今夜、世界からこの恋が消えても
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今夜、世界からこの恋が消えても
著者
一条岬
発行日2020年2月22日
発行元KADOKAWA
ジャンル小説
日本
言語日本語
形態文庫判
ページ数320
次作今夜、世界からこの涙が消えても
コード.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-04-913019-5文庫判

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『今夜、世界からこの恋が消えても』(こんや、せかいからこのこいがきえても)は、一条岬による小説[1]。通称は「セカコイ」[2]

2019年に第26回電撃小説大賞(メディアワークス文庫賞)を受賞している[1]。受賞時のタイトルは『心は君を描くから』[注 1][3][4]

本作は韓国でも人気があり、韓国語版が2022年2月時点で20万部超えの大ヒットとなっている[2][5]。2022年12月にはシリーズの全世界累計部数が75万部を突破した[6]

眠るとその日一日の記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患った女子高生と、彼女に幸せな日々を送ってほしいと献身的に支えながらも、自らも大きな秘密を隠し持っている同級生の男子の儚く切ない恋愛を描く。

2022年7月29日に映画版が公開[5]。2022年の国内の年間文庫本ランキングで7位となる[7]

韓国における2023年上半期ベストセラー小説部門では本作が5位に、続編の『今夜、世界からこの涙が消えても』が13位を記録した[8]

2023年4月、日本・韓国・中国版書籍のシリーズ合計が90万部を突破した[9]
あらすじ

高校生・神谷透の前の席の下川がいじめのターゲットにされ始めた。透が止めさせようとすると、いじめの主犯格の男が「今日中に一組の日野真織に告白してくれば止めてやる」と言い出した。透は真織に嘘の告白をしてしまうが、真織が「放課後までお互い話しかけない」「連絡のやり取りは簡潔にする」「本気で好きにならない」という3つのルールを守ることを条件にOKの返事が返ってくる。

ふたりは付き合い始め、お互いに一緒に過ごす時間をとても幸せに思い、惹かれ合っていく。透は恋を嘘に出来なくなり、真織に「好きになってもいいかな」と尋ねる。しかし、真織は迷いながらも「前向性健忘っていってね。夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」と自分の病気のことを打ち明ける。

新しい記憶が蓄積できず、寝ると毎日記憶がリセットされる真織は手帳や日記にその日一日の出来事を書き留め、翌朝に復習することで記憶をつなぎとめていた。透は、そんな彼女の日記を楽しいことで埋めたい、前向きに生きられるようにと献身的に向き合っていく。
登場人物
神谷透(かみや とおる)
主人公。高校生。公営団地で父親と二人暮らし。母は透が小学1年の時に病気で他界している。その後は中学1年だった姉・早苗が母代わりになって家事などをやってくれていた。嘘の告白から始まった恋だったが、真織をとても大切に思っている。
日野真織(ひの まおり)
透の恋人。高校生。特進クラスの一組。透のことを「私の彼氏くん」と呼ぶ。事故で「
前向性健忘」を患っており、眠りにつくとその日の記憶がリセットされる。
綿矢泉(わたや いずみ)
高校生。真織の親友。美人だが気難しそうと周囲に思われている。透のことは信頼しており、真織と透と3人でよく一緒に行動している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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