今ここにある危機とぼくの好感度について
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今ここにある危機とぼくの好感度について
How to be Likable in a Crisis
ジャンル
テレビドラマ
渡辺あや
演出柴田岳志
堀切園健太郎
出演者松坂桃李
鈴木杏
渡辺いっけい
高橋和也
池田成志
温水洋一
斉木しげる
安藤玉恵
岩井勇気
坂東龍汰
吉川愛
若林拓也
坂西良太
國村隼
古舘寛治
岩松了
松重豊
ナレーター伊武雅刀
音楽清水靖晃
国・地域 日本
言語日本語
製作
制作統括勝田夏子
訓覇圭  
制作NHKエンタープライズ

放送
放送チャンネルNHK総合
NHK BS4K
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ2音声
副音声による解説放送
放送国・地域 日本
放送期間2021年4月24日 -5月29日
放送時間土曜 21:00 - 21:49
放送枠土曜ドラマ
放送分49分
回数5
公式ウェブサイト
特記事項:
BS4Kでは4月30日放送開始。金曜 18:00 - 18:49に放送[1]
5月15日(BS4Kでは5月21日)は、5月15日に総合テレビで『プロ野球2021巨人×阪神」』中継(17:30 - 21:05[2])を放送したのに伴う特別編成が組まれたため、放送休止。
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『今ここにある危機とぼくの好感度について』(いまここにあるききとぼくのこうかんどについて、: How to be Likable in a Crisis)は、NHK総合土曜ドラマ」枠で2021年4月24日から5月29日まで、NHK BS4K2021年4月30日から放送された日本テレビドラマ[3][4][5]。主演は松坂桃李[3][4][5]。全5回[3][4][5]

名門大学で次々と起こる不祥事に翻弄される大学の広報マンの姿を通し、ブラックな笑いを交えながら現代社会が抱える矛盾と、そこに生きる人々の悲哀に迫るブラックコメディー[3][4][5]渡辺あやによるオリジナル脚本作品[3][4][5]

ギャラクシー賞月間賞(2021年5月度)と、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞 テレビ・ドラマ部門 大賞を受賞[6][7]
あらすじ

神崎真は、テレビ局のアナウンサーであった知名度やマスコミ出身というキャリアを買われ、学生時代の恩師である総長・三芳からのオファーを受け、名門・帝都大学の広報担当者として中途採用される。

しかし有名教授の研究不正疑惑や研究施設からの外来生物の流出事件など、帝都大学では数々の不祥事や問題が持ち上がる。

大学上層部の意向を受け、学内外からの批判を回避するため真は尽力するが、そこには優柔不断な総長を筆頭に、隠蔽体質の理事や広報部の上司、正義感の強い新聞部の学生たちの影響で数多くの難題が待ち受けていた。
登場人物
主要人物
神崎真〈34〉
演 -
松坂桃李[3][4][5]帝都大学の広報マン。前職はテレビ局のアナウンサー。好感度を気にするあまり一見意味があるようで実際は中身がスカスカの「何か言ってるけど何も言ってない」話しかしない。そのためAIではないかと揶揄されている。アナウンサー時代のトラウマでテレビカメラに写されることに恐怖を感じる。
木嶋みのり
演 - 鈴木杏帝都大学生命科学センターの非正規の若手研究者。大学時代の神崎と一時期交際していた。岸谷教授の論文不正を告発後、大学に退職届を出し実家のスナックを手伝っていたが、不正を理事会に隠蔽されると昔の研究仲間が呼んでくれた九州の会社の研究室に転職する。サハライエカの雑種に刺された真を心配し、調査した過去の症例を電話で伝え励ましたことを切っ掛けに真と再び交際関係となる。
三芳修
演 - 松重豊帝都大学総長。教え子だった真を直々に広報に迎え入れる。超一流のエジプト考古学者。優柔不断なところがある。旧友の水田とは博多弁で喋る。サハライエカの雑種による健康被害に対し、大学の責任を認めようとしない理事会に対し芝居を打ち、理事たちが重症化し死に至った事例に当てはまると狂言[注 1]で揺さぶりをかけ、人命にかかわることであると須田理事の反対を押し切り、マスコミとの定期懇親会で帝都大学からのサハライエカ流出を起因とする健康被害を謝罪するとともに被害に対応することを発表する。三芳修の事務所にインディアナ・ジョーンズ[注 2]が書いた大きな本「The secret of the Tutankham」(ツタンカーメンの秘密)がある(第1話)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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