『人狼 ザ・ライブプレイングシアター』(じんろう ザ・ライブプレイングシアター)は、セブンスキャッスル(2018年現在は株式会社オラクルナイツ)主催の人狼ゲームを題材とした舞台劇のシリーズである。The Live Playing Theaterの頭文字を取って『人狼TLPT』と略されることが多い。2012年から毎年数回公演されている。
役者は人狼ゲームのルールに従ってお互いの正体を推理しつつ、ゲーム展開に基づいた物語を即興劇のスタイルで演じ、ゲームとしての勝敗が決した所で幕となる。観客も役者と同じ目線で推理することで舞台に参加できるとされる。
企画の経緯.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}が望まれています。
セブンスキャッスルの桜庭未那が、人狼ゲームが強いドラマ性を持つことに着目して企画を立ち上げた[1]。 物語の台本はオープニング部分まで[2]で、それ以降、役者はゲーム展開に基づいた即興劇を繰り広げる。人狼ゲーム上の役職は公演ごとに直前に13枚のカードを配り決定され[1]、役者はその役職に応じて役の演出を変えることになる。観客には役職を推理して記入するための解答用紙が開演前に配られる。解答用紙は舞台の中盤で回収され、正解者には商品が提供される。最終的に村人側が勝利したら「HAPPY END」、人狼側が勝利したら「BAD END」として幕を閉じる。 同じ公演でも上演回によって全く展開の異なる舞台となるため、公式では公演内容のネタバレを禁止していない[3]。 物語の背景と導入は公演によって大きく異なる。しかし幾つかの背景は複数の公演で繰り返し用いられ、それぞれ名称がついている。今まで用いられた背景を以下で説明する。 このほか、宇宙船内での事件という設定[10](第2回公演)や、美を求める女性キャラクターのみが登場する、小鶴脚本の『人狼TLPT X 吸血鬼 渇愛の宴』などがある。その他のコラボレーション公演での設定については後述する。 役職の内訳は、13人のキャストに対し、人間6名・予言者1名・霊媒師1名・狩人1名・人狼3名・狂人1名。なお、第1回公演の『Villageプレビュー』[11]と『人狼TLPT X 吸血鬼 渇愛の宴』[12]での公演は、人間を5名とした12人で行われた。 また、「予言者は開演前に人狼ではない1名をランダムにGMから知らされている」「狩人は同じ人物を2日連続で護衛することはできない」「人間は嘘をついてはいけない(狩人の能力持ち伏せとゲーム進行上嘘をつく必要のある最終日を除く)」という特殊ルールが追加されている[13]。 観客が自分の推理を記入した解答用紙はゲーム3日目の夜に回収される。3人の人狼を正しく予想できたら「正解」、舞台上の全てのキャラクターの役職を正しく予想できたら「パーフェクト」となり、それぞれに賞品が用意されている[14]。
舞台の流れ
物語の背景
VILLAGE
西洋の村に人狼が紛れ込み、村人を次々と襲撃したため、その対策として昼に村人を処刑するという設定[4]。本家の人狼ゲームの設定に近く、シリーズの初期から最も多く公演されている。
MISSION
あるマフィア組織の中に、人狼となるドラッグを摂取した者が3人紛れ込んだというハードボイルドな設定。1回目は男性キャストのみだった[5]が、2回目の公演では女性キャストも出演している[6]。2018年6月?7月に男性キャストのみで3回目の公演が、2022年2月に同じく男性キャストのみで4回目の公演が行われた。
WITCH
試練に挑む13人の魔女のうち、3人は試練のために打ち倒す人狼型のゴーレムであるという設定。登場キャラクターは全員女性だが、男性キャストが演じているキャラクターも存在する[7]。
WITCHU
星降りの宴の開催を阻止すべく、狼の女王が乗っ取った3人の魔女を探す設定。全員が女性キャストのみで行われた公演[8]。
STEAM
ロストテクノロジーによって嘘をつけるようになったオートマトン[9]と、そのマスターである人間が登場する、スチームパンクな設定。2016年4月現在までで、2回公演されている。
DEPTH
深海に存在する近未来の研究施設が舞台。人狼や人魚について研究していたチームの中に、脱走した人狼が紛れ込んだという設定。2020年11月現在までで3回公演され、2019年3月に動画サイトParabi(パラビ)にて中継放送の回が上映されている。
DISMISS
売れないミュージシャン達が大手レコード会社の元に集められ、勝利したらメジャーデビューできるという条件で人狼ゲームに興じるという設定。2016年12月現在までで、2回公演されている。
FLAG
たどり着けばどんな願いも叶えられる、という幻の大陸を目指し旗のもとに集う海賊の設定。2019年7月現在までで、2回公演されている。
EXAM
あらゆる分野のエリートを育成する学園に、たった一度のチャンスで合格できる「特別試験」に挑む受験生の設定。2021年8月現在までで3回公演されている。
ルール詳細は「汝は人狼なりや?」を参照
主な出演者
通算400ステージ出演者
石井由多加 (自由人メイソン 役など)
通算300ステージ出演者
森本未来
池永英介
寺島絵里香