代官町(だいかんちょう・-まち)は、日本の地名。その多くについて、代官屋敷(町)あるいは代官所にちなむものであることが確認されている(後述)。なお代官とは、幕府あるいは藩の直轄地の支配する地方官の職名である(『日本国語大辞典』)。 『角川日本地名大辞典』(角川書店)・『日本歴史地名大系』(平凡社)の記述から、以下の都市に「代官町」地名があったことが分かる(1.?2.)[1]。 米沢(山形県)[2]、古河・水戸(茨城県)[3]、宇都宮(栃木県)[4]、安中・館林・高崎(群馬県)[5]、甲府(山梨県)[6]、大垣(岐阜県)[7]、田辺(和歌山県)[8]、津和野(島根県)[9] 棚倉(福島県)、館林(群馬県)、川越(埼玉県)、茅ヶ崎・平塚(神奈川県)[10]、吉田(愛知県)[11] 弘前(青森県)[12]、亀田・本荘(秋田県)、鶴ヶ岡(山形県)、烏山(栃木県)、川越・岩槻(埼玉県)、江戸(東京都)[13]、小田原(神奈川県)、大野・松岡(福井県)[14]、松代(長野県)[15]、掛川(静岡県)、岡崎(愛知県)[16]、名古屋(愛知県)[11]、郡山(奈良県)[17]、松山(愛媛県)[18]、竹田(大分県)[19]
歴史的地名としての「代官町」
1.幕府・藩の首府となる城(陣屋)あるいはその城下に置かれた代官(役)屋敷に由来する「代官町」
2.幕府・藩の直轄地に置かれた代官所または代官(役)屋敷に由来する「代官町」
3.由来が不明であるか、由来についての記述がない「代官町」
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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