クイズ番組については「人生ゲームハイ&ロー」を、ラジオ番組については「財津和夫の人生ゲーム21」を、ジョン・ホートン・コンウェイのシミュレーションゲームについては「ライフゲーム」をご覧ください。
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人生ゲーム人生ゲーム日本版 NEW人生ゲーム(3代目)
デザイナーBill Markham
販売元Milton Bradley Company and Winning Moves
発売日1960年
1968年9月
プレイ人数2人から4人、又は6人
対象年齢8歳以上
準備時間約10分
プレイ時間約1時間
運要素高(ルーレット、カード引き、運)
必要技能数、読解力
人生ゲーム(じんせいゲーム、The Game of Life)は、1960年にアメリカMilton Bradley社(現・ハズブロ)から発売されたボードゲーム。すごろく形式で、学校生活や職業など人生の出来事に関連したイベントマスを進めながら、お金や資産を集め、最終的に億万長者を目指す。
日本でも1968年9月にタカラから発売されるなど、各国で今なお多くの子供達に愛されている。 ゲームシステムは、双六の発展形。ゲーム序盤のルーレット目によって「人生の筋道」が決まり、その後の人生が左右されていく。プレイヤーはサイコロではなく「ルーレット」を回し、人の一生になぞらえたイベントをこなしていく。現在でも改良版が発売されているという、息の長いゲームである。 ボードゲーム製品以外にも、ビデオゲーム版や携帯ゲーム版、イベントとしての展開も行われている。 原型は1860年ごろ、米国マサチューセッツ州・スプリングフィールドで印刷業を営むミルトン・ブラッドリー(en:Milton Bradley
概要
日本版は「人生ゲーム」の名称で1968年9月[1]に株式会社タカラ(現・タカラトミー)から「タカラのアメリカンゲーム」[2]シリーズの一つとしてライセンス契約発売された。発売前時点では「パーティーゲームは日本人に馴染まない」「内容が日本とかけ離れている」といった反対意見や、「子供が金儲けの話をすることや金持ちになることが一番という考えがはしたない」といった社会的風潮から日本で受け入れられないという意見があったものの、当時のタカラ社長佐藤安太は「アメリカの自立精神が盛り込まれており、これを日本の子供達に伝えたい」という思いから発売に踏み切った[3]。
内容は当初原版を和訳する形でアメリカ文化が色濃く反映された内容だったものの、1983年発売の3代目以降は日本独自のイベントを取り入れた内容となりその後も各時代の世相を反映した内容でシリーズ展開を続けている[4]。この「人生ゲーム」は日本に於ける同社の登録商標(第919585号)で、タカラトミーの発表によると日本での発売開始から50周年を迎えた2018年3月時点で日本版の累計出荷数は1500万個を超える[3]。
各プレイヤーの駒となる物。色は赤・青・黄・緑・白・橙が基本色となっており、最大8人で遊べる平成版では黒・桃・紫・水などが追加されている。 自動車ゴマには貫通していない穴が6個所あり、そこに水・桃(8代目では赤・黄・白・緑を追加)の「人物ピン」を差し込むことで各プレイヤーの分身としてあらわす[5]。この人物ピンは結婚・出産・養子縁組などのマスに止まることでさらに該当の色の人物ピンを乗せる。また、一部作品では状況を表すためのピンを差す場合もある。 なお、中央には貫通している穴が2つあり、それらは誤飲時の窒息防止用に開けられているため、ゲーム中は人物ピンを差さないよう注意されている(シリーズによっては穴が開いていない物も存在する)。 また、自動車ゴマはメインシリーズに適用されており、3代目まではテールフィンのついたアメリカ車をモチーフとした形としていたが4代目以降は丸いヘッドライトが特徴的なスポーツカーをモチーフとしたデザインとしている[5]。作品とのコラボでは筋肉番付版「金剛くん」、ハローキティ版「キティちゃん」など各キャラクターを象ったコマを代わりに使用する場合もある。「昭和おもひで劇場」ではゲームスタート時は自転車となり、ゲーム途中で任意の車に乗り換えるイベントが発生する。
基本内容物
自動車ゴマ・プレイヤーゴマ
紙幣・約束手形・証券類
紙幣
プレイヤーの所持金となる紙幣。通貨単位はメインシリーズでは「ドル」となっているが、平成版では「万円」(M&Aでは特別に「億円」)、コラボシリーズではその作品にあった単位(阪神版では「TP(虎吉ポイント)」、芸人魂では「FUN」など)が設定される。メインシリーズの紙幣の肖像は、5万ドル札に人生ゲームの原版を作ったブラッドリーが、10万ドル札にリンクレターが印刷されている(その他の人物は架空)。