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出典検索?: "代議士の妻たち"
代議士の妻たち
著者家田荘子
発行日1987年11月
発行元文藝春秋
ジャンルノンフィクション小説
国 日本
言語日本語
形態ハードカバー
ページ数259
コードISBN 978-4163418803
ウィキポータル 文学
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『代議士の妻たち』(だいぎしのつまたち)は、家田荘子による日本の政治家の妻の日常生活を描いたノンフィクション小説で、1987年11月に文藝春秋から出版された。それを原作としたテレビドラマも制作された。 1986年に『週刊文春』に連載され、翌年秋、単行本として刊行された[1]。ノンフィクション作家・家田荘子による著作で、家田には、この前に『極道の妻たち』という話題作があり、これは東映によって、岩下志麻主演で映画化(監督・五社英雄)されヒットを飛ばしていた[1]。家田が取り上げている代議士の妻は全部で10人。全員自民党の代議士の妻である[2]。 代議士の妻たち 『代議士の妻たち』(だいぎしのつまたち)のタイトルでTBS系列の「月曜21時枠」で1988年4月4日から5月23日まで放映。主演は大原麗子。 TBSの市川哲夫プロデューサーが、出版元の文藝春秋の編集担当藤沢隆志にドラマ化を申し入れ、快諾を受け、連続ドラマ化された[3]。編成の担当者は田代冬彦[3]。脚本は市川とは3作目になる重森孝子が手がけた[3]。市川も週刊誌程度の政界情報は持ち合わせていたが、独りよがりは危ないので当時『報道特集』で、政治ネタの時にしばしば出演していた駒沢大学助教授の福岡政行にアドバイザーになってもらった[4]。 初回の視聴率は、14.0%(ビデオリサーチ)、14.4%(ニールセン)という数字であったが、2回目は17.8%に跳ね上がり[5]、5月23日の最終回は16.8%だった[6]。政治ドラマでも、やりようによっては数字を取ることができるということが証明されて、新しい鉱脈を探り当てた思いだったと市川は綴る[7]。主役夫婦を演じた大原麗子と山下真司は、翌年のNHKの大河ドラマ『春日局』(脚本・橋田壽賀子)でも、おふく(のち春日局)と稲葉正成として夫婦役を演じている[7]。 このドラマには、家田の原作には全く登場しない、清原代議士の愛人にして金庫番の女性秘書の役が設けられた[8]。モデルは「越山会の女王」[8]。落合多喜という役名で草笛光子が演じた[8]。放送終了後、かつて田中角栄に近い政治記者だった某取締役から、市川に連絡がきた[6]。「ドラマのビデオを全部ダビングして欲しいと昭さん(佐藤昭子)が、言って来てさ。何とかなるかい」とのことだった[6]。
概要
テレビドラマ
ジャンルテレビドラマ
原作家田荘子
脚本重森孝子
出演者各シリーズ参照
製作
制作TBS
放送
放送国・地域 日本
代議士の妻たち
プロデューサー市川哲夫
出演者大原麗子
山下真司 他
ナレーター市原悦子
放送期間1988年4月4日 - 1988年5月23日
放送時間月曜21:00 - 21:54
放送枠TBS月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数8
代議士の妻たちII
プロデューサー市川哲夫
出演者渡瀬恒彦
賀来千香子 他
放送期間1989年1月9日 - 1989年3月20日
放送時間月曜21:00 - 21:54
放送枠TBS月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
ドラマ特別企画 代議士の妻たちスペシャル
プロデューサー市川哲夫
出演者岩下志麻
西村晃
国広富之
鷲尾いさ子 他
放送期間1993年3月29日
放送時間月曜21:00 - 22:54
放送枠月曜ドラマスペシャル
放送分114分
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第1作
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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