仮面ライダードライブ
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平成仮面ライダーシリーズ
第15作仮面ライダー鎧武/ガイム2013年10月
- 2014年9月
第16作仮面ライダードライブ2014年10月
- 2015年9月
第17作仮面ライダーゴースト2015年10月
- 2016年9月

仮面ライダードライブ
ジャンル特撮テレビドラマ
原作石ノ森章太郎
脚本三条陸
監督田ア竜太
出演者

竹内涼真

内田理央

上遠野太洸

稲葉友

吉井怜

井俣太良

浜野謙太

クリス・ペプラー

森田成一

松島庄汰

蕨野友也

馬場ふみか

片岡鶴太郎

ナレータークリス・ペプラー
音楽

鳴瀬シュウヘイ

中川幸太郎

オープニング「SURPRISE-DRIVE
歌:Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE
言語日本語
製作
プロデュース

佐々木基テレビ朝日

大森敬仁

望月卓(東映

製作

テレビ朝日

東映

ADK


放送
放送局テレビ朝日系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2014年10月5日
- 2015年9月27日
放送時間日曜 8:00 - 8:30
放送枠テレビ朝日日曜朝8時枠の連続ドラマ
スーパーヒーロータイム第2枠
放送分30分
回数全48
仮面ライダードライブ|テレビ朝日
特記事項:
平成仮面ライダーシリーズ」第16作
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『仮面ライダードライブ』(かめんライダードライブ、欧文表記:KAMEN RIDER DRIVE[注釈 1])は、2014年10月5日から2015年9月27日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全48話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公の変身するヒーローの名称。

キャッチコピーは、「この男、刑事で仮面ライダー!!」。
概要

平成仮面ライダーシリーズ第16作目。

主役となる仮面ライダードライブは自動車がモチーフとして設定され、シリーズで初めてバイクではなく自動車を運転するライダーとなっている[1][注釈 2]。ストーリー面では刑事ドラマの要素が取り入れられており、味方側の登場人物の大半は警視庁所属の人物で固められている[1][4]。警察に所属もしくは警察官が変身する仮面ライダーは過去にも存在したが、警察官が主人公となったのは初めてである[5]

ストーリー形式は過去の作品と同じく前編と後編の2話完結で1つの事件を描くスタイルであるが、エピソードによっては1話完結のストーリーを前振りとして次の2話に繋げる事実上の3話構成(第9-11話、20-22話)や、1話完結の事件2つを合わせて1つのエピソード(第12・13話)を構成する場合もある。全体としては、第24話までが第1部[6]、第36話までが第2部(警察編[7])、第37話以降が最終シリーズ(ロイミュード編[7])と大きく区分されている。またメインのストーリーは第47話で完結し、最終話(第48話)は次回作『仮面ライダーゴースト』とコラボした特別編[8][9]として位置付けられている。
あらすじ

西暦2014年。雨が降りしきっていたとある日、人類の滅亡を目論む謎の人工生命体ロイミュードが世界各地を襲撃した。ロイミュードの力によって周囲のあらゆるものの動きが鈍くされ、多くの人々が犠牲となった。後に周囲の動きが遅くなる現象は重加速やどんより、ロイミュード襲撃の出来事はグローバルフリーズと呼ばれるようになった。その同時期、警視庁の刑事泊進ノ介は同僚の早瀬明と共に爆破テロの犯人と交戦していたが、発生した重加速の影響で拳銃を誤射してしまい、その二次災害によって早瀬に重傷を負わせてしまう。同じ夜、巡査の詩島霧子は1体のロイミュードと遭遇して命の危機に陥るが、意志を持つミニカーシフトカーを使役して戦う仮面の戦士仮面ライダープロトドライブに命を救われた。

それから半年後。進ノ介はグローバルフリーズ発生後に設立された怪奇事件専門の部署特状課に左遷され、早瀬に重傷を負わせたという失態から無気力になり、サボっては同僚となった霧子によって部署に連れ戻される毎日を続けていた。そんなある日、人間が全身真っ赤になって意識を失うという殺人未遂事件が起こり、特状課は捜査に乗り出す。その捜査で進ノ介は人工知能を持ったベルトドライブドライバー(ベルトさん)と、ベルトさんが使役するシフトカーに出会う。やがて人間を襲うロイミュードを発見した進ノ介は腰に着けていたベルトさんに変身を促され、シフトカーの力で戦う戦士ドライブに変身し、ロイミュードを撃退した。その後、プロトドライブのことを知っていた霧子は進ノ介を秘密基地ドライブピットに案内し、ドライブのことは特状課にも漏らさないようにと告げる。やがて、プロトドライブが「仮面ライダー」と呼ばれていたことを知った進ノ介は、秘密の戦士仮面ライダードライブとして、ロイミュードとの戦いに身を投じる。一方でロイミュードも指導者であるハートと参謀格のブレンが動き出し、仮面ライダーと同等の力を持つ戦士魔進チェイサーを繰り出す。彼は敵でありながら、無関係の人間を決して襲わず、仮面ライダーとの一騎討ちを望むという高潔な一面を持つ戦士だった。戦いが激化する中、仮面ライダーマッハの資格者として訓練を積んでいた霧子の弟詩島剛がアメリカから帰国して仲間に加わり、ドライブピットは二人体制でロイミュードに立ち向かう。

そんなある時、ロイミュードの幹部ロイミュード001(フリーズ)により、人間と融合する新たなタイプのロイミュードが生み出され、人間を殺害するわけにはいかない仮面ライダー側は苦戦を強いられる。現れた融合進化態ロイミュードは早瀬の入院している病院を襲撃し、多くの市民が危機に陥った。進ノ介は早瀬の危機を目の当たりにし、ベルトさんの「仮面ライダーの正体は秘密でなければいけない」という反対を押し切り、ついに一般市民の目の前でドライブに変身する。こうして「警察官が仮面ライダーだった」ということが世間に知れ渡ることとなった。一方、魔進チェイサーことチェイスは、自身がかつてプロトドライブであったことを思い出すが、ハートたちと友情を誓い合ったこともあり、人間のためにもう一度戦うべきか否かについて思い悩んでいた。ハートはチェイス自身にその決断を委ねるが、かつて自身が救った霧子が危機に陥る様を見て、人間を救うことは自分の本能なのだと理解し、第3の戦士仮面ライダーチェイサーに変身、ロイミュードに反旗を翻す。

チェイサーが加入した後、進ノ介はかつて自分の父親泊英介を殺した犯人を逮捕する。しかし真犯人は、警察内部で人間に化けて暗躍していたロイミュード001こと真影壮一と、彼の手下である警察の幹部仁良光秀の2人だった。2人の策略に翻弄され、一時は特状課全体が世間から敵視されるという危機に陥るが、進ノ介は彼らの犯行を白日の下に晒し、特状課の名誉を回復すると共に真影=フリーズロイミュードを打倒、仁良を破滅に追いやることで父の仇討ちを果たすことが出来た。一方で、ロイミュードに洗脳されたふりをして彼らに従っていた剛の捜査で、ロイミュードの生みの親にして剛と霧子の父蛮野天十郎が、ベルトさん同様に意識体として生き延びていることが発覚。当初は特状課に手を貸す素振りを見せる蛮野だったが、それは全て罠だった。蛮野は悪の戦士ゴルドドライブに変身し、味方であるはずのハートたちをも踏み台にし、第2のグローバルフリーズを起こすために全世界に向けて牙を剥く。
登場人物
仮面ライダーの変身者
泊 進ノ介(とまり しんのすけ) /
仮面ライダードライブ
本作品の主人公。特状課巡査。身長185センチメートル。左利き。1990年12月24日生まれ[10]。23歳→24歳[注釈 3]。誕生日とクリスマスのプレゼントを一つに纏められることを不満に思っている。血液型はO型。一人称は「俺」。フリーズロイミュードの氷の針が効かない特異体質と強い意志力を持つ。ドライブの武器を外見だけで「ハンドル剣」「ドア銃」など(両者とも仮面ライダードライブの登場仮面ライダー#仮面ライダードライブを参照)と名づけるほどネーミングセンスが悪く、ベルトさんからは呆れられている。大の自動車マニアで、プライベートの愛車は日産・GT-R、オフィスの机の上を自動車の置物で飾り、多くの決め台詞にも自動車に関する単語を織りまぜている。特状課の面々によるとミルクキャンディ[注釈 4]が好物である。警察官の父親である泊 英介(とまり えいすけ)に影響され、殉職した彼の後を継いで警察官になった。かつては特殊班のエリート刑事だったが、事件の捜査中に重加速の影響による誤射により同僚の刑事で相棒だった早瀬を再起不能にしてしまい、島流しの形で特状課に転属された。以後はその事件のトラウマもあいまって仕事への情熱を失い、隙あらばひなたぼっこなどに興じてサボりを決め込む問題刑事になっていたが、一旦エンジンがかかれば熱血漢としての一面を見せる。「考えるのはやめた」というセリフが口癖だが、サボっている時とエンジンがかかっている時では意味合いが異なり、サボっている時は単なる面倒臭さから、ロイミュードに立ち向かう際は自らを奮い立たせるために発する。やる気を出したときや本気になったときは緩んだネクタイを締め直し、捜査の末に事件の真相に辿り着いた際には「脳細胞がトップギアだぜ!」という決め台詞と共に事態収束に向けて動き出す。事件の整理や推理を行う際には、彼の周囲を事件に関する複数のビジョンが浮かんで公転し、整理・推理が完了すると「繋がった」と呟く。2014年8月に特状課に配属され[11]、トライドロンとドライブドライバー(ベルトさん)を超人としての資質を見出されて与えられ[12]、配属後に起きた殺人未遂事件で犯人と目されるロイミュードに遭遇したことを機に、初めてドライブへと変身した。霧子に対しては、彼女のバディ(相棒)としての腕前を認める一方で、普段の彼女の言動については「小うるさい暴力女」という印象を持っていたため、当初は彼女を異性としては認識していなかった。その後、第43話でチェイスから「お前の愛する人も霧子なのか?」と尋ねられたことがきっかけで、内心では自分が霧子に惚れていたことに自覚する。霧子の弟でありもう一人の仮面ライダーである剛に対しては、当初はそのトラブルメーカーな性格に振り回されていたが、自ら無茶をしがちな彼のブレーキになることを宣言し、良い兄貴分となっている。剛からは霧子との関係の邪推を含めて「進兄さん」と呼ばれている。父の英介の殉職事件が与えた影響は大きく、真相を知ろうとして焦るあまりロイミュードが標的としていた人物の警護を疎かにしてしまい、チェイスから「人間を守るのが、仮面ライダーの使命ではないのか?」と一喝されることもあった。超進化態に生まれ変わったフリーズロイミュードの放った光弾を受け、一度は殉職してしまうが、ベルトさんが生命維持装置のような役割になっていたため細胞の死を免れており、りんなが開発したシフトトライドロンを使い、霧子の命がけの行動もあって蘇生。フリーズロイミュードを撃破し、後に泊英介殺しの真犯人である仁良を逮捕、因縁に終止符を打った。ゴルドドライブらとの最終決戦では、ハートやメディックと共に特防センタービルに潜入するが、シグマサーキュラーの攻撃で重傷を負う。だが、メディックの捨て身の治癒で再び力を取り戻し、ハートと共にシグマサーキュラーを破壊。その直後、敢えて生身の体でハートと最後の一騎討ちを行い、彼の消滅を敬礼をもって見送った。そして、ベルトさんとの別れの時、ホログラムで出現したクリム・スタインベルトにシフトブレスを手渡した。その数日後、自身と早瀬にとって因縁の相手であるテロ組織ネオシェードが眼魂(アイコン)と呼ばれるアイテムを研究所から盗み出した事件の捜査にあたるが、ベルトさんがいなくなったことに対する喪失感から、時折ベルトさんの幻覚を見るようになる。しかし、そんな進ノ介の心境を察した追田の励ましを受けて不安を拭い去り、「たとえ変身できなくても、ベルトさんがいなくても、俺は刑事で仮面ライダーだ!!」と決意を新たにし、ネオシェードとの戦いに決着をつけた。ネオシェードの事件が終わった後、巡査部長に昇進し、警視庁捜査一課に転属。英介と同じくエースとして長きに渡り活躍する。霧子とバディとして共に行動していき、後に結婚する。

名前は最初は立ち止まっているがエンジンが掛かると走り出すことから「ストップ(泊)&ゴー(進)」に由来する[13]

性格などの設定は、重複する要素が多い『仮面ライダーW』の照井竜 / 仮面ライダーアクセルとの差別化が意識されている[14][13]。メインライターの三条陸は、当初は泊進ノ介のキャラクター像を「ちょっとひねたクールガイ」と想定していたが、実際に起用された竹内とはイメージが異なると判断し、第9話から第11話にかけて「クールに格好つけていたが、根は熱い」という竹内本人に合わせたものへと変化させていった[15]。第32・33話での進ノ介の死と復活は『フォーゼ』でも主人公の死と復活が描かれていたため、あくまでも進ノ介の死に様を描くものとなった[16]

手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ
重加速が起きたときに現場にいたニンニンジャーを「忍者なのに派手な色はかえって怪しい」と誤認ではあるが逮捕する。
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号
事件が始まった時点(歴史改変がされた時点)、歴史改変の影響でショッカーライダーになってしまう。その後、正義のために戦う南光太郎 / 仮面ライダーブラックを目撃し、正義の心を取り戻す。
dビデオスペシャル 仮面ライダー4号
『仮面ライダー3号』のスピンオフ作品となる作品。「最初は自分が戦死、次に剛が戦死する」という歴史が繰り返すことによる既視感に気付き、ベルトさんとともに時間が巻き戻されていることを証明する。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー
レジェンドライダーの1人として登場。パックマンウイルスの事件を探る天空寺タケルと接触し、タケルにDr.パックマンの正体である財前美智彦の情報を与え、事件の解明に一役買う。テレビシリーズ最終回でベルトさんが地下深くに封印されたため変身はできない。


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