仮面ライダー龍騎
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平成仮面ライダーシリーズ
第2作仮面ライダーアギト2001年1月
- 2002年1月
第3作仮面ライダー龍騎2002年2月
- 2003年1月
第4作仮面ライダー5552003年1月
- 2004年1月

仮面ライダー龍騎
ジャンル特撮テレビドラマ
原作石ノ森章太郎
脚本

小林靖子

井上敏樹

監督田ア竜太
出演者

須賀貴匡

松田悟志

杉山彩乃

涼平

弓削智久

菊地謙三郎

久遠さやか

栗原瞳

森下千里

萩野崇

角替和枝

津田寛治

声の出演小山剛志
ナレーター鈴木英一郎
音楽

丸山和範

渡部チェル

オープニング「Alive A life」
歌:松本梨香
言語日本語
製作
プロデュース

圓井一夫(1 - 12)

中曽根千治(13 - 50)(テレビ朝日

白倉伸一郎

武部直美

製作

テレビ朝日

東映

ASATSU-DK[注釈 1]


放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2002年2月3日
- 2003年1月19日
放送時間日曜 8:00 - 8:30
放送枠テレビ朝日日曜朝8時枠の連続ドラマ
放送分30分
回数全50
公式ウェブサイト
特記事項:
平成仮面ライダーシリーズ」第3作
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『仮面ライダー龍騎』(かめんライダーりゅうき、欧文表記:MASKED RIDER RYUKI)[注釈 2]は、2002年2月3日から2003年1月19日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分(JST)に全50話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。

「平成仮面ライダーシリーズ」第3作である。キャッチコピーは「戦わなければ生き残れない!」。
概要

本作品は、平成仮面ライダーシリーズとしては作中で初めて「仮面ライダー」の言葉を用いた。設定や世界観に重きを置いた前2作とは趣を変え、「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」という人間同士の競争、それに付随する人間関係の描写を重視した作品になっている。

ライダー同士の戦いという破天荒なシチュエーションを採用、さらにはカードゲームの要素を取り入れたバトル方法を取り入れている。放送開始後は、ライダーが自身の欲望のために他のライダーと殺し合うというストーリーや、悪役であっても正式に「仮面ライダー」を名乗るという設定が、「子供番組としては不適切である」という意見も新聞投稿などに見られた。
あらすじ

西暦2002年。人間が忽然と失踪する事件が連続発生していた。真相を追うネットニュース配信社OREジャーナルに所属する見習い記者の城戸真司は、失踪者の部屋を取材中、奇妙なカードデッキを発見。その力で仮面の戦士に変身した真司は、鏡の中の世界に迷い込み、自分と同じような仮面の戦士がモンスターと戦っている光景を目撃する。

現実世界への帰還を果たした真司は、もう1人の仮面の戦士である秋山蓮や、彼と行動をともにしている神崎優衣から、連続失踪事件はミラーワールドに住むミラーモンスターによる捕食であること、仮面の戦士はミラーモンスターの力を行使できる超人仮面ライダーであることを知らされた。真司は、蓮が変身する仮面ライダーナイトと同じようにミラーモンスターと契約したことで、正式な仮面ライダー龍騎となり、ミラーモンスターから人々を守るために戦っていく。

仮面ライダーは全部で13人いるが、それぞれの目的のために、最後の1人になるまで戦わなければならない宿命にあった。

真司と蓮は、優衣の説得もあって共闘しながら、ミラーモンスターと戦っていく。だが、同時にライダーバトルは混迷を極めていく。
登場人物

劇場版初出のライダーは劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#本作品オリジナルの登場人物を参照。
13人の仮面ライダー
城戸 真司(きど しんじ) /
仮面ライダー龍騎
本作品の主人公で、モバイルニュース配信会社「OREジャーナル」の見習い編集員[1]。年齢23歳[1]。モンスターによる原因不明の失踪事件の調査中に訪れた榊原 耕一の自宅アパートで偶然カードデッキを拾ったことから、巻き込まれる形でミラーワールドやライダーの戦いを知り、モンスターから人々を守るために仮面ライダーとなった。変身時、「シャッ!」と気合いを入れる癖がある[2]。バイクはホンダ・ズーマーの赤。犬が苦手。普通の感覚を持つ一般的な青年だが、単細胞かつ天然で若干不器用。しかし、強い正義感と行動力の持ち主でもあり、何にでも首を突っ込まないと気が済まない性格[注釈 3]で、彼を知る人物からは、尊敬と侮蔑の両方の意味を込めて「バカ」呼ばわりされている[注釈 4]。金回りはあまり良くなく、蓮をはじめとする他人から借金をすることもしばしばである。道を覚えるのがあまり得意ではない。また、お人好しゆえに善人を装って近づいてきた敵対するライダーに騙されてしまうことも度々ある。当初はアパートに住んでいたが、数か月家賃を滞納したことで追い出され、一時職場である事務所に住み込んでいた。沙奈子に気に入られ、「仕事が休みの時は店を手伝う」という条件で、蓮とともに花鶏に居候することになる。料理を得意とし、特に餃子は料理の腕では一流である吾郎からレシピを聞かれた。ただし、片付けが苦手でイビキもうるさい。ライダー同士が戦って殺し合う宿命を止めることを願っていたが、蓮の本心や手塚から明かされた事実から、ライダーたちに命を懸けてでも叶えたい願いがあると知って苦悩する。それでも人を守るために戦う決意を曲げようとせず、志を同じくする手塚や香川らと接触するなどして奔走した。クセのない性格ゆえ、多くの事情を抱えるライダーと一人の人間として対等に接し、受け入れようとすることができる稀有な存在だが、そのすべてを受け入れようとする姿勢は自らの心に迷いを生じさせる要因にもなっており、蓮にもその点を指摘された。終盤で香川の遺した資料から戦いが無効になれば優衣が消滅してしまうことを知り、答えが出せないまま再び苦悩するが、すべてを知った大久保のアドバイスを受けて、ライダーバトル最後の日に自分の信じる戦いを止めたいという願いに辿り着く。しかし、現実世界に溢れ出たレイドラグーンから少女を庇って致命傷を負いながらも変身し、レイドラグーンを倒した後に蓮に看取られて死亡する。最後まで苦悩し続けたが、信じるものを貫き通そうとする強さは、蓮、北岡、手塚など多くのライダーに影響を与えた。最終回のエピローグにおける新世界では金色の蟹の取材に行く途中、ライダーだった者たちと顔を合わせていった。劇場版ではテレビシリーズ同様に戦いを止めようと奔走し、その渦中で出会った霧島美穂の心境に変化を与え、次第に彼女から好意を寄せられるようになる。11歳の時に優衣と出会っており、彼女との約束を破ったことがライダーバトルの遠因となってしまっていたことを知って苦悩。自身と瓜二つの存在であり、真司との融合を目論むリュウガの罠で一時は融合されるも分離し、激闘の末にリュウガを倒す。そして、蓮とともに、現実世界に現れたハイドラグーンの群れに突撃して物語は締め括られた。テレビスペシャルでは、ミラーワールドに引きずり込まれたところを榊原に救われ、瀕死状態でカードデッキを託されて二代目龍騎となる。榊原の意志を継ぎ、テレビシリーズ同様のライダー同士の戦いを止める目的を抱くが、そのために高見沢率いるライダー軍団から狙われる。オーディンによって龍騎のカードデッキを破壊されるが、ベルデから自分を庇って致命傷を負った蓮からナイトのカードデッキを授かり、2代目ナイトとなった。自身の正義と信念であるコアミラーを破壊して「戦いを止める」か、蓮の願いや意志を継いで蓮の分まで「戦いを続ける」か、二択の決断に苦悩する。「戦いを続ける」結末では、蓮と自分の見つけ出せなかった答えを見つけると同時に、蓮との友情に報いるために「戦い続ける」ことを選択し、ライダーたちに立ち向かって終了した。漫画版では、世界を荒廃させるほどの戦いの果てに最後の勝者となるも、戦いの目的はおろか自分が何者であったかすらも忘れてしまった。「戦いを止める」結末では、コアミラーを破壊し、一度は戦いを終結させて違和感を抱く平凡な日々を送っている際、鏡の中に映るライダーたちの姿と、カードデッキが手に握られていたことで戦いは続くと悟って絶叫した。漫画版では、龍騎のカードデッキは失っておらず、他のライダーたちに「人間はライダーの力に頼らずに自らの力で戦わなければならない」と諭し、コアミラー破壊によって完全に戦いを終結させている。


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