仙台国際ハーフマラソン大会
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仙台国際ハーフマラソン大会
青葉通との交差点付近の東二番丁通りを走る参加者(2012年)
開催地 日本宮城県仙台市
開催時期5月
種類公道コース
距離ハーフマラソン ほか
最高記録車椅子:43分13秒
男子:59分43秒
女子:1時間07分59秒
創立1991年平成3年)
スポンサー仙台市、公益財団法人仙台市スポーツ振興事業団、宮城陸上競技協会、仙台市陸上競技協会、みやぎ障害者陸上競技協会、河北新報社東北放送
公式サイトwww.sendaihalf.com
プロジェクト:スポーツテンプレート

仙台国際ハーフマラソン大会(せんだいこくさいハーフマラソンたいかい)とは、宮城県仙台市にて開催されているハーフマラソン国際大会である。愛称は「杜の都ハーフ」。
概要

ハーフマラソンに加えて、5kmと2kmのコースも設定されており、約1万人が参加する。

日本学生陸上競技対校選手権大会で開催されなくなったハーフマラソン種目の受け皿の役割も期待されている。

招待選手は、仙台市の姉妹都市友好都市の外国人選手や学生、実業団連盟からの推薦選手である。

第17回大会は2007年(平成19年)5月13日に行われ、女子ではアテネオリンピック・女子マラソン金メダリスト野口みずき(シスメックス)が1時間8分54秒で優勝した[1]。なお、この記録は大会歴代2位。2位はコンスタンティナ・トメスク(ルーマニア)、記録は1時間10分24秒。
コース・種目

ハーフマラソンの部は、仙台市陸上競技場の東側を南北に通る市道八軒小路原町坂下線[2]をスタートして仙台市都心部に向かい、定禅寺通で最初の折り返しとなり、仙台市陸上競技場を通り越して卸町通で2回目の折り返しをして仙台市陸上競技場でゴールとなる。

かつては仙台市陸上競技場(旧・宮城陸上競技場)をスタートして、東部流通団地、長町地区、仙台市都心部を回り、定禅寺通から勾当台公園市民広場(仙台市役所前)に入ってゴールする公認コース(21.0975km)で開催されていた。さらに以前には、大崎八幡宮前を経由していたが、2007年のコース変更により大崎八幡宮前は経由しなくなった。

種目(2015年の場合)ハーフマラソン
(21.0975km)登録男子登録女子
一般男子一般女子
車椅子
5km男子女子
2km小学4-6年生男子小学4-6年生女子
中学生男子中学生女子
60歳以上男子60歳以上女子

年表

1991年平成3年)3月17日、第1回「仙台ハーフマラソン大会」開催。以降、例年3月上旬から中旬の開催が続いた。

2001年(平成13年)より、車いすの部も同時開催されるようになった。

2003年(平成15年)より、車いすの部が正式競技となった。女子・男子の順でスタートする。ゴールはハーフマラソンの部と同様に勾当台公園市民広場であるが、毎年スタート地点が異なり、距離も年々延びた。

2005年(平成17年)より、国際大会化され「仙台国際ハーフマラソン大会」に改称。7月上旬に開催時期が変更された。

2006年(平成18年)より、例年5月中旬の開催となった。

2007年(平成19年)より、ハーフマラソンが宮城野原公園東側の路上をスタートとするコースとなった。

2011年(平成23年)

3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生。

3月30日、実行委員会が開かれ、第21回大会(5月8日開催予定)の中止を決定した[3]。中止となった主な理由は、参加者のアクセス手段や宿泊施設の確保が困難であること、宮城県警や各種協力団体が災害対応に追われていること、コースが至る所で傷んでいること、多くの人々が犠牲になったことや不便な生活を余儀なくされている被災者の感情を配慮したことなど[3]

3月31日、第21回大会の中止が報道された[4]

10月1日、大会愛称の募集開始(10月31日まで)[5]

11月29日、翌年の第22回大会より、「杜の都ハーフ」の愛称とロゴマークの使用を開始すると発表された[6]


2012年(平成24年)の第22回大会より、仙台市民マラソンと統合・再編成して、1万人規模の国際大会へとリニューアルされた。

2020年(令和2年)4月1日、実行委員会が開かれ、新型コロナ感染拡大の影響で第30回大会(5月10日開催予定)の中止を決定した。

歴代優勝者

第21回・第30回・第31回は中止。
男子


開催日
優勝記録
選手名
所属

1
1991年3月17日1:03:57新宅永灯至三井生命
21992年3月15日1:03:43セルゲイ・ソコフベラルーシ
31993年3月7日1:03:53仙内勇大阪陸上競技協会
41994年3月13日1:03:47渋谷俊浩雪印
51995年3月12日1:03:58磯松大輔法政大学
61996年3月10日1:01:59ステファン・マヤカ山梨学院大学
71997年3月9日1:03:11ジュリアス・ギタヒ仙台育英学園高等学校
81998年3月8日1:03:18エリック・ワイナイナコニカ
91999年3月14日1:03:56神屋伸行駒澤大学
102000年3月12日1:02:28ジェームス・ワイナイナ仙台育英学園高等学校
112001年3月11日1:03:35高橋健一富士通
122002年3月10日1:03:57藤田将弘積水化学
132003年3月9日1:03:27藤井周一日本大学
142004年3月14日1:03:09保科光作日本体育大学
152005年7月10日0:59:43サムエル・ワンジルトヨタ自動車九州
162006年5月14日1:03:28ダニエル・ジェンガヤクルト
172007年5月13日1:02:29オンベチェ・モカンバアイデム
182008年5月11日1:01:55アルン・ジョロゲ小森コーポレーション


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