代々木駅
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この項目では、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局の代々木駅について説明しています。過去に存在した京王線の駅については「代々木駅 (京王電気軌道)」をご覧ください。

代々木駅
西口(2012年7月)
よよぎ
Yoyogi


所在地東京都渋谷区代々木一丁目
所属事業者

東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細

東京都交通局駅詳細

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代々木駅(よよぎえき)は、東京都渋谷区代々木一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局都営地下鉄)のである。
乗り入れ路線

JR東日本の中央本線山手線の2路線、都営地下鉄の大江戸線が乗り入れ、接続駅となっている。また、各路線に駅番号が付与されている。

JR東日本:各線(後述)

都営地下鉄: 大江戸線 - 駅番号「E 26」

JR東日本の駅は、中央本線を所属線としている。中央本線・山手線とも複々線で、中央本線は緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみ、山手線は電車線で運行される環状路線としての山手線電車のみがそれぞれ停車し、急行線を走行する中央線快速山手貨物線を走行する埼京線湘南新宿ラインおよび特急列車は停車しない。

山手線:電車線を走行する環状路線 - 駅番号「JY 18」

中央・総武線(各駅停車):緩行線を走行する中央本線の近距離電車 - 駅番号「JB 11」

特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
歴史代々木駅周辺の白黒空中写真(1963年6月26日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
開業前

1885年明治18年)3月1日日本鉄道の品川 - 赤羽間が単線開業。現在の代々木駅付近に鉄道線路が敷設される。

1894年(明治27年)

9月23日大日本帝国陸軍の軍用線が新宿駅 - 青山軍用停車場間に開設[1]

10月9日甲武鉄道新宿 - 牛込間が開業[1]


1895年(明治28年)12月30日:甲武鉄道の新宿 - 飯田町間が複線化[1]

1904年(明治37年)8月21日:甲武鉄道の飯田町 - 中野間が電化[1]

1905年(明治38年):日本鉄道品川線の渋谷 - 新宿間が複線化。

開業後

1906年(明治39年)

9月23日:甲武鉄道の駅として開業[2]。当時は後に中央本線となる路線のみに駅があった(高架線の相対式ホーム)。

10月1日鉄道国有法により国有化[3]


1909年(明治42年)

10月12日線路名称制定により中央東線(後の中央本線)の所属となる[3]

12月16日:品川線が山手線と改称。山手線列車が代々木駅に停車開始。当時は現在の山手貨物線付近にホームが存在していた(地上線の相対式ホーム)。


1923年大正12年)9月:関東大震災でほぼ完成していた代々木駅の新駅舎に若干の被害が出る。

1924年(大正13年)12月5日:山手貨物線の原宿 - 新大久保開業に伴い、山手線・中央線のホームが現在地(高架線の3面4線)に移転。

1925年(大正14年)

4月:代々木 - 新宿間に中央線下りの乗り越し線完成。新宿駅の乗り換えが方面別に。

11月:山手線が環状運転開始。


1927年昭和2年)

2月7日新宿御苑大正天皇大喪の礼が執り行われ、代々木 - 新宿御苑仮停車場間が開業(9日まで)。

3月1日:代々木駅 - 信濃町駅間が複々線化。


1958年(昭和33年)12月1日:新宿寄りに乗り換え専用地下通路が完成し、使用を開始[4]

1976年(昭和51年)7月1日みどりの窓口の営業を開始[5][6]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅(中央本線所属)となる[7]

1990年平成2年)12月15日:西口に自動改札機を設置[8]

2000年(平成12年)4月20日:都営地下鉄大江戸線新宿駅 - 国立競技場駅間開通と同時に同局の駅が開業[9]。この開業に合わせ、JR東日本は西口駅舎を改築し、新宿寄りの乗り換え専用地下通路を延伸して北口駅舎を新設した。

2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカードSuica」の利用が可能となる[広報 1]

2002年(平成14年)5月30日:JR駅構内で火災が発生。山手線が全線ストップし、走行していた列車も緊急停車した。

2007年(平成19年)3月18日:東京都交通局でICカード「PASMO」の利用が可能となる[10]

2014年(平成26年)11月14日:みどりの窓口の営業を終了。

2015年(平成27年)10月24日:1・2番線(山手線ホーム)でホームドアの使用を開始。

2020年令和2年)7月7日:3・4番線(中央・総武緩行線ホーム)でホームドアの使用を開始[11]

駅名の由来

当駅に近かった代々木村に因む。

ただし、当駅所在地は代々木村(駅開業時点は合併して代々幡町)ではなく千駄ヶ谷町であり、在来の代々木地域には含まれない。地元住民にとって代々木といえば、当駅周辺より上原富ケ谷といった地域を指していた。

開業当時、代々木村に駅がなく(小田急小田原線京王線は開通前)人口が多かった(合併後で7万人)ことが背景と見られる。


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