「代理」とは異なります。
代位(だいい、英: subrogation、独: Surrogation、仏: subrogation)とは、一定の理由に基づいて他人の権利を行使することを指して用いられる法律用語。当該権利を当然に取得する(法定債権譲渡;cessio legis)構成や管理処分権のみの取得とする構成がなされる。いずれにせよ当該他人の地位に立つようなものであることから、「代位」という。物上代位ないし物的代位と区別して、人的代位(仏: subrogation personnelle)ともいう。
さまざまな制度において用いられており、法律構成は制度によって異なるし、その目的は各制度ごとにさまざまであるが、弁済による代位や保険代位を指すことが多い。日本法ではあまり用いられない用語法ではあるが、ドイツやフランスにおける(広義の)代位は、後述の「物上代位」(仏: subrogation reelle、独: dingliche Surrogation)を含む。
具体例
共同抵当権における次順位者の代位(b:民法第392条
上述の代位と関連するが異なる概念として、物上代位ないし物的代位がある。ある物や権利の属性が当該物や権利に関連する他の物や権利にも及ぶことを指して用いられる。
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更新日時:2017年1月26日(木)19:40
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