仮面ライダーストロンガー
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仮面ライダーシリーズ
第4作仮面ライダーアマゾン1974年10月
- 1975年3月
第5作仮面ライダーストロンガー1975年4月
- 12月
第6作仮面ライダー(スカイライダー)1979年10月
- 1980年10月

仮面ライダーストロンガー
ジャンル特撮テレビドラマ
原作石森章太郎
企画

平山亨

阿部征司

脚本伊上勝
監督塚田正熙
出演者

荒木茂

岡田京子

浜田晃

小林昭二

声の出演

柴田秀勝

納谷悟朗

ナレーター中江真司
音楽菊池俊輔
オープニング「仮面ライダーストロンガーのうた
歌:水木一郎
エンディング

きょうもたたかうストロンガー
歌:水木一郎、堀江美都子

「ストロンガーアクション」
歌:水木一郎、堀江美都子

言語日本語
製作
製作

毎日放送

東映


放送
放送局TBS系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間1975年4月5日 - 12月27日
放送時間土曜 19:00 - 19:30
放送分30分
回数39
特記事項:
仮面ライダーシリーズ」 第5作
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『仮面ライダーストロンガー』(かめんライダーストロンガー)は、1975年4月5日から12月27日まで、TBS系列で毎週土曜19時から19時30分(JST)に全39話が放送された、毎日放送東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
概要

仮面ライダーシリーズ」第5作目[1]。TBS系列となって初の作品であり、第1期昭和仮面ライダーシリーズ最終作である[2]

分かりやすく明快で力強い方向性が打ち出された作品とすることが目指され、西部劇のような放浪劇となっているのが特徴である[出典 1]。レギュラー登場人物はシリーズで最も少ない[2]

また、仮面ライダーシリーズでは東映生田撮影所で撮影された最後の作品となった[3]
あらすじ

大学生・城茂(じょう しげる)は、悪の組織ブラックサタンの秘密を知ったことで殺された友人・沼田 五郎(ぬまた ごろう)の仇を討つため、自ら進んでブラックサタンのアジトに乗り込む。そして、苦痛に耐えながら改造手術を受けて電気人間となった。自己催眠装置によって脳改造を免れて大首領への宣誓の場で反旗を翻した茂は、電波人間に改造された岬 ユリ子(みさき ユリこ)を救出し、ともにアジトから脱出に成功[注釈 1]

以後、茂は仮面ライダーストロンガー、ユリ子は電波人間タックルとして、各地をさすらいながらブラックサタンの奇械人と戦う。旅の途中、仮面ライダーアマゾンまでの歴代ライダーとともに戦った立花藤兵衛が加わり、3人旅となった。

ブラックサタンを壊滅させたストロンガーとタックルだったが、デルザー軍団が出現。デルザーの改造魔人を前にユリ子が命を落とし、ストロンガーはブラックサタンの科学者だった正木 陽一郎(まさき よういちろう)博士によって再改造されて改造超電子人間にパワーアップした。

そして、世界各地から歴代ライダーが次々と日本に帰国。ストロンガーは彼らとともに、デルザーとの最終決戦に臨む。
登場人物
主要人物
城 茂(じょう しげる) / 仮面ライダーストロンガー
本作品の主人公。改造当時22歳
[注釈 2]。城南大学アメリカンフットボール部時代の親友・沼田五郎を改造手術の失敗で死亡させられ、ブラックサタンを仇敵として狙う。第1話では登場直後から既にストロンガーとなっており、不敵に奇械人の前に立ち塞がる。自身の改造については第2話に回想として語られており、「天涯孤独で大学を出ても将来がないのなら、世界一強くなって、悪事を働きたい」と自らブラックサタンに改造人間被験者として志願。改造人間適正テストに合格して改造手術を施されるが、事前に用意していた自己催眠装置により脳改造を免れ、自我意識を保つことに成功した。改造が行われた地は「悪魔山」という奇械人改造用アジトで、ユリ子ともそこで出会った[ep 1]。口笛を吹きながら戦いの場に現れるほど斜に構えたニヒルな性格で、初対面の立花藤兵衛を「オッサン」呼ばわりする荒っぽさを見せながらも、奇械人を手玉にとるような言動や味方のユリ子すら欺く作戦を駆使するなど策士の面も見せていた。演じていた荒木しげるの要望もあり、次第に礼儀正しい面を見せるようになり、先輩ライダーのことを「先輩」と呼び、彼らと会話する際の一人称は「俺」ではなく「僕」を使うこともあった。両手が電磁コイルになっており、変身前でも簡易な「電タッチ」や「電ショック」が使用可能。もちろん、その電気を帯びている手で、むやみに他人や物に触れることは禁物である。よって常時、絶縁体でできた黒い手袋を両手に着用している。ちなみに着用している「S字シャツ」はオートバイ協力会社である「スズキ」のレーシングチームのユニフォームである。

茂のヘルメットの色は初期は黒だったのが、赤に黒の縦ラインが付いたものに変更されている。

デザイン画は前作『仮面ライダーアマゾン』の初期案であったドラゴンライダーと共通するイメージで描かれている[4]

岬 ユリ子(みさき ユリこ) / 電波人間タックル
改造当時17歳。城茂と同じく登場時からタックルとして確立されているが、明確な改造シーンは描写されていない。兄の守と共にブラックサタンに拉致され、改造手術を受けていたが、第2話でブラックサタンのアジトに拘束されていたところを脱走中のストロンガーが発見、脳改造の直前に救出されて共にアジトを脱走。ブラックサタンと敵対する反逆者となって茂と共に戦った。本人は至って負けず嫌いな性格で、茂とは手柄をめぐって口ゲンカが絶えない関係であったが、第30話の藤兵衛の独白により、内心では茂の足手まといになることを疎ましく思っていたことが明らかにされた。改造前の過去の経歴については、過去の記憶をほぼ失っているため、唯一残っていた守という兄がいたこと以外は作中において語られることはなかった。平山亨の小説では、「フランス・ニース生まれの16歳。父は貿易商で母は登山家。上高地・徳本峠山中で守と共にブラックサタンに拉致された」とある[5]。初期は瞬時にタックルに変身できたが、やがて一定のポーズと共に「エイッ!ヤー!トー!」という掛け声を発しながら変身するようになる(キーワード略式でも変身は可)。第30話でデルザー軍団のドクターケイトの致死性の毒液を浴びたことで、余命幾許もないことを悟る。この事実を藤兵衛だけに打ち明け、自ら淹れたコーヒーを茂に振舞いつつ、自らの夢を語る。そしてストロンガーの危機に必殺技ウルトラサイクロンを発動。仇敵・ドクターケイトを葬るが、それは諸刃の剣であり、茂への想いを胸に短い生涯を閉じる。

プロデューサーの平山亨による構想案では、死後にストロンガーと藤兵衛による再改造で蘇るという展開も存在した[6]

立花藤兵衛
第3話より登場。ガランダーの壊滅後、新たなオートレーサーのコーチになるべく、その候補を捜して求めて愛用のジープに乗りながら各地を旅している。その成り行きからブラックサタンの存在を知り、茂やユリ子に協力する。『X』や『アマゾン』の時とは違い、新しい仮面ライダー(ストロンガー、タックル)と対面しても驚いた描写はなかった。茂からは最初「おっさん」と呼ばれていたが後に「オヤジさん」に、ユリ子からは「おじさん」と呼ばれている。7人ライダー全員の父親的な立場を演じた。
他作品の登場人物

前作までに登場した仮面ライダーたち。デルザー軍団を追って海外から次々と帰国し、第35話のV3を機にストロンガーと共闘。
本郷猛 / 仮面ライダー1号
アメリカから帰国。
一文字隼人 / 仮面ライダー2号


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