以下
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「以上」はこの項目へ転送されています。文書の結語については「以上 (書状の後付)」を、御目見以上の略称である江戸幕府における武家の格式については「旗本」をご覧ください。

「以下」はこの項目へ転送されています。御目見以下の略称である江戸幕府における武家の格式については「御家人」をご覧ください。

ウィクショナリーに以上、以下、未満、超過の項目があります。

以上(いじょう)とは、ある基準よりも上であること、以下(いか[1])とは、ある基準よりも下のことである。

を限定する場合、数詞助数詞または割合を示す数を伴うことが通例であり[2]、現代語では、基準となる数量を含む。例えば、「3歳以下」は0?3歳を意味するが、「3歳未満」は0?2歳を意味する。数学では、以上及び以下を意味する記号として、それぞれ「」(しょうなりイコール)「≧」(だいなりイコール)を用いる(不等号)。

基準となる数量を含まない場合、数学では、以上の代わりに「より大きい」、「超える(こえる)」、以下の代わりに「より小さい」、「未満(みまん)」と表現する。法律用語でも、場合には数学と同様、以上の代わりに「超える」[3]、以下の代わりに「未満」[4]を用いるが、「超える」の場合はまれに「超過(ちょうか)する」と表現することもある。

ただし、古典語では、「以上」や「以下」に基準となる数量を含むか否かは必ずしも厳密ではない[2](例:御目見以上・御目見以下)。数学ではかつては、以上及び以下という表記であっても基準となる数量を含まないものもあり厳密ではなく、最近においてもこれらの区別がルーズに用いられる事もある事から、等号を含まない場合はその事を強調する為に「真に大きい」、「真に小さい」と表現する場合もある。法律用語でも、明治初期には、現代と異なる使い分けが定められたこともある[5]

を限定する場合以外の用法として、「期待__の大活躍」や「君__の実力がある」[6][7]などのように、数詞と助数詞もしくは割合を示す数を伴わず、基準となる程度と比較してそれより上または下であることを表す場合もある。「銀メダル以上確定」という場合は金・銀両方のメダルを指す[8]
脚注

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^ 古くは「いげ」といい、「いか」が一般化するのは中世末期ころであろうとされる(日本国語大辞典第2版・以下)。
^ a b 日本国語大辞典第2版、1巻p.968『以上』語誌欄より
^ 山口真弘「以上」、『法令用語辞典』 学陽書房ISBN 9784313113091、2009年、12頁。
^ 山口真弘「以下」 『法令用語辞典』、7頁
^ 物数及名称ニ以上以下等ノ文字記載方(太政類典・第二編・明治四年?明治十年・第四十一巻・官規十五・文書三)
^小学館 大辞泉『以上』語欄より
^三省堂 大辞林 第三版『以上』語欄より
^竹内決勝進出、「銀」以上が確定 女子パラレル大回転(msn 産経ニュース)

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更新日時:2019年3月20日(水)07:55
取得日時:2019/08/09 19:50


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