仙台市立仙台高等学校
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仙台市立仙台高等学校

過去の名称市立仙台中学校
仙台高等学校
国公私立の別公立学校
設置者 仙台市
設立年月日1940年昭和15年)2月26日
共学・別学男女共学
課程全日制課程
単位制・学年制学年制(平成21年度より単位制導入)
設置学科普通科
学期2学期制
高校コード04166B
所在地〒981-8502
宮城県仙台市青葉区国見六丁目52番1号
北緯38度16分54.6秒東経140度50分1.5秒
外部リンク ⇒公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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仙台市立仙台高等学校(せんだいしりつ せんだいこうとうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区国見六丁目にある市立高等学校。通称は「仙高」(せんたか)。
目次

1 概要

2 設置学科

3 部活動

4 主な行事

5 沿革

6 アクセス

7 周辺の学校

8 主な卒業生

9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク

概要
校舎・設備・環境
教室棟は2棟あり南側が普通教室棟で、北側が特別教室棟である。体育館は校舎の西側と南側に合わせて2つある。また、望洋会館という生徒食堂や宿泊設備を備えた建物があり、エレベーターやスロープが設置されている。
校章・校旗・校是
校章の紋様である。1948年(昭和23年)「仙台高等学校」への改称と同時に制定された。図案自体は伊達家の紋所に由来する。竹は素直に伸びゆく様、竹の緑は平和の象徴、雀の飛形は青年の一途な意気を表すとされている。校旗は朱色の地に校章が描かれたものが定められている。校色である朱色は、若人の情熱を象徴したものとされる。校訓として定められてはいないが、自主自立が校是とされている。この文字が刻まれた石碑が職員玄関の近くに設置されている。なお、制服は存在しない。
生徒
1学年8クラスである。共学であるが、2006年度(平成18年度)まで男女別に入学定員を定めており、比率は男6に対し女4となっていたが、2007年度(平成19年度)入試よりこれを撤廃した。
成立
仙台高等学校の前身である仙台市立仙台中学校は1940年(昭和15年)に開校した。仙台市内では宮城県仙台第二高等学校の次に歴史が深く、戦後ベビーブーム期に新設された宮城県仙台第三高等学校よりも長い歴史がある。現在の校名「仙台高等学校」に改称されたのは1948年(昭和23年)で、この時に校名から「仙台市立」が外れた。1975年(昭和50年)の入学生から男女共学となる。仙台市内の男子普通高校では最も早い共学化であった。また、この年から、現在の青葉区国見に移転した。2009年(平成21年)から校名に仙台市立が付くようになり、仙台市立仙台高等学校となった。
その他


進路面では、かつては同じ仙台市内のナンバースクールに次ぐ進学実績があった。直近の進路状況(2011年度(平成23年度)卒業生)は、国公立大学合格者は32名(現役生20+浪人生12)であり、私立大学合格者は368名(現役生309+浪人生59)である。私立大で最も多い合格者数は東北学院大学の124名(現役生114+浪人生10)。

現在は部活動と勉強の両立という文武両道を掲げている。

2009年度(平成21年度)より単位制高校に移行することが決定した。進学型単位制高校として更に進路実績をあげることを目標とする。単位制実施を始めた初年度の卒業生である平成23年度は国公立大学現役合格者が20人、東北学院大学現役合格者が100人を超えるなど、どちらも昨年度より合格者が増え、一定の成果が上がっている。

2007年度(平成19年度)から鵬(フェニックス)プランと名づけられたキャリアプランを実施している。1年生次の分野別ゼミナールやボランティア学習など、生きる力づくりの学習も精力的に行われている。


設置学科

全日制

普通科


部活動

バスケットボール部
全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウィンターカップ)の第30回(1999年)および第31回(2000年)にて優勝している。

硬式野球部夏の全国高等学校野球選手権大会には1998年(平成10年)に1回出場している。

剣道部全国高等学校総合体育大会剣道大会団体の部において、男子は第42回(1995年)と第51回(2004年)の2回、女子は4回の出場経験がある。

吹奏楽部全日本吹奏楽コンクールには第42回大会(1994年)初出場。

情報処理部先端ソフトウェアコンテスト((財)仙台応用情報学研究振興財団・東北地域先端ソフトウェア研究会主催)では1993年(平成5年)に東北通商産業局長賞(最優秀賞)を受賞。優秀賞を受賞した東北電力やNTTなどを抑えての受賞であり、高校の部活動としては快挙であった。

放送部仙台高校放送部は2007年度(平成19年度)のNHK杯全国高校放送コンテストでは朗読部門の2名が全国大会へと進出している。

写真部夏期写真コンテスト・宮城県高等学校総合写真展全国高等学校総合文化祭等で各賞を受賞するなどの成績を残している。その他にも写真雑誌「CAPA」の月例コンテスト等においても入賞している。

主な行事

仙高祭 - 毎年
9月の上旬に行われる文化祭である。毎回、後夜祭に花火が打ち上げられている。

市立総体 - 仙台市立仙台商業高等学校仙台市立仙台工業高等学校仙台市立仙台青陵中等教育学校で争われる。

球技大会 - 毎年夏季に、2日間に渡ってクラス対向で行われる体育祭である。

修学旅行 - ホームルーム研修旅行と言う名称で2年生時の12月上旬に3泊4日で行われる。

沿革

1940年昭和15年)2月26日 - 市立仙台中学校として設立

1940年(昭和15年)3月11日 - 斎藤記念館および校舎を新築したばかりの荒町小学校[1]を仮校舎として開校。

1941年(昭和16年)6月21日 - 仙台市仲ノ町に校舎竣工(地図。現・西公園の南西部にあり、仙台空襲で全焼したのちスラム化したが、東北電力がプールを設置して市に寄贈し、市民プールとして長年親しまれた。現在は仙台市地下鉄東西線西公園駅の工事現場となっている)。

1945年(昭和20年)7月10日 - 仙台空襲で校舎が全焼。以降、荒町・南材木町国民学校および斎藤記念館にて授業を行う。

1948年(昭和23年)3月6日 - 北山五山の1つである満勝寺の東隣、仙台市北八番丁148番地に新校舎竣工(地図。跡地は現在、仙台市柏木市民センターや民間のマンションなどになっている)

1948年(昭和23年)4月1日 - 仙台高等学校に改称

1975年(昭和50年)4月8日 - 共学化に合わせ、仙台市荒巻字国見東山12番10号に新校舎を新築・移転(現在の校地)。

1992年平成4年) - 住居表示が実施され、仙台市青葉区国見六丁目52番1号に住所が変更になった[2]


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