伊予鉄道高浜線
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高浜線
高浜線を走行する3000系電車
(2021年12月 梅津寺駅 - 港山駅間)
概要
起終点起点:高浜駅
終点:松山市駅
駅数10駅
運営
開業1888年10月28日 (135年前) (1888-10-28)
最終延伸1892年5月1日 (132年前) (1892-05-01)
所有者伊予鉄道
車両基地古町車両工場(最寄駅・古町駅
使用車両伊予鉄道を参照
路線諸元
路線総延長9.4 km (5.8 mi)
軌間1,067 mm (3 ft 6 in)
過去の軌間762 mm (2 ft 6 in)
電化直流600 V 架空電車線方式
運行速度最高60 km/h (37 mph)[1]

路線図


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停車場・施設・接続路線
凡例


松山観光港行き


0.0IY01 高浜駅


1.2IY02 梅津寺駅


2.0IY03 港山駅


3.0IY04 三津駅


国道437号


4.0IY05 山西駅


予讃線


5.2IY06 西衣山駅


6.2IY07 衣山駅


国道196号


城北線


古町車庫(市内線)


7.6IY08 古町駅


古町車庫(郊外線)・工場


大手町線






大手町線


8.5IY09 大手町駅


国道56号


直直セクション

直流600V
 直流750V


郡中線


花園線


9.4IY10 松山市駅


松山市駅前駅


横河原線


横河原駅

踏切・跨線橋は国道と交差するもののみ

高浜線(たかはません)は、愛媛県松山市高浜駅から松山市駅までを結ぶ伊予鉄道鉄道路線である。ほとんどの区間は複線であり、松山市駅で接続する横河原線と直通運転を行っている。

四国初の鉄道として1888年(明治21年)に開業した。松山の古くからの外港である三津(ただし三津浜港まではやや距離がある)、および伊予鉄道が整備した高浜港へのアクセス鉄道として機能している。

高浜駅から、松山の海の玄関口である松山観光港へはバスで連絡している。松山観光港までの延伸については、工費などの問題から構想に留まっている(後述)。なお、伊予鉄バスにより松山市中心部から観光港リムジンバスも運行されている。
路線データ

路線距離(
営業キロ):9.4km

軌間:1067mm

駅数:10駅(起終点駅含む)

複線区間:梅津寺 - 松山市

単線区間:高浜 - 梅津寺間

電化区間:全線(直流600V)

松山市駅高浜方にあるき電区分所(直直セクション)から松山市駅構内の間は750V。


閉塞方式:自動閉塞式

最高速度:60km/h[1]

車両基地古町車両工場(最寄駅・古町駅

最大連結車両数:4両

連結車両数(日中):2 - 3両

沿線概要

伊予鉄道のターミナル駅である松山市駅を発車した列車は、郡中線と別れ右手に曲がる。おおよそ90度曲がった位置に、鉄道線としてはJR松山駅の最寄り駅となる大手町駅があり、この駅を発車するとすぐに大手町線との平面交差を渡る。そのままマンションやオフィスビルに挟まれた都心区間を走り、再び大手町線と平面交差をすると車両基地を併設する古町駅に入る。「間近く仰ぐ勝山の」と鉄道唱歌でも歌われたように松山城の近くに位置するが、市街化が進んでおりホームからその姿を見ることは難しい。

古町をすぎ城北線と別れると高架区間に入り、今度は逆に左手に曲がる。県道19号線国道196号線等の幹線道路を越え、再び地上に降りると衣山駅に着く。衣山駅周辺は映画館や遊技施設などの進出などにより近年発展が進み賑わいを見せている。

衣山を過ぎると松山市駅から続いた市街地は消え、のどかな風景が広がる。次の西衣山駅をすぎるとすぐにJR予讃線をアンダーパスし、この先は丘陵と丘陵に挟まれた区間を行く。そして旧三津浜町域に入る山西駅付近で再び平野部に出る。

三津浜地区の中心駅である三津駅は各地区を結ぶループバスと連絡する交通連接点であり、開業時は高浜線の終端駅であった。


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