仙台育英学園高等学校
(宮城野新校舎)
(多賀城校舎)1.宮城野校舎
2.多賀城校舎(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度17分05.0秒 東経140度59分06.0秒 / 北緯38.284722度 東経140.985000度 / 38.284722; 140.985000
仙台育英学園高等学校(せんだいいくえいがくえんこうとうがっこう、英:Sendai Ikuei Gakuen High School)は、宮城県仙台市宮城野区と同県多賀城市にある私立高等学校。この所在地の前までは、1945年まで宮城県仙台市青葉区本町2-21(現在の錦町公園の敷地)、1945年は仙台市立上杉山通小学校の敷地を借用し位置していた。
通称は「仙台育英」(英:Sendai Ikuei) 。秀光中学校とは併設型の中高一貫校[1]。 在校生徒数はに宮城野校舎、多賀城校舎の生徒合計で約3300人。 校舎は仙台市宮城野区の宮城野キャンパス及び多賀城市の多賀城キャンパスの2つで構成され、生徒はコースにより、2つのキャンパスのいずれかに所属する。 同校は、高校野球において甲子園大会の常連出場校として特に知られている。2022年に行われた第104回全国高等学校野球選手権大会において、東北勢として初優勝を果たし、春夏を通して初の優勝旗の「白河の関越え」を達成した[2]。また、春夏通じて100校目の甲子園優勝経験校となった。 制服は、男子はブレザー、2012年度以降の特別進学コースの生徒は紺の詰襟、女子は全国的にも珍しい濃緑のブレザー・スカートで、襟元に赤いリボンをあしらったものである。 2014年度より4つのコース名が改称され、英進進学コースI類は英進進学コース、英進進学コースII類は情報科学コース、フレックスコースI類はフレックスコース、フレックスコースII類は技能開発コースとして生まれ変わった。 運営法人は学校法人仙台育英学園
概要
なお、前橋育英高等学校、奈良育英高等学校、育英高等学校(兵庫)、鳥取県立鳥取中央育英高等学校との関連や交流は無い。
沿革
1905年(明治38年) - 加藤利吉、育英塾を設立する。
1913年(大正2年) - 仙台育英学校へ移行。東北高等予備学校併設。
1922年(大正11年) - 私立仙台育英中学校開校。創立者加藤利吉が校長に就任する。外記丁校舎。
1930年(昭和5年) - 現在の校歌制定。
1945年(昭和20年) - 外記丁校舎が仙台空襲により焼失。
1948年(昭和23年) - 財団法人仙台育英学園設立認可。学制改革により私立仙台育英高等学校開校。私立仙台育英中学校を併設。
1949年(昭和24年) - 宮城野原に新築校舎第一期工事落成移転。外記丁校舎の跡地は戦災復興事業により錦町公園となる(一部は愛宕上杉通りなどの道路に転用)。
1951年(昭和26年) - 学校法人仙台育英学園設立認可。加藤利吉が理事長に就任。
1955年(昭和30年) - 仙台育英高等学校、仙台育英商業高等学校併設。
1956年(昭和31年) - 仙台育英中学校閉校。
1962年(昭和37年) - 仙台育英高等学校・仙台育英商業高等学校とを併合。仙台育英学園高等学校となる。普通部・商業部と改称。
1963年(昭和38年) - 6月23日。日本初の高校生による国際奉仕クラブ。インターアクトクラブ結成[3]。100余名で発足。当時世界第一の規模を誇った[要出典]。
1976年(昭和51年) - 普通部・商業部を普通科・商業科と改称。
1984年(昭和59年) - 仙台育英学園高等学校、普通科・商業科を廃止し、全日制普通科総合コース制(県下初)を導入。特別進学コース、教養コース{2年時より、A国大進学コース・B私大進学文理コース・C簿記進学コース・D情報処理コース・E外国語コース・F体育コースの6コースに分かれる}設置。
1986年(昭和61年) - 外国語コースで女子受け入れ開始により共学化(全面共学化は後年)。
1989年(平成元年) - 硬式野球部が第71回全国高等学校野球選手権大会にて準優勝。
1993年(平成5年) - 全国高校駅伝大会にて、史上初の男女同時優勝。
1994年(平成6年) - 全国高校駅伝にて、女子が2年連続優勝。
1996年(平成8年) - 仙台育英学園秀光中学校開校。40年ぶりの中学校復活。
1998年(平成10年) - 広域通信制課程設置。
2001年(平成13年) - 硬式野球部が第73回選抜高等学校野球大会にて準優勝。
2003年(平成15年) - 秀光コース廃止。東北初の中等教育学校の秀光中等教育学校開校。
2005年(平成17年) - 学園創立100周年。全国高校駅伝にて男子が3年連続優勝を果たす。
2007年(平成19年) - 全国高校駅伝にて、男子が2年ぶり7度目の優勝を果たす。
2011年(平成23年) - 東日本大震災により宮城野校舎が被災、第一北辰・第二北辰以外の校舎が使用不可能に。
2012年(平成24年) - 硬式野球部が国民体育大会、明治神宮野球大会にて優勝。
2013年(平成25年) - 仙台育英学園 宮城野新校舎が竣工。
2014年(平成26年) - 硬式野球部が明治神宮野球大会にて、2度目の優勝。
2015年(平成27年) - 硬式野球部が第97回全国高等学校野球選手権大会にて準優勝。
2017年(平成29年) - 全国高校駅伝大会にて、女子が23年ぶり3度目の優勝を果たす。
2018年(平成30年) - 秀光中等教育学校前期課程修了者の受け入れる形で秀光コース復活。
2019年(令和元年) - 全国高校駅伝大会にて、史上初となる2度目の男女同時優勝。