今年の新語(ことしのしんご)は、三省堂の主催によって選定される各年を代表する新語を決定し公表するキャンペーン。正式名称は「三省堂 辞書を編む人が選ぶ 今年の新語(西暦年)」。 飯間浩明の個人ウェブサイト企画として実施。 [7] [6] [8]
目次
1 概要
2 各年の「今年の新語」
2.1 2014年「今年からの新語」
2.2 2015年
2.3 2016年
2.4 2017年
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
概要
2014年に三省堂の辞書編集者を務める飯間浩明が個人ウェブサイトとTwitterにて一般募集し選定・発表した「 ⇒今年からの新語」企画をもとに、同企画の反響を受け翌2015年から三省堂主催で始まったもので[1][2]、一般からの応募をもとに三省堂で辞書の編纂にあたる編集者らの選考委員が選考する。
選考に際しては、その年に誕生したかに限定せずその年に広まった言葉であることや、その年限りではなく今後定着し、辞書に載せてもおかしくない言葉であることが考慮されている[3][4][5][6]。また、本キャンペーンと同様に新語も扱う「ユーキャン新語・流行語大賞」と同じくならないように独自性を持った選考を心がけている[2]。
毎回上位10語と選外を選定し、上位10語に選定された新語は三省堂が発行する国語辞典三種「新明解国語辞典」「三省堂国語辞典」「三省堂現代新国語辞典」の各スタイルに合わせた語釈文(大賞は三辞書全て、2位 - 10位はいずれか一辞書の語釈)を添えて発表され、選外には大きな話題を集めたものの選考の結果辞書に載せるにふさわしくないと判断された新語が毎回3語ほど取り上げられ、選評ページにて不採用理由が掲載される。
各年の「今年の新語」
2014年「今年からの新語」
1位 - ワンチャン
2位 - それな
3位 - あーね
4位 - 安定の
5位 - 自撮り
6位 - プロジェクションマッピング
7位 - NISA
8位 - 危険ドラッグ
9位 - ?み
10位 - ぽんこつ
次点 - 壁ドン
2015年
大賞 - じわる
2位 - マイナンバー
3位 - LGBT
4位 - インバウンド
5位 - ドローン
6位 - 着圧
7位 - 言(ゆ)うて
8位 - 爆音
9位 - 刺さる
10位 - 斜め上
選外 - とりま、エンブレム
2016年
大賞 - ほぼほぼ
2位 - エモい
3位 - ゲスい
4位 - レガシー
5位 - ヘイト
6位 - スカーチョ
7位 - VR
8位 - 食レポ
9位 - エゴサ
10位 - パリピ
選外 - 神ってる、チャレンジ、IoT
2017年
大賞 - 忖度
2位 - インフルエンサー
3位 - パワーワード
4位 - ○○ロス
5位 - フェイクニュース
6位 - 草
7位 - 仮想通貨
8位 - オフショル
9位 - イキる
10位 - きゅんきゅん
選外 - 卍、プレミアムフライデー、熱盛
脚注^ ⇒KYは使われ始めて10年目??三省堂「今年の新語2016」とは? は デイリーポータルZ、2016年11月14日
^ a b “今年の新語:「忖度」が2冠達成 「卍」を巡って議論も”