仙台空港鉄道株式会社
Sendai Airport Transit Co.,Ltd.
SAT721系電車
種類株式会社
略称SAT
本社所在地 日本
〒981-1227
宮城県名取市杜せきのした5丁目34番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度9分55.43秒 東経140度53分45.67秒 / 北緯38.1653972度 東経140.8960194度 / 38.1653972; 140.8960194
仙台空港鉄道株式会社(せんだいくうこうてつどう、英: Sendai Airport Transit Co.,Ltd.[4])は、宮城県名取市で仙台空港線を運営している第三セクター方式の鉄道会社である。
略称は英称の頭字語の「SAT」。ロゴマークは一般公募作品の中から決定した。 運営路線の仙台空港線は2007年(平成19年)3月18日に開業した。これは東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の名取駅から分岐して仙台空港駅に至る、全長約7kmの空港連絡鉄道である。すべての列車が東北本線への直通運転により仙台駅 - 仙台空港駅間で運行されており、東北本線の仙台駅 - 名取駅間を含めて仙台空港アクセス線と通称されている。 会社設立は2000年(平成12年)であり、主な出資者は、宮城県・仙台市・名取市・岩沼市などの沿線自治体、およびJR東日本である。また、村山地方からの利用者が見込まれた山形県は、資本金の約 0.7%にあたる5000万円を出資した。 開業後の利用者数は当初の予想を下回っているが、沿線である杜せきのした駅前には商業施設イオンモール名取が開業するなど、空港連絡に留まらない沿線開発が期待されている。 東日本大震災の影響により多額の復旧費用が発生したほか、長期の運休により収入が減少したため、これ以上の経営悪化を防ぐため、村井嘉浩宮城県知事は2011年(平成23年)9月5日の記者会見で同社の駅舎や橋脚などの固定資産を宮城県が約85億円で買い取ることを表明した。これは、以前から同社の業績が予測を下回っていたため、検討されていた施策を前倒しで実施することになったものである。
概要
歴史「仙台空港鉄道仙台空港線#沿革」も参照
前史
1984年(昭和59年)3月 - 運輸省仙台陸運局長の諮問機関「仙台地方陸上交通審議会[† 1][5]」が、仙台空港への鉄軌道系アクセスの可能性の検討をすることを答申した[6]。
1991年(平成3年)12月 - 東北運輸局、JR東日本、宮城県、仙台市、名取市、岩沼市等の関係機関により、「仙台空港鉄軌道系アクセス検討会」が発足[6][7]。
1992年(平成4年)8月 - 関係機関に学識経験者も交えた「仙台空港鉄軌道系アクセス整備検討委員会」を設置[6]。
1994年(平成6年)4月 - 「仙台空港臨空都市整備基本構想」を策定[6]。
1999年(平成11年)
4月 - 運輸省東北運輸局長の諮問機関「東北地方交通審議会[† 1]」が、JR名取駅 - 仙台空港間の鉄道早期着工を答申[7]。
4月 - JR東日本と県が、アクセス鉄道事業の基本的事項について覚書を締結[6]。
会社設立後
2000年(平成12年)
4月7日 - 仙台空港鉄道株式会社を設立[6][8]。
6月14日 - 第一種鉄道事業の許可を取得[8]。
2002年(平成14年)12月5日 - 仙台空港線の起工式を国土交通省と共催[9]。
2005年(平成17年)
3月10日 - 同社のシンボルマークを一般公募により決定。
8月30日 - 仙台空港線の正式駅名(杜せきのした駅、美田園駅、仙台空港駅)決定。