今昔画図続百鬼
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『今昔画図続百鬼』(こんじゃくがずぞくひゃっき)は、1779年安永8年)に刊行された鳥山石燕妖怪画集。雨・晦・明の上中下3巻構成。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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画図百鬼夜行』の続編にあたり、巻末に掲載されている目録 [1]から「後編」と称されていた作品であると見られる。前作は絵と妖怪の名称のみで構成された作品であったが、本作および以後のシリーズ作品ではそれらに加えて1体1体の妖怪に解説や讃としての文章が添えられていることが特徴である。巻頭は逢魔時、巻末は日の出が描かれており、妖怪たちが動きはじめるたそがれ時と、妖怪たちが姿を消す朝の太陽とを対比させた構成になっている。

『画図百鬼夜行』に較べ、土蜘蛛酒呑童子般若橋姫長壁姫(ぬえ)など芸能で広く認知されていた妖怪が多く描かれるようになったほか、陰摩羅鬼片輪車骨女などのように『諸国百物語』や『伽婢子[2]などのような説話集から題材を得たり、魍魎水虎野衾などのように『和漢三才図会』に掲載された記事を引用したり参考にするなどして描かれたものもあり、山精など中国の妖怪も含まれている。

いっぽうで、百々目鬼天井下大禿などのように典拠が明確ではない妖怪もあり、石燕による創作による部分が多い妖怪では無いかとも考えられている。同様の妖怪は続作(『今昔百鬼拾遺』)にも見受けられる。
収録作品
上之巻/雨

逢魔時(おうまがとき)

(おに)

山精(さんせい)

(ひでりがみ)

水虎(すいこ)

(さとり)

酒顛童子(しゅてんどうじ)

橋姫(はしひめ)

般若(はんにゃ)

寺つつき(てらつつき)

入内雀(にゅうないすずめ)

玉藻前(たまものまえ)

長壁(おさかべ)

丑時参(うしのときまいり)

中之巻/晦

不知火(しらぬい)

古戦場火(こせんじょうひ)

青鷺火(あおさぎび)

提灯火(ちょうちんのひ)

墓の火(はかのひ)

火消婆(ひけしばば)

油赤子(あぶらあかご)

片輪車(かたわぐるま)

輪入道(わにゅうどう)


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