人口
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人工」とは異なります。
全世界の人口ピラミッド(2017年)

人口(じんこう、(: population)は、ある人間集団の総体を指す概念であり、またその集団を構成する人間の総数を指す統計上の概念である。人口の計測方法や変動を研究する学問は、人口統計学と呼ばれる。

イギリス経済学者であるトマス・ロバート・マルサスは、1798年に『人口論』を著し、人口問題を論じた。また、人口の歴史的な変遷を研究する「歴史人口学」や、人口現象の地理的分布などを研究する「人口地理学」がある。日本における統計については「日本の人口統計」を参照
一般的な用法世界各国の人口(100万人)

一般的には、国家や特定の地域にいる集団について用いられる(世界の人口日本の人口、の人口など)。日本の人口として最も一般的に用いられているのは、国勢調査によるものである。国勢調査では外国人も含めた人口が把握されており、国籍別の集計結果もある。詳しくは令和2年国勢調査(総務省統計局) を参照。

住民基本台帳による人口は、日本人のみに関する統計であったが、「住民基本台帳法の一部を改正する法律」の施行及び「外国人登録法」の廃止(2012年)により、住民基本台帳法の適用対象となった外国人が含まれることとなった。詳しくは住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成25年3月31日現在)(総務省自治行政局住民制度課) を参照。

20世紀から21世紀にかけて、人類は人口爆発と呼ばれる人類史上最大の人口増加を経験している。過去6000年間に存在した全ての人口の、およそ5分の1が2022年現在の人口である。詳しくは「世界人口 #今後の予測」を参照。また、米国PRB (Population Reference Bureau)(英語版)の研究によれば、人類史上これまで約20万年間に存在した総人口の7%近くを現在(2022年)の世界人口が占めている[1]
その他の用法世界の人口分布図(1994年)詳細は「Category:人口」を参照
人口分布国勢調査で把握している人口)


昼間人口 / 夜間人口

年齢別人口

年少人口(0 - 14歳)

生産年齢人口(15 - 64歳)

老年人口(65歳以上)

前期老年人口(65 - 74歳)

後期老年人口(75歳以上)


従属人口(年少人口 + 老年人口)

労働力人口(就業者と完全失業者の合計)


地域社会概念やスポーツ


世界人口

農山村人口

交流人口 / 定住人口

競技人口スポーツなどの競技者の総数)

国別の人口
世界


世界人口

国の人口順リスト

国の人口増加率順リスト

国の人口密度順リスト

日本


日本の人口統計

国勢調査 (日本)

高齢化問題詳細は「高齢化社会」を参照世界人口における65歳以上の人口の割合[2]OECD各国の65歳以上、一人あたり生産年齢(20-64歳)人口[3]

21世紀の現在、先進国をはじめ世界の多くの国々で老年人口の相対的増加、すなわち社会の高齢化が進んでいる。

国際連合は、2050年には世界人口の18%が65歳以上となると予測している[2]OECD諸国においては現加盟国の全てにおいて、2050年には1人の老人(65歳以上)を3人以下の生産人口(20-65歳)にて支える社会となると予測されている[3]

日本の総務省2007年2月の月次推計では、総人口1億2774万人に対し、老年人口2694万人で、老年人口比が21.1%となり、超高齢社会である21%を超えた[4]。なお、日本の総務省の2007年の年次推計では、総人口127,771千人に対し、老年人口27,464千人で21.5%であった[5]出生率中位・死亡率中位シナリオにおける2065年の人口ピラミッド予測
都市別の人口

人口1,000万人以上のメガシティ2020年時点)[6]順位メガシティ国人口
1広州 中国46,700,000
2東京 日本40,400,000
3上海 中国33,600,000


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