今夜はビート・イット
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「今夜はビート・イット」
マイケル・ジャクソンシングル
初出アルバム『スリラー
リリース1983年2月3日
録音1982年
ジャンルハードロック/R&B
時間4分16秒
レーベルエピック・レコード
作詞・作曲マイケル・ジャクソン
プロデュースクインシー・ジョーンズ
チャート最高順位


米国1位(Billboard Hot 100

英国3位

マイケル・ジャクソン シングル 年表

ビリー・ジーン
(1983年 (1983))今夜はビート・イット
(1983年 (1983))スタート・サムシング
(1983年 (1983))

ミュージックビデオ
「Beat It」 - YouTube


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「今夜はビート・イット」(原題:Beat It)は、マイケル・ジャクソンの楽曲、及びアルバムThriller』から3作目のカット・シングル。
概要

ハードロックR&Bの融合が特徴的で、エドワード・ヴァン・ヘイレンスティーヴ・ルカサーポール・ジャクソン・ジュニアのギタリスト3人が参加しており、エディはギター・ソロも担当している。エディは、ビクトリーツアーの一公演に飛び入りで参加し、ソロ・パートを弾いている(その時の写真や動画が少なからず存在する)。ミュージック・ビデオは、ウエスト・サイド物語をモチーフとしている[1]。2008年2月に発売された『Thriller 25』には、この曲をリミックスしてファーギーのボーカルをフィーチャーしたものが収録されている。また、PVには本物のギャングが参加している。
エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターソロ

ハードロックバンド ヴァン・ヘイレンのリード・ギタリストであるエドワード・ヴァン・ヘイレンはギター・ソロを追加して欲しいと依頼された[2][3]。最初にクインシー・ジョーンズから連絡を受けたとき、いたずら電話かと思った[4]がその電話が本物であることを確認した彼は、ギタリストのアラン・ホールズワースから借りたハートリー・トンプソンのアンプを使用し[5]、ギター・ソロを録音した[6]

クインシー・ジョーンズとマイケル・ジャクソンがこの曲の「スケルトン・バージョン」をエディの家に持参しギター・ソロは録音された。ギタリストのスティーヴ・ルカサーは「最初、エディが良いソロを弾いてとてもロックだったんだがクインシーが強すぎるというんだ。だから自分はディストーションギターのサウンドを減らさなければならなかった。それがリリースされたんだ」[6]と回顧する。二つのバージョンのギター・ソロが録音された[4]

エディのギター・ソロが始まる直前、誰かがドアをノックするような音が聞こえる。一説にはエディのレコーディング・スタジオに入ってきた人だとも言われる。別の話では、自分のギターを叩いたのだとされる[7]。だが実際にはその音はマイケル・ジャクソンがドラムケースを叩いた音であるとアルバムのライナー・ノーツに記されている。

エンジニア達は、レコーディングの最中にエディのソロの音でコントロール・ルームのモニタースピーカーが火を噴いたことに驚き、「これは本当にすごいものに違いない!」と叫ぶに至った[8]

ちなみに、エディはこのギターソロ・レコーディングに無償で参加してしまったため、あとでデイヴィッド・リー・ロスに怒られたという。
反響

アメリカビルボード誌では、1983年4月30日に週間ランキング第1位を獲得。ビルボード誌1983年年間ランキングは第5位。

ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」において、それぞれ185位[9]と81位[10]にランクイン。
パロディ

この曲は人気の高さから、パロディの題材に使われることも多い。以下はいくらかの事例である。

アル・ヤンコビックの1984年のヒット曲“Eat It”(邦題:「今夜もイート・イット」)は、ミュージック・ビデオも含めてこの曲のパロディ。元の曲名の“Beat It”から「B」を抜き、好き嫌いの多い子供に「とにかく食え」と言い聞かせる歌詞に変えている。ギターソロはリック・デリンジャー

1989年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』中では同曲が未来のカフェのシーンで使用され、店内のビデオモニターの中に、マイケルを装った別人が登場している)。

日本では、NHKのテレビ番組『ハッチポッチステーション』内コーナー「What's Entertainment?」において、グッチ裕三が「マイケル・ハクション」として、この曲とミュージック・ビデオのパロディで「やぎさんゆうびん」を歌った。

2008年、フォール・アウト・ボーイがこの曲のカヴァーをダウンロード販売(ギター・ソロは、ジョン・メイヤー)。

カバー

藤井風 - 『HELP EVER HURT NEVER』初回限定盤(2020年)および『HELP EVER HURT COVER』(2021年)

脚注^allmusic.com
^ Taraborrelli 2004, pp. 224?225.
^ Shields, Gerard (April 22, 1983). “Motown going strong into the '80s”. 2012年3月14日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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