仮面ライダー
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この項目では、シリーズ第1作について説明しています。その他の用法については「仮面ライダー (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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仮面ライダーシリーズ
第1作仮面ライダー1971年4月
- 1973年2月
第2作仮面ライダーV31973年2月
- 1974年2月

仮面ライダー
ジャンル特撮テレビドラマ
原作石森章太郎
企画平山亨阿部征司
(第1 - 52話)
脚本伊上勝
監督竹本弘一
出演者

藤岡弘

佐々木剛

千葉治郎

宮口二朗

天本英世

潮健児

丹羽又三郎

小林昭二

声の出演納谷悟朗
ナレーター中江真司
音楽菊池俊輔
オープニング

レッツゴー!! ライダーキック
歌:藤岡弘、メール・ハーモニー(第1 - 13話)

「レッツゴー!! ライダーキック」
歌:藤浩一、メール・ハーモニー(第14 - 88話)

「ライダーアクション」
歌:子門真人(第89 - 98話)

エンディング

仮面ライダーのうた
歌:藤浩一、メール・ハーモニー(第1 - 71話)

「ライダーアクション」
歌:藤浩一(第72 - 88話)

「ロンリー仮面ライダー」
歌:子門真人(第89 - 98話)

言語日本語
製作
プロデューサー平山亨・阿部征司
(第53 - 98話)
製作毎日放送
東映

放送
放送局NET系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間1971年4月3日
- 1973年2月10日
放送時間土曜 19:30 - 20:00
放送枠テレビ朝日土曜7時30分枠の連続ドラマ
放送分30分
回数98

番組年表
次作仮面ライダーV3
特記事項:
仮面ライダーシリーズ」 第1作
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『仮面ライダー』(かめんライダー)は、1971年4月3日から1973年2月10日まで、NET系列で毎週土曜19時30分から20時(JST)に全98話が放送された、毎日放送東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
概要

本作品の基本線は、等身大のヒーローと怪人が対決する痛快SF怪奇アクションドラマである。従来の実写ヒーロー物とは一線を画した「異形」のヒーロー像と、人間ドラマとしての側面を極力抑えた勧善懲悪劇、怪奇ドラマ的な演出、そして颯爽とオートバイを駆って「ライダーキック[注釈 1]などのダイナミックなアクションを繰り広げる格闘シーンや、多彩な動植物をモチーフとした特異でグロテスクな怪人の登場が特徴。

漫画版は石森章太郎が担当し、少年向け雑誌『週刊ぼくらマガジン』(のちに『週刊少年マガジン』に連載誌を変更)に連載した。

本作品の終了後にも登場人物や敵対組織、または時系列や世界観そのものを変えた多くの作品が制作されており、それぞれの番組は基本的に、主人公となる「ライダー」(=仮面ライダー)の名称をタイトルとしている。一般にこれらを仮面ライダーシリーズと呼ぶ。

なお、1979年の第6作のテレビ番組名も同じく『仮面ライダー』だが、新聞や文献などでは「(新)」を番組名に付記する方法で本作品とは区別されていた[出典 1]。現在では同作品の主役ライダーである「スカイライダー」を番組名に付記する方法で区別されることがある。この第6作については『仮面ライダー (スカイライダー)』を参照のこと。
ストーリー

優秀な科学者にしてオートレーサーの大学生・本郷猛は、世界征服を企てる悪の秘密結社・ショッカーに捕われる。本郷の能力に着目していたショッカーは、アジトで1週間かけて彼をバッタの能力を持つ改造人間に改造する。しかし、本郷は脳改造される寸前、ショッカーに協力させられていた恩師・緑川博士に助けられてアジトから脱出する。以降、仮面ライダーとなった本郷は、ショッカーが送り出す怪人たちを次々に倒していく。

ショッカーは仮面ライダー打倒のため、フリーカメラマン・一文字隼人を仮面ライダー同様の改造人間に改造する。だが、一文字も脳改造の直前に本郷に救出され、もう1人の仮面ライダーとなる。

こうして誕生した2人の仮面ライダーは日本と海外に別れ、時には共闘しながら、オートレーサーとしての師・立花藤兵衛FBI捜査官・滝和也、自分たちに憧れる少年仮面ライダー隊などの多くの仲間たちの協力を得てショッカーと戦う。普通の人間に戻れなくなった悲しみを仮面の下に隠し、「人間の自由」[注釈 2]を守るために。
登場人物
仮面ライダー
本郷 猛(ほんごう たけし) / 仮面ライダー
第1 - 13、40・41、49、51 - 98話に登場[注釈 3]。本作品の主人公。城南大学[注釈 4]生化学研究室所属の科学者で、優秀なオートレーサーでもある。IQ600・スポーツ万能の超人的な才能を持つがゆえに、ショッカーに拉致され改造人間にされてしまうが、脳改造寸前に脱出し、正義のためにショッカーと戦うことを決意する。第13話を最後に海外へ渡り、主にヨーロッパ支部のショッカーと戦っていたが、第40話で死神博士を追って一時帰国する。その後も何度か帰国して一文字隼人と共闘し、第53話から再び日本でのショッカーの戦いに身を投じる。
一文字 隼人(いちもんじ はやと) / 仮面ライダー
第14 - 52、72・73、93・94、98話に登場。本作品のもう1人の主人公。フリーのカメラマンであり、同時に柔道6段・空手5段の腕前を持つ格闘技の達人でもある。その能力と素性をショッカーに見込まれ、第2の仮面ライダーとして改造されるが、脳改造前に本郷に救出され、ショッカーとの戦いを決意する。第14話より、海外に渡った本郷に代わって日本の守りにつくが、第52話以降は再び本郷と交代して南米へ旅立った。その後も何度か帰国し、ダブルライダーとして戦っている。
仮面ライダーの協力者たち
立花 藤兵衛(たちばな とうべえ)
全話に登場。本郷、隼人、滝和也からは親称として「おやっさん」と呼ばれている。本郷のオートレーサーとしての師。本郷の秘密をもっとも早く知った人物で、仮面ライダーの協力者として物心両面から支援する一方、トレーナーとして戦闘訓練にも立ち会ってライダーの実力を引き出した。当初はスナック・アミーゴを経営していたが、本郷が一時的に日本を離れるのと同時期にオートバイ用品店「立花オートコーナー」を開業し、立花レーシングクラブを立ち上げた。隼人や滝、レーシングクラブの女性メンバーたちに対しても父親のように接し、少年仮面ライダー隊を組織するとその会長に就任し、ライダーへの支援にいっそうの力を入れるようになる。
滝 和也(たき かずや)
第11、13 - 19、21 - 82、84 - 98話に登場。本郷の全日本モトクロス選手権大会におけるライバルに当たるオートレーサーで、ショッカーを追っていたFBIの特命捜査官。本郷と並ぶライディングテクニックを持つ。自分の結婚式がゲバコンドルに襲われたのを機に戦いに参加する。シナリオによれば結婚式もショッカーを追うための偽装結婚であったとされているが、劇中ではその後も既婚者とされている。隼人の登場とともに本格的にライダーと共闘するようになり、ショッカーによる犯罪の捜査や公的機関とのパイプ役などの役割を担う一方、戦闘やライダーの訓練でも本郷と一文字のパートナーを務めた。改造人間ではないが、捜査官としては優秀であり、戦闘員数人を相手に互角に渡り合う格闘力と優れた情報収集能力を持ってゲルショッカーの壊滅までライダーを支え続けた。少年ライダー隊結成後はその隊長を務め、子供たちの良き兄貴分にもなっていた。第98話でゲルショッカー壊滅によって日本での使命を終え、アメリカに帰還した。

藤岡の負傷による番組主役不在の穴を埋めるために急遽創られたキャラクターであり、藤岡の復帰が遅れたためにそのままレギュラー化した。


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