元衆議院議員の「今井雅人」とは別人です。
今井 正人
いまい まさと
マラソングランドチャンピオンシップ
(2019年9月15日撮影)
選手情報
フルネーム今井 正人
ラテン文字Masato Imai
国籍 日本
競技陸上競技
種目長距離走・マラソン
所属トヨタ自動車九州
大学順天堂大学スポーツ健康科学部卒業
生年月日 (1984-04-02) 1984年4月2日(40歳)
出身地・福島県相馬郡小高町
(現・南相馬市)
身長169cm
体重55kg
自己ベスト
1500m3分52秒36
5000m13分47秒15(2014年)
10000m28分18秒15(2010年)
ハーフマラソン1時間02分37秒(2005年)
マラソン2時間07分39秒(2015年)
編集
今井 正人(いまい まさと、1984年4月2日 - )は、陸上競技(長距離走・マラソン)選手。福島県相馬郡小高町(現・南相馬市)生まれ。妻はRKB毎日放送元アナウンサーの川添麻美。トヨタ自動車九州所属。2024年3月に現役引退を表明し、同社で指導者。2024年4月から順天堂大学スポーツ健康科学部の非常勤講師を兼任[1]。 小高町立小高中学校→福島県立原町高等学校→順天堂大学スポーツ健康科学部→トヨタ自動車九州所属。 小中学校時代、野球部に所属しながら、駅伝でも助っ人として活躍し、小高中3年の1999年度に中学生枠で都道府県対抗男子駅伝の福島県代表に選ばれ、区間3位の成績を残した。そこで、当時早大のエースで将来を嘱望された佐藤敦之(福島県出身)と出会った。原町高校進学後、本格的に陸上競技を始める。高校1年生時には県高校新人5000mで優勝。2年の都道府県対抗駅伝では5区で区間新記録を樹立した。高校3年時にインターハイ5000mで5位(日本人2位)。各種駅伝、クロスカントリーでも強さを見せていた。 順天堂大学に進学し、今井は1年生ながら2004年・第80回箱根駅伝ではエース区間の2区を走り区間10位だった。ただ、このときラスト3kmの上り坂での走りが素晴らしく、後の今井の5区起用とそれによる才能の開花の伏線となった。 2005年・第81回箱根駅伝では、5区(小田原→箱根・芦ノ湖の区間)の標高差775mの上り坂をまるで平地のように疾走し、前年5区で金栗四三杯(最優秀選手賞)獲得の鐘ヶ江幸治(筑波大学・日本学連選抜)の9人抜きを超える5区史上最多の11人抜きを達成し、かつ中井祥太 2006年・第82回箱根駅伝では、故障明けの実戦ながらも順天堂大学に17年ぶりの往路優勝をもたらした。この年から5区の距離が延び、最長区間となった同区で区間賞でゴール。5区でたすきを繋いだ時点では6位だったが、天候の悪い最悪のコンディションながら、まず前の4人をごぼう抜きし、17km地点過ぎで山梨学院大学の森本直人を捉えて5人抜きの単独1位になり、あとは一人旅のまま往路優勝へ導いた。今井のその走りは高く評価され、3区で区間新記録を出した佐藤悠基らを抑えて2年連続で金栗杯を手にした。 順大陸上部主将として臨んだ2007年・第83回大会で今井は、トップから4分9秒遅れの5位で4区佐藤秀和からたすきを受けた後、驚異的なペースで上り坂を駆け抜け、16km地点で首位に躍り出た。更に前年自らが出した区間記録を25秒更新する1時間18分5秒でゴール、順大を2年連続の5区逆転往路優勝、そして6年ぶりの総合優勝に導くとともに3年連続区間記録更新という5区史上前人未到の記録を打ち立てた。(3年連続区間新は武井隆次(早大)以来5人目だが、3年連続同区間で記録したのは今井が初である。
来歴・人物
箱根駅伝で大活躍