全集』として販売されている[29]。総合ランキングにて、販売開始日2020年12月30日[2]に24時間ランキングで1位、2021年1月1日に週間ランキングで1位、2021年1月5日に月間ランキングで1位を獲得しており、2021年5月現在累計で4位である[29]。また、マンガ・CG部門では販売開始日当日に24時間および週間ランキングで1位、翌日に月間ランキングで1位を獲得し、翌年1月7日に累計でも1位を獲得している[29]。2022年末には売上が1万部を超えた[9]。これまで活動されてきた中で一番嬉しかった事としてエゴサーチで「しんどいから伊東ライフの同人誌でしこって寝る」などの文面を見つけたときを挙げている[30]。自分の使命を果たしている気分になれるという[30]

「頑張れ頑張れー?」という台詞を同人作品『ずりあや』にて使用したところ[31]、「がんばれ?がんばれ?」というスラングが流行した。本人は、このスラングの所有権は自分にないとし、自由に使って良いと公言している[8][32][33]
フリーイラストレーターとしての仕事

2015年2月22日、Twitterにて「ヴァンガードのカードイラストの仕事ください」と呟いたところ、同日ブシロードの代表取締役会長である木谷高明から快諾及びオファーされ、カードファイト!! ヴァンガードPrimary Melody」の高邁なる白銀クティーレおよび謎めき乙女ルヴェーネのイラストを担当することとなった[33][34]

またこれまでに、自身のモデルを含め複数のバーチャルYouTuberのデザインを行っている。2018年末ににじさんじ所属のバーチャルYouTuber愛園愛美のキャラクターデザインを担当することとなった[33][10][9]。その後、東京都大田区の蒲田在住であることから、大田区議会議員の荻野稔のバーチャルYouTuber「おぎの稔」としての原画を担当した[33][30]。現在のモデルは緒方ていによるデザインである[35]

ビートまりおとは旧知の仲で、ビートまりおが作成したホームページの足跡機能に伊東ライフが書き込んだことによって知り合った。ビートまりおに影響されクリエイターの道に進み、原画家となった。バーチャルYouTuberになった後に、ビートまりおのバーチャルYouTuber用のキャラクターのデザインを担当した[36]

愛園愛美にじさんじ所属)[8]

伊東ライフ(本人)

おぎの稔(おぎのみのり)(大田区議会議員 無所属、旧デザイン[35]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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