仮面のメイドガイ
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仮面のメイドガイ
ジャンル
コメディ
漫画
作者赤衣丸歩郎
出版社富士見書房
掲載誌月刊ドラゴンエイジ
発表号2004年12月号 - 2012年4月号
巻数全15巻
話数全79話
アニメ
原作赤衣丸歩郎
監督迫井政行
シリーズ構成ふでやすかずゆき
脚本ふでやすかずゆき、井上敏樹江夏由結
キャラクターデザインあおい小梅
音楽大久保薫
アニメーション制作マッドハウス
製作メイドキングダム
放送局放送局参照
放送期間2008年4月 - 6月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『仮面のメイドガイ』(かめんのメイドガイ)は、赤衣丸歩郎による日本漫画作品、およびこれを原作としたテレビアニメ作品。目次

1 概要

2 登場人物

2.1 富士原家

2.2 大富士原家

2.3 小富士原家

2.4 学園関係者

2.5 メイド忍軍

2.5.1 構成員

2.5.2 幹部

2.5.3 奥の院


2.6 イギリス

2.6.1 ストロベリーフィールド家

2.6.2 マジカルメイド教団


2.7 龍玉神社

2.8 その他


3 主な用語

4 書誌情報

4.1 単行本

4.2 共演


5 ラジオドラマ

6 ドラマCD

6.1 第1弾

6.2 第2弾

6.3 強制御奉仕ドラマCD


7 テレビアニメ

7.1 声の出演

7.2 スタッフ

7.3 主題歌

7.4 各話リスト

7.5 放送局

7.6 他作品への登場


8 OVA

9 Webラジオ

10 ゲーム

11 脚注

12 関連項目

13 外部リンク

概要

富士見書房の雑誌『月刊ドラゴンエイジ』で2004年12月号より2012年4月号まで連載された。赤衣の商業デビュー作品である。大財閥財産相続権を持つがゆえに命を狙われる主人公・富士原なえかを守るために派遣された男のメイド「メイドガイ」ことコガラシが、奉仕という名目の元に様々な騒動を巻き起こすギャグ漫画。主人公の命を狙う刺客との戦いを交えつつも、基本的には騒動の巻き起こる日常の風景を描いており、各々のエピソードが1話ごとに完結する形式である。

2006年10月よりラジオドラマ化され、また、2008年4月よりテレビアニメが放送された。
登場人物
富士原家
富士原 なえか(ふじわら なえか)
本作の主人公
[1]。17→18歳の高校2年生[2]私立秀峰制覇学園2年C組。女子剣道部所属(副主将→主将)。大富士原財閥総帥・全重郎の孫にして、大富士原家財産・権利の第一権利保有者で、なえか自身は知らなかったが18歳になれば財閥の全財産を相続し、世界を統治する権利を持つ。すなわち世界屈指の令嬢だが、本人は金持ちとしての生活は自分をダメにすると考えており、祖父の邸宅を離れ、普通の住宅街で住んでいるものの、両親が行方不明で不在のまま弟と、祖父が派遣した護衛メイド達と暮らすようになった。バスト88cm以上の巨乳美少女で、その巨乳を友人の英子や美和を始めとする女性陣から妬まれてしまうことが多い。ことあるごとに新撰組戦国武将、剣の心などを持ち出す侍マニア。剣の腕は超高校級であり、各種大会で好成績を収め団体戦で大将を務めるほど。性格は庶民的だが、公言していた意志を簡単に曲げたり、やるべき事を途中で投げ出したりとやや我が侭なところがある[3]。しかも短気でかつ暴走がちで、もはや普通ではなくなってしまった周囲の環境に振り回され、あらぬ行動に出ることもしばしば[4]。また、無神経な言葉を吐いて無用なトラブルを招いてしまうこともままある。体重管理に余念がなく常にダイエットを試みており、部活動もダイエットの一環だが、周囲からは呆れられている[5]。運動神経は良いものの、学業方面は今ひとつで、体育実技以外は芳しくない。特に数学は毎回赤点を取り[6]、補習のために剣道大会を欠席して部員に迷惑を掛けるのもしばしばで、周囲からもその頭の悪さを度々突っ込まれ、問題視されている[7]。また、料理、掃除洗濯、病人の看護に至るまで家事全般の才能は皆無で、コガラシ、フブキが派遣されるまで自宅はごみ屋敷状態だった。更に自分の置かれた立場や、薬物反応等にもとても鈍感[8]。全重郎誘拐騒動にともなって、暫定的に「世界メイド総支配」を含めた大富士原家の財産・権利を継承、騒動終息後は全重郎のタヌキ寝入りによって、半ば強引に大富士原家を継ぎ世界統治をするハメになるが、認識力が鈍い故にVIP扱いにされた事も無自覚に等しい。一方で普通に女として異性との恋愛にも憧れているが、男女に関係無く、自分の乳絡み以外での人との出会いや付き合い(それも決まってトラブルになってしまう)が皆無な日々に辟易としている。
コガラシ
「メイドガイ」を自称する男性メイド。大富士原全重郎により、なえか専属メイド兼ボディーガードとして富士原家に派遣されてくる。年齢不詳で大正12年から活動が確認されているが、師匠・カミカゼ曰く人間年齢で換算すると60歳には満たないとのこと。白銀色の仮面で顔の上半分を隠し、エプロンドレスのような衣装を纏った筋骨隆々の大男。伸縮自在の長い黒髪を振り乱し、耳、歯、爪は鋭く尖り、常に不気味な微笑と共に威圧感を漂わせている。人並みはずれた身体能力、透視や催眠、飛行などの超能力、五感を含む計37の感覚器官など、超人的な能力の数々を有する。生命力も極めて高く、100年以上を生き、外的要因で死亡したとしても「メイド神の加護」によって即座に復活するなど、あらゆる点で人間離れした存在。下着はを着用し、戦闘時にはこれを伸縮自在の武器として使用する事もある。正義感が強く家事全般のスキルは超一流であり、頭脳明晰。大正時代から大日本帝国に雇われた護国メイドガイとして働くとともに、メイドガイ以外にもミュンヘン工科大学博士[9]MIT教諭、傭兵など、数多くのエキスパートクラスの職業を経験しており、専門的な知識や技術を数多く有する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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