仰げば尊し!
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仰げば尊し!
ジャンル高校野球
漫画
作者所十三
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
レーベルKCコミックス
発表号1986年39号 - 1987年39号
巻数6巻
話数51話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『仰げば尊し!』(あおげばとうとし)は、所十三による日本野球漫画作品。
概要

1986年から1987年まで『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載された。単行本は全6巻。人口8万人足らずの温泉町として栄えた町にある県立盃成高校に赴任した日向大は、亡き師の後を受け継いで廃部の危機にあった野球部の監督に名乗り出る。その野球部のメンバーは7人しかいなく教師も手を焼くほどの不良揃いではあるが、日向の努力によって様々な問題を解決していき、のちに加入した5人のメンバーと共に甲子園を目指す。
主な登場人物
主要人物
日向 大(ひゅうが だい)
本作の主人公。亡き石井の後を受け継ぎ盃成高校に赴任した教師。物語開始時点での野球部メンバーが揃う2-G
[1]の担任を受け持つ。担当は生物。石井が亡くなリ顧問がいなく廃部の危機にあった野球部の監督を引き受け、紆余曲折がありながらも1年で甲子園出場を果たすチームに成長させた。采配や指導は一見いい加減かつ破天荒なものが多いが、すべてメンバー個々の才能を分析したうえで指導している。そのため外部の敵対者も多く、その度に自分のクビを賭けて取り組んでいた。赴任当初はキャバレーの2階を住居に間借りしていた(月3000円の下宿だった)が、学校に発覚後は校長の紹介により舞の家に居候することとなる。盃成高赴任前はマサチューセッツ工科大学の研究所に在籍し石井の訃報を聞いて盃成高に赴任したが、ボスと呼ぶハロルドから日向に帰ってくるようエアメールを送った。そして盃成高の甲子園出場を見届けてアメリカ戻り、後に舞と結婚し二人の子供を授かる。
如月 舞(きさらぎ まい)
盃成高校の新米教師で野球部部長。日向とは公衆浴場で覗かれたことで知り合う。日向から好意を寄せられていて知らぬ間に野球部部長にされるなど翻弄されているが、最終回で日向がアメリカへ行くことになったときに甲子園での監督を託される。
盃成高校
野球部員
伊達 政治(だて まさはる)
背番号は1で右投右打の9番打者、ポジションはピッチャー。校内グループのリーダーで野球部主将。そして野球経験者の一人でもある。当初は日向を敵対視していたが、日向とのタイマンに敗れて以降はメンバーの中心に立って部活動に励む。県大会決勝戦の練習時間では
高倉健の「唐獅子牡丹」を歌っている。終盤で日向のアメリカ行きを打ち明けられた際に日向から以後の采配を任せられる。卒業から5年後には教師となり日向の後釜として盃成高校の野球部監督を務めることとなる。そして「女性を部長にするとゲンがいい」ということで好意を寄せていたと思われる女性教師を部長にした。母子家庭であることが単行本5巻で明らかになっている。
島 晋一(しま しんいち)
背番号2で右投右打の4番打者、ポジションはキャッチャー。クラスは明らかにされてないが松平が担任を務めるクラスに在籍している。元盃成市立河南中野球部で打率は4割3部2厘。実家は「海老寿屋酒店」という酒屋で、父・姉・弟の4人家族で母親は他界している。その父親が仕事をせず売上金を持って飲みに行くため、店を守るために野球をすることができないでいたが、日向が父親に体を張った説得をしたことや家族が帰りを待っていることを知り改心したことで野球部に加入する。校内マラソン大会では松宮に小学生の時にランナーと交錯して肩の骨を折りボルトが入っていることや、自分も過去に同じ境遇にいたことを話す。
三好 晴美(みよし はるみ)
背番号3で右投右打の5番打者、ポジションはファースト。スキンヘッドでメンバーの中で体格がいい。1学年上で演劇部の西村に好意を抱いており、演劇コンクール目前の交通事故で一時的に耳の聞こえなくなった西村のためにで本番で手助けをする。
竹中 秀一(たけなか しゅういち)
背番号4で右投左打の6番打者、ポジションはセカンド。登場初期はマスクをつけていたり、描写はないがバイクで通っていた[2]。秋季大会2回戦の対東盃工業戦では相手選手にスパイクで手を踏まれる。
斎藤 要(さいとう かなめ)
背番号5で右投右打の5番打者、ポジションはサード。数少ない野球経験者。大貫入部時の北野と大貫のレギュラー争いに絡む問題では、練習試合のスタメンに大貫を起用したことで浅井とともに日向に反発している。
浅井 貴明(あさい たかあき)
背番号6で右投右打の2番打者、ポジションはショート(7人しかいなかった時はレフトに充てられていた)。県大会の決勝戦の練習時間では村田英雄の「無法松の一生」を歌う。
山之内 猛(やまのうち たけし)
背番号7で左投左打の7番打者、ポジションはレフト(7人しかいなかった時はライトに充てられていた)。わずかに髭を生やしてる。数少ない野球経験者。
上杉 俊作(うえすぎ しゅんさく)
背番号8で右投右打の1番打者、ポジションはセンター。長尾の受け持つクラスに在籍している。センターを守る元ボクシング部部員。ボクシング選手として将来を有望されていたが、長尾の判断によって突然ボクシングをやめさせられた。そのため登校拒否をし自暴自棄に走るが、実は右目が過去にチンピラの木刀受けたことによりボクシングの衝撃に耐えられなくなることで失明の危機があることを知り、体を呈して庇った長尾の勧めもあって野球部に加入した。100mを11秒台で走る俊足の持ち主。県大会決勝戦の練習時間では先頭に立ち、マウンド上で南野陽子の「話しかけたかった」を歌う[3]
北野 繁(きたの しげる)
背番号9で右投右打(後に左打ちに変更)の8番打者、ポジションはライト(7人しかいなかった時はキャッチャーに充てられていた)。2年の秋季大会1回戦では対戦相手に父親の勤務先の社長の息子である三保優がいる新山高と当たり三保に八百長を強要されるが、最後にキャッチャーに交代し三保へのタッチアウトを決めた。大貫が加入した際は打率の高さでレギュラーを奪われるのではないかと言う危機もあったが大貫自身が守備は性に合わないということでレギュラー降板は回避された。それでも足の遅さだけはどうにもならなかったが、左打ちにコンバートしたことでその差を埋めることができた。
松宮 英明(まつみや ひであき)
背番号11の右打ち。日向のクラスの生徒で野球部員の中では一番小柄で真面目。父親は県会議員で、不良でもなければスポーツ経験者でもないため部内ではある意味異色の存在とも言える。幼少時代、軽い骨折を理由にずっと体育をサボっていて[4]体育の授業も常に見学しており、校内のマラソン大会[5]での出来事をきっかけに野球部に入部する。この一件で日向から「最初から諦めるな」と教えられている。スコアラー兼メンバーのサポートがメインで、日向の指示で練習試合の対戦相手を探しに行ったりする。島が転校間もない山中に野球部へ勧誘した際に浅井から「こんなのも入れる[6]」と言われた時や、大貫入部後に戦力が充実してきたというところで日向から「スコアラーの松宮」と言われた時には複雑な表情をしていた。県大会決勝戦の最終回に日向から采配を預けられた伊達の指示で代打として公式戦初出場[7]。それまで盃成はノーヒットノーランに抑えられていたが、相手選手のエラーによってパーフェクトゲームを打ち破るきっかけを作る。
山中 拓二(やまなか たくじ)
背番号は10の右投右打。中学時代にエースとして島とバッテリーを組んでいたこともあり、島からは「タク」と呼ばれている。前にいた京王学園で肩を壊しボールが投げられなくなったことで盃成高校へ転校。島の勧めで野球部に入部後、日向のトレーニングでナックルボールを編み出し、リリーフとして活躍する。
大貫 大志(おおぬき ひろし)
背番号12の左打ちのスラッガー。前年に傷害事件を起こして鑑別所に入り[8]、出所したことで教師陣が復学させることに難色を示したが、日向に才能を見出され野球部に加入する[9]。入部後に北野とのレギュラーを巡る揉め事もあったが、チームワークを重視したこと(というよりは守備に就くのは性に合わなかっただけ)で解決している。公式大会では県大会2回線の対開栄高校戦で上杉と交代する形で代打に登場、相手投手の投げたボールをわざと顔面に当てるが[10]、次の打席でピッチャー返しの勝ち越し本塁打を打つ(怪我自体がフェイクで、手当てをした松宮曰く怪我はしていないが絆創膏を貼れと言われて右目に貼っていた)。決勝戦の対東亜第一戦でも最終回に代打で打席に立ち、相手投手から逆転サヨナラの本塁打を打ち甲子園出場の切符を手にした。基本的に代打専門なので守備に付くことはないが、前述の開栄高校戦では上杉の代打だったため、描写はないがセンターを守っていた模様。伊達と同じく母子家庭で育っており一見水と油に見えるが、日向評では家庭環境からプライドの高さ、ケンカの実力まで似ていると言い、この二人が一度反りが合えばこれ以上わかり合える相手はいないと言う。
生徒
小田切 市子(おだぎり いちこ)
浅井貴明の幼馴染で渾名は「イッコ」。背が低く眼鏡をかけている、現代で言うならいわゆる地味子。浅井がツッパりはじめてからも常に気にかけていることを伊達らも薄々感じており、まともに野球を始めたことで一番喜んでいたのも彼女だった。練習試合で浅井が4番ピッチャーとして出場した際はスコアブックを付けることができるということでしのぶと共に臨時のマネージャーを買って出た
[11]
織部 しのぶ(おりべ しのぶ)
野球部メンバーの1学年上で3-Bの生徒。浅井曰くボリューム満点のグラマーで、互いに好意を持ち、浅井もまた彼女のために期待に応えようとする。


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