じんない たつゆき
仁内 建之
プロフィール
本名宝達 晃一
(ほうたつ こういち)[1][2]
性別男性
出身地 日本・北海道帯広市[3]
生年月日 (1933-02-21) 1933年2月21日
没年月日 (2000-04-12) 2000年4月12日(67歳没)
職業俳優、声優
事務所テアトル・エコー(最終所属)[4]
配偶者あり
著名な家族宝達奈巳
仁内 建之(じんない たつゆき、1933年2月21日[1] - 2000年4月12日[5])は、日本の男性俳優、声優。北海道帯広市出身[3]。最終所属はテアトル・エコー[4]。
旧芸名、仁内 達之(読み同じ)。初期は本名の宝達 晃一(ほうたつ こういち)名義で活動していた。娘は音楽家の宝達奈巳[6]。 劇団中芸[2]、東京俳優生活協同組合[7]、東京芸術座[8]、プロダクションTHC[9]、江崎プロダクション[10]を経て、テアトル・エコー所属[4]。 2000年4月12日、死去[5]。心不全による急逝だったという[11]。67歳没。 1950年代後半から1990年代にかけて活躍。主に吹き替えに出演し、ジョン・カサヴェテスなどを持ち役としていた[12]。 特徴的な声質であり、軍人をはじめ、偉い立場にある悪役を演じることが多かった[13]。アニメでは『勇者ライディーン』のダルダンや『らんま1/2』の九能校長などを演じている[14]。 小林優子によると、普段はクールで紳士的だが飲むと熱く色々語る性格だったという[15]。 趣味・特技は柔道[2]。 『太陽の牙ダグラム』では、ヘルムート・J・ラコック役を担当。キャラクターの「定型的な悪役と異なり、暴力的でなく頭がよくて冷酷さを持つ」声のイメージから、監督の高橋良輔によって直接オファーを受け演じることになったという。なお、オファーを受けた当初は年齢的な問題から当惑していたという[16]。 晩年は中村吉右衛門の4代目『鬼平犯科帳』のナレーターを亡くなるまで務めた。 仁内の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。 後任役名概要作品後任の初担当作品
略歴
人物
エピソード
後任
能村太郎ナレーション『鬼平犯科帳』第9シリーズ
中尾隆聖ヘルムート・J・ラコック『太陽の牙ダグラム』『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』
アマンダラ・カマンダラ / オルドナ・ポセイダル『重戦機エルガイム』
土師孝也ステンゲル『西部悪人伝』ソフト版追加録音部分
大塚芳忠九能校長『らんま1/2』『らんま1/2 悪夢!春眠香』
小原雅人ポール・クラマー親衛隊隊長『荒鷲の要塞』(日本テレビ新版)ムービープラス版追加録音部分
出演作品(俳優)
テレビドラマ
グリーン劇場 第8回「私にも言わせて欲しい」(1960年、TBS) ※宝達晃一でクレジット
新選組血風録 第25話「流山」(1965年、NET / 東映) - 佐藤家に来た官軍隊長 ※宝達晃一でクレジット
われら九人の戦鬼(1966年、NET / 東映) - 山賊の副首領・咬竜院 ※宝達晃一でクレジット
俺は用心棒 第16話「志士の写本」(1967年、NET / 東映) - 見廻組・酒井源之助 ※宝達晃一でクレジット
待っていた用心棒 第26話「山なみの彼方へ」(1968年、NET / 東映) - 侍・高山
特別機動捜査隊 第410話「蒼い母の復讐」(1969年、NET / 東映) - 杉波
帰って来た用心棒 第32話「失踪」(1969年、NET / 東映)
天を斬る 第11話「伜は武士」(1969年、NET / 東映) - 丹波の郷士・熊切
右門捕物帖 第17話「十七番手柄 江戸番外侍」(1970年、NTV / 東宝) ※中村吉右衛門版
女殺し屋 花笠お竜 第22話「長脇差から愛をこめて」(1970年、12ch / 国際放映)
鬼平犯科帳 第1シリーズ (NET / 東宝) ※松本白鸚版
第31話「女の毒」(1970年)‐ 田町の弥七
第45話「夜鷹殺し」(1970年)‐ 町方同心
第53話「おせん」(1970年)‐ 竹中同心
旗本退屈男(NET / 東映) ※高橋英樹版
第5話「百化け河岸」(1970年)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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