伊勢市駅
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伊勢市駅*
JR駅舎(南口)2018年1月
いせし
Iseshi


三重県伊勢市吹上一丁目1-4(JR東海)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度29分28秒 東経136度42分34.2秒 / 北緯34.49111度 東経136.709500度 / 34.49111; 136.709500 (JR 伊勢市駅)座標: 北緯34度29分28秒 東経136度42分34.2秒 / 北緯34.49111度 東経136.709500度 / 34.49111; 136.709500 (JR 伊勢市駅)
三重県伊勢市吹上一丁目1-57(近鉄)
北緯34度29分31.7秒 東経136度42分36.7秒 / 北緯34.492139度 東経136.710194度 / 34.492139; 136.710194 (近鉄 伊勢市駅)
所属事業者東海旅客鉄道(JR東海)
近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号イセ
駅構造地上駅
ホーム4面5線[1]
乗車人員
-統計年度-(JR東海)-2019年-
1,260人/日(降車客含まず)(近鉄)-2019年-
4,174人/日(降車客含まず)
開業年月日1897年明治30年)11月11日[2](JR)
1930年昭和5年)9月21日[3][1](近鉄)
乗入路線 2 路線
所属路線■参宮線(JR東海)
キロ程15.0 km(多気起点)
山田上口 (1.8 km) (2.9 km) 五十鈴ケ丘
所属路線M 山田線(近鉄)
駅番号 M73 
キロ程27.7 km(伊勢中川起点)
◄M72 宮町 (1.4 km) (0.6 km) 宇治山田 M74►
備考共同使用駅
JR東海:駅長配置駅管理駅
JR東海:JR全線きっぷうりば[4]
* 1959年に山田駅から改称[4]
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近鉄駅舎(北口)
2013年に改築された[5]

伊勢市駅(いせしえき)は、三重県伊勢市吹上一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・近畿日本鉄道(近鉄)のである。駅番号は近鉄がM73。
概要

近鉄宇治山田駅とともに、伊勢志摩の中心都市である伊勢市(旧宇治山田市)の代表駅。古くから伊勢参りの玄関口として利用されてきた(伊勢神宮へは近鉄の宇治山田駅や五十鈴川駅が最寄り)[6]近鉄鳥羽線開通前は近鉄から二見・鳥羽への乗継駅としての役割の大きい駅であった。1905年から1961年には、駅前から伊勢神宮外宮内宮二見浦へ向かう路面電車三重交通神都線が発着していた。

1990年代までは、ジャスコ伊勢店三交百貨店といったデパート伊勢高柳商店街伊勢銀座新道商店街などの商店街に近隣の市町村から訪れる人が多く、年末の買い出し・正月初詣は特に混雑する駅でもあった。その後、郊外の大型店が充実して、ジャスコ伊勢店・三交百貨店といった大型店は閉鎖したため、現在は、通勤・通学客の他は、駅の南側に位置する伊勢神宮外宮への参拝客や、JR線と近鉄線の乗り換えで利用する客が多い駅となっている[6]が、駅前の人通りは閑散としている。

また、伊勢市内・郊外への三重交通バス路線の拠点となっており、宇治山田駅よりも乗り入れバス路線が多い。池袋駅東京)・大宮駅さいたま)・YCAT横浜駅)への夜行高速バスも乗り入れている。2015年からは、WILLER EXPRESSの乗り入れも始まった(新宿駅・川崎駅行き)。三重交通バス路線の廃止などにより、伊勢市コミュニティバス(おかげバス)のバス路線も運行されている。

先述したように、ジャスコ・三交百貨店などの閉店で駅前を含めた中心市街地の空洞化が激しいため、自治体では空洞化対策が検討されてきた。ジャスコ跡地については、2010年12月に四日市市不動産会社が再開発計画を発表[7]2013年(平成25年)8月11日に宿泊・温浴・商業の複合施設「伊勢外宮参道 伊勢神泉」が開業した[8]。三交百貨店跡地は2013年9月現在、三重交通グループの運営するコインパーキングになっていたが、三交インが建設され2016年11月に開業した[9][10]
乗り入れ路線

JR東海の参宮線と、近鉄の山田線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている[1]。JR東海・近鉄ともに全ての列車が停車する。

近鉄線利用時にはPiTaPaスルッとKANSAI協議会)およびその提携ICカードの使用が可能である。また、2013年3月23日よりIC乗車カード全国相互利用開始によって、JR東海のTOICAも利用できるが、JR東海のエリア内から入場した場合はエリア外のため利用できない。
歴史JR駅舎(南口、2007年)
看板が現在と異なっている。旧近鉄駅舎(北口、2009年)

紀勢本線・参宮線の前身となる参宮鉄道により、山田駅として開業[6]。これは駅が当時の宇治山田町の山田地区に設けられたことから命名された[11]。宇治山田町の市制施行後もそのままであったが、宇治山田市が伊勢市に改称された4年後、駅名も新市名に合わせて伊勢市駅と改称された[11]

戦前 - 戦後しばらくは、国鉄駅には東京駅大阪駅などから直通する列車が発着する[6]など、「神都」の玄関口としての役目を担っていた。

しかし国鉄の乗客は、次第に並行して走る近鉄の方へ流れるようになり[11]、広い構内を持つ国鉄(→JR)の駅は閑散としていて、その一方で狭い近鉄の駅に客が集まるという状態になった(ただし、近鉄には宇治山田駅もある)。昨今では若干JRの乗客も持ち直したが、大きく変わったとは言い難い状況である。
年表

1897年明治30年)11月11日:参宮鉄道(現在の参宮線)宮川 - 山田間延伸により、山田駅(やまだえき)として開業[2][11]

1907年(明治40年)10月1日:参宮鉄道が国有化[2][11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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