今日から俺は!!
[Wikipedia|▼Menu]

今日から俺は!!
ジャンル
少年漫画
ヤンキー漫画
バトル漫画
ギャグ漫画
コメディドラマ
漫画
作者西森博之
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー増刊号
週刊少年サンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表期間1988年9月号 - 1990年8月号
1990年40号 - 1997年47号
巻数単行本:全38巻
ワイド版:全19巻
コンビニコミック版:全14巻/全38巻/全7巻
文庫版:全18巻
OVA
原作西森博之
監督もりたけし(#1)、案納正美(#2 - #10)
キャラクターデザイン大西雅也
アニメーション制作スタジオぴえろ
製作東宝、スタジオぴえろ
発表期間1993年 - 1996年
話数全10話
漫画:今日から俺は!! ?勇者サガワとあの二人編?
作者西森博之
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデーS
レーベル少年サンデーコミックス
発表号2019年1月号 - 4月号
発表期間2018年11月24日 - 2019年2月24日
巻数全1巻
話数全4話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ
ポータル漫画アニメテレビドラマ

『今日から俺は!!』(きょうからおれは)は、西森博之による日本の漫画作品である。またそれを原作にしたOVA作品及びオリジナルビデオ、劇場公開映画、テレビドラマの実写作品化もされた。通称「今日俺」[1]
概要

増刊少年サンデー』(小学館)にて1988年9月号から1990年8月号まで連載。その後掲載誌を『週刊少年サンデー』(小学館)に移し、1990年40号から1997年47号まで連載されて完結。コミックス版全38巻。ワイド版全19巻。コンビニコミック版全14巻(My First WIDE版)。文庫版全18巻。2012年4月時点で累計発行部数は4,000万部を突破している[2]

テレビドラマ企画が始まり久しぶりに復活した2018年11月24日発売の『週刊少年サンデーS』2019年1月号(小学館)にて『今日から俺は!! 特別編』が連載された[3]

作品の舞台は千葉県。架空の高校である軟葉高校とその周辺地域を舞台にしたヤンキーの日常を描くバトル漫画であり、コメディギャグ漫画。三橋貴志と伊藤真司が様々な敵と戦ったり珍事に巻き込まれたりする。各サブタイトルは全て「○○編」。

「不良モノ」の漫画には珍しく暴走族構成員があまり登場せず、田中良が女子を助けた時(3巻)や三橋の過去(18巻)などにのみ登場している。作中の不良の暴力性も比較的控えめで殺し合いレベルの戦闘はない。「ヤンキーギャグ漫画」でありながら下ネタが非常に少なく、また、恋愛関係においても主人公達は奥手であり性描写もない。

主に1990年代にヒットした漫画であったが、2018年から2020年にかけてテレビドラマ・実写映画化されリバイバルヒットした。
登場人物.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "今日から俺は!!" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2020年6月)

『声』の項はOVA版の声優、『演』の項にはテレビドラマ版および実写映画版の俳優を記載する。
私立軟葉高校

読みは「なんよう」[4]。共学制高校。通称軟高(なんこう)。典型的なヤンキー校であり、当初は開久高や忠実高から見下されていたが、三橋と伊藤が転校してきてからは裏での地位を高めた。2人が紅高の今井・中野・谷川・小山らと共に開久に攻め込み勝利したことで県内から一目置かれ、やがて元番格クラスの生徒も編入するようになり注目される。個性的な生徒が多く、毎回のように校内を巻き込むトラブルが起きる。偏差値はあまり高くない。
三橋 貴志(みつはし たかし)
声 - 松本保典演 - 三橋貴志[注釈 1](1994年劇場版)、賀来賢人テレビドラマ版、2020年劇場版)本作の主人公の1人。(自称)身長181cm。物語開始当時は15?16歳。OVA第5巻にてアルバイトの履歴書に昭和52年12月31日生まれと記入しているが、原作では軽井沢編で17歳であり、サイパム編で牡羊座と名乗っており、3月生まれと思われる。短ランを着込み、パーマを当てた金髪という出で立ち。それまではごく平凡な学生生活を送っていたが、高校1年の時の転校をきっかけにツッパる[注釈 2]。当初はツッパリを恐れていた。唐辛子を仕込んだ目つぶしを持ち歩くなど、勝つためには手段を選ばないずる賢い一面があり、金髪の悪魔と恐れられ、その噂は千葉全土に広まっている。口ぐせ及び勝ち名乗りは「俺は日本一強い」。状況によっては多少臆病になる[注釈 3]。伊藤と組んだ際は作中最強であり、敗北したことは一度もない。運動神経抜群で瞬発力に長けており、跳び技が得意。パンチやキックのスピードと威力は凄まじく、大抵の相手は一撃で倒している。空中で体の位置を変えて強引に攻撃するなど人間離れした動きも見せる。足の速さは他の追随を許さず、特に逃げを打った時は追いつける人物は存在しない[注釈 4]。また伊藤ほどの根性はないが持久力も高く、プロレスラーと張り合えるほどのスタミナを持つ。頭の回転(悪知恵)も非常に速く、用意周到であり冷静な計算で窮地を切り抜ける事も多い。屁理屈や啖呵を次々と発し、相手に不愉快な思いをさせることが得意。勝利の定義は「相手に自分より不愉快な思いをさせること」。自他ともに認める卑怯者であり、「俺は卑怯者と言われているが相手が1人で来る以上1対1でカタをつける」と語るが、逃げ続けて相手が疲れ切ったところを倒すなど、三橋本人は正々堂々のつもりでも周囲からは「卑怯」だの「セコイ」だのと評される。仲間想いな一面も持ち、普段は伊藤をからかいながらも心の底では彼を親友と認めている他、今井のことも仲間と認めている。端整で外見に限って言えば女子からは伊藤以上に好評を得ている。実は黒髪の方が金髪の時よりも周りの評判は良い[注釈 5]。理子を大切に思い、彼女に害をなす者を決して許さない。「千葉最強」「伊藤よりも強い」と言われており、伊藤を含め誰もそれを否定しない為、周囲からはそのように認識されている。実際、伊藤とどちらが強いかは作中では掲載されてない。三橋は自身の方が強いと思っている節があるが、内心「伊藤の方が強い」とも考えている模様[注釈 6]。中流家庭の出で容姿や性格は母親似。食い意地が張っており金銭欲[注釈 7]も凄まじいが、金が無くとも堂々と渡り歩ける生活力がある。学校では他人のパンや弁当を無断で食べたりしているが、周囲に食事をたかる際にはラーメンビフテキを要求することが大半である。また理子と出かけた際の発言からソフトクリームのことは見たことがなかった、もしくは知らなかった模様[注釈 8]。酒を飲むと人並み以上に温和で低姿勢になるが、体に触れた者に対しては普段以上に凶暴化して攻撃する。そして自分の体に触れなくても仲間に危害を加えられると同様に怒り、普段は口にしない仲間に対する思いを吐露している。オカルト関連のものが苦手だが、嫌いなのは祟りや幽霊などで、呪いの類いは平気。雷も苦手である[注釈 9]。クジ運が強く、伊藤のバイクを壊した際は当選した大型テレビで弁償した。また漢字をわざと訓読みする癖があるようでしばしば野球を「ノタマ」、地球を「チタマ」と言う描写がある。終盤では今井を圧倒した北山を仲間たちの助力と得意の悪知恵で倒すも、最終巻では相良に車で轢かれ、更に理子まで拉致される。重傷の状態で理子の救出に向かい、相良から身を挺して彼女を守り抜いた。卒業後は壮大な野望のため、伊藤と2人で北海道へと向かう。『天使な小生意気』10巻93Pに1コマだけ伊藤と一緒に、14巻62Pでは夕日をバックに伊藤と、12巻86Pにも1コマ、15巻の天使恵の男の中の男の想像に登場。また『お茶にごす。』3巻内表紙の船橋雅矢(まークン)が読んでいる漫画の中で三橋と伊藤が温泉を掘り当てるワンシーンが描かれている。『週刊少年サンデー』1995年50号のキャラクター人気投票の結果は、1,015票を獲得して第1位。
伊藤 真司(いとう しんじ)
声 - 堀秀行演 - 中倉健太郎(劇場版)、伊藤健太郎(テレビドラマ版、2020年劇場版)本作のもう1人の主人公。長ランを着込み[注釈 10]トゲトゲ頭という出で立ち。生真面目で義理堅く、正義感も強い。身長180cmらしい(髪も含めると205cm)。物語当時15?16歳。高校1年の時の転校をきっかけにツッパる。驚異的なタフネスぶりで実力は三橋にも劣らない。紅高の不良に絡まれた際には倒れていた木の電柱を抱え上げて振り回して撃退、という離れ業を披露したこともある。曲がったことを嫌い、特に大勢で一人を囲む多対一の場面では、囲まれた者を問わず何度も加勢している。三橋とは対立することもしばしばあるが、その人柄もあり軟葉高校では皆から慕われ、尊敬されている。三橋が基本的に「三橋さん」と呼ばれるのに対し、伊藤は「伊藤君」「伊藤ちゃん」と呼ばれることが多い。三橋からはしばしば「いたう」と呼ばれる。入学直後、勝つためには卑怯な手段も厭わない三橋のやり方に反感を抱き、一度袂を分かつ。しかし三橋が裏では白鳥の手下をひとりずつ倒すことで自身を助けていたと知り、和解。以降は無二の親友となる。ケンカでは卑怯な手を使わずに正々堂々と戦うため、搦め手や卑怯な手を使う相手には敗北したこともある[注釈 11]。最終巻では車に轢かれて重体の身ながら、持ち前の根性で相良を圧倒し勝利した。性格的には三橋と対照的だが、しばしば彼と一緒に悪乗りする場面もある。普段は三橋のワガママぶりに振り回されることが多いが、一方で彼の性格を知り尽くしているため、上手く動かすことができる数少ない人物の一人であり、理子ですら「やっぱり伊藤ちゃんにはかなわない」と述べている。裕福な家庭の御曹司。髪を下ろすとオタクのような外見になり、たびたび三橋に馬鹿にされ、本人もそれを気にしている。本人曰く髪のセットには40分かかるらしいが、一度だけセットなしでウニヘアーになった。酒に弱く、少しでも飲むと眠る。オヤジギャグを出すと場の空気を凍りつかせる。三橋同様、運動神経は抜群で腕っ節も強いが、怒りにより更に強くなる。感情が高ぶると、三橋に匹敵もしくはそれ以上の強さを発揮する。一方で恋人の京子が傍にいる場合などは、あまり喧嘩やいざこざを好まなくなる。卒業後の姿はトゲトゲ頭ではなかった。恋愛に関しても保守的な考えを持ち、京子とはプラトニックな恋人関係である。特徴的な髪型ゆえに「ウニ」「カッパ」呼ばわりされることが多く、コミックス4巻ではヤクザの刀で頭頂部を円形に斬られて実際にカッパヘアーになったことがある。また、在学中の時点で原付免許を所持していたようで、ホンダ・ディオを購入した際には「ディオ君」と呼び、バイクに触れた者を叩きのめしたり、何重にも鍵をかけるなど大切に扱っていたが、三橋が無茶な運転をしたため廃車となった[注釈 12]。『天使な小生意気』10巻93Pに1コマ、14巻62Pにも三橋とともに登場。『週刊少年サンデー』1995年50号キャラクター人気投票の結果は、582票を獲得して第3位。
赤坂 理子(あかさか りこ)
声 - 草地章江演 - 清野菜名(テレビドラマ版、2020年劇場版)ヒロイン。赤坂流道場の一人娘。元々は三橋や伊藤とは別の高校に通っていたが、三橋への好意から、軟葉高校に編入する。合気道の使い手で、小柄ながらヘタな不良よりも強く、一度は相良を投げ飛ばしている。容姿は周囲から可愛いと評価されており[注釈 13]、陰で彼女に好意を抱く男も多く、軟高転校前は恋文などをよくもらっていた。三橋と一緒にいることで、度々危険な目に遭っている。三橋をたしなめることの出来る数少ない存在であり[注釈 14]、一部からは影の実力者と実しやかに囁かれている。その影響でヘルメット男に軟葉の女番長と誤解され、狙われたこともある。三橋を「三ちゃん」と呼ぶ唯一の人物。ドラマ版では最初から軟葉に在学しており、風紀委員となっている。『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は240票を獲得して5位。
田中 良(たなか りょう)
声 - 菊池正美演 - 明賀則和(東映Vシネマ版)赤坂流の門弟で、理子に想いを寄せる少年。身長160cm。伊藤に匹敵するほど正義感が強く、誠実でいかなる状況でも漢気を見せる。一方、不良並みに気が強く口も悪い。腕っぷしは弱く、しばしばいじめられっ子を助けに入るが、返り討ちにあうことも多い。三橋には相手が複数なら、小学生にも負けると評されている。理子と同じ高校から共に転入してきた。小柄なのがコンプレックス。当初は弱かったものの、赤坂流の鍛錬には真剣に取り組み、物語終盤では開久の不良を倒している。愛称は「良くん」。小学生に惚れられて、三橋に助けを求めたことがある。三橋と伊藤を口では煙たがる素振りを見せるが、内心では認めている。軟高で三橋を呼び捨てにできる数少ない人物の一人。『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は126票を獲得して8位。
高崎 秀一(たかさき しゅういち)
演 - 川井博之(東映Vシネマ版)北川に服従しなかったため、彼に嵌められ地元の埼玉を追われ軟高にやってきた柔道男。二枚目な容姿と非道を見過ごさぬ倫理観、そこらの不良をものともしない腕っ節を備えており、転入直後から伊藤に匹敵する女子人気を獲得する。柔道の勝負では、三橋と伊藤を倒した。正義感が強く生真面目な一方、思い込みが強く相手の話をよく聞かない面もあり、三橋のことも根っからの悪人と即座に決めつけた他、他校の不良を問答無用で裁いたが、実際にはその不良に大義があったことでトラブルへと繋がった。クサい台詞を屈託無く連発する。当初は三橋の狡猾さを嫌悪していたが、北川事件解決を機に三橋を認めている。柔道を用いた実力は三橋や伊藤にも引けを取らないほどで、北川事件の後は様々な場面で三橋・伊藤と共闘している。最後は負けることを承知で三橋と伊藤のために、襲ってきた開久の不良達を1人でも多く倒すため奮闘する。三橋が認めている数少ない人物。(推定)身長177?179cmだが、足が短い。昔から人気者で、北川の妬みを買っていた。よく伊藤と京子がいちゃついている場面に遭遇する。とあるきっかけで良に惚れていた小学生に惚れられている。『天使な小生意気』の小林一文字、『道士郎でござる』の桐柳道士郎、『お茶にごす。』の樫沢光輝の原型となったキャラクターである[要出典]。
佐川 直也(さがわ なおや)
声 - 三木眞一郎真殿光昭演 - 柾木玲弥(テレビドラマ版、2020年劇場版)三橋と伊藤の学友[注釈 15]。不良ではあるが、明るい性格で喧嘩は弱く、自身より強い相手には下手に出る。「調子のいい不良」と自称し、「県外にまで名を轟かす三橋、伊藤のダチ」であるとして自己満足している。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:193 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef