伊勢湾岸自動車道
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高速自動車国道
一般国道自動車専用道路(A')
有料

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地図

路線延長56.4 km
開通年1985年昭和60年) - 2005年平成17年)
起点愛知県豊田市岩倉町(豊田東JCT
主な
経由都市豊明市名古屋市東海市弥富市桑名市
終点三重県四日市市伊坂町(四日市JCT
接続する
主な道路
記法)E1A 新東名高速道路
C3 東海環状自動車道
E1 東名高速道路
C2 名古屋第二環状自動車道
   名古屋高速3号大高線
E87 知多半島道路
   名古屋高速4号東海線
E23 東名阪自動車道
E1A 新名神高速道路
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

伊勢湾岸自動車道(いせわんがんじどうしゃどう、英語: ISEWANGAN EXPWY[1])は、愛知県豊田市豊田東ジャンクション(JCT)から三重県四日市市四日市JCTに至る高速道路である。略称は伊勢湾岸道(いせわんがんどう)。

大半の区間は高速自動車国道として建設されたが、名港トリトンを含む東海インターチェンジ(IC)から飛島ICに至る区間は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路の「伊勢湾岸道路」(国道302号)として建設された。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、新東名高速道路新名神高速道路とともに「E1A」が割り振られている[2]

中京圏の高速道路のうち東海環状自動車道とその内側の区間の料金水準は大都市近郊区間の料金水準に統一されているが、伊勢湾岸自動車道にこの料金水準は適用されず、一般有料道路「伊勢湾岸道路」の区間を除いて普通区間(地方部)の料金水準である。
概要伊勢湾岸自動車道は第二東名高速道路、一般国道302号(一般有料道路)「伊勢湾岸道路」、第二名神高速道路から構成されている[3][4]


画像左:伊勢湾岸自動車道は基本往復6車線、設計速度100 km/hで運用。画像右:名古屋港の各ふ頭に乗り入れることが伊勢湾岸自動車道の特徴である。画像は金城ふ頭に敷設された名港中央IC。なお港を高規格幹線道路が貫くのは名古屋港のみである[5]


画像左:一般有料道路区間の入口に設置された規制標識群(東海IC下り線)。高速自動車国道と一般有料道路(国道302号)の境界を視覚化すると共に、最高速度を100 km/h(大型貨物、トレーラーは80 km/h)、最低速度を50 km/hとする速度規制を行う[6]。トレーラーの走行位置を左車線に規制する標識も設置されている。
画像右:一般有料道路から高速自動車国道へ進入する際は「ここから高速道路」の標識を提示して規制解除を実施(東海IC上り線)。

伊勢湾岸自動車道は、新東名高速道路東海環状自動車道が結節する豊田東JCTを起点として西へ進み、新名神高速道路東名阪自動車道が結節する四日市JCTに至る延長56.4 km[7] の高規格幹線道路である。高速自動車国道一般有料道路[8]により構成されている。全線が中日本高速道路(NEXCO中日本)の管轄路線である。

計画では豊田東JCT - 東海IC間が第二東名高速道路、東海IC - 飛島IC間が一般国道302号「伊勢湾岸道路」、飛島IC - 四日市JCT間が第二名神高速道路として策定され[9][10]、日本道路公団の発表では、豊田東JCT - 四日市JCT間は当面、伊勢湾岸自動車道の名称で運用するとしている[3][4]。従って伊勢湾岸自動車道は、第二東名(新東名)と第二名神(新名神)の一部を構成し、国土開発幹線自動車道建設法における路線の位置付けとしては、東京を起点に名古屋を経由して神戸に至る路線の一部分である。

当該路線は東西で接続する新東名、新名神と一体となって東名名神高速道路のバイパス路線として機能し[11]、事故および災害、関ヶ原付近における降雪などによって名神高速道路が通行止めとなった際の代替機能を持つと共に[12][13]、東名、名神の交通量を分散化のうえ、渋滞緩和における経済性向上に寄与する役割を担う[14]。また、東海環状自動車道および名古屋第二環状自動車道の南側ルートを兼ねることで環状道路の機能を持ち[15][16]、都心部における交通麻痺を回避して都市機能を維持する役割も担っている[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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