鋼索線
鋼索線(男山ケーブル)の客車
基本情報
通称男山ケーブル
国 日本
所在地京都府
種類鋼索鉄道(単線2両交走式)
起点八幡市駅
終点男山山上駅
駅数2駅
開業1926年6月22日
廃止1944年2月11日
再開1955年12月3日
所有者京阪電気鉄道
運営者京阪電気鉄道
使用車両鋼索客車
路線諸元
路線距離0.4 km
軌間1,067 mm
線路数単線
最大勾配206 ‰
高低差82 m
最高速度3.5 m/s
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停車場・施設・接続路線
凡例
← KH 京阪本線→
0.0八幡市駅
0.4男山山上駅
鋼索線(こうさくせん)は、京都府八幡市の八幡市駅から男山山上駅までを結ぶ京阪電気鉄道のケーブルカー。男山ケーブルと呼ばれている。
男山の山上にある石清水八幡宮への足で、初詣客で賑わう1月の利用者数が全体の50%を占めている。[要出典]
2019年(令和元年)10月1日に、当線の八幡市駅はケーブル八幡宮口駅に、男山山上駅はケーブル八幡宮山上駅に、通称を石清水八幡宮参道ケーブルに変更予定である[1]。
短距離ながらトンネルが2箇所あり、京阪にはこの他に、山岳トンネルとしては京津線の逢坂山トンネルがある。また、途中に全長108.7 mの男山橋梁(トレッスル橋[2])があり、車両の行き違いはこの橋梁とトンネルに跨がる区間で行われる。
2001年(平成13年)に車両が更新され、スルッとKANSAI対応カードが使用可能になった。なお、京阪の路線で唯一、PiTaPaなどのICカード式乗車券が使用できない。 通常時は30分間隔の運行で、所要時間は約3分。乗客がいる場合にのみ運行される不定期列車を含めると15分間隔である。例年、大晦日と石清水祭前夜は、終夜運転が行われる。正月の多客期は12.6 km/h、それ以外の閑散期は8 km/hの2速度で運転できるようになっており、正月三が日には速度を上げて約5分間隔の頻発運転が行われる。終発は通常18時45分発だが、正月三が日には20時00分まで繰り下がる。 鋼索線車内からの景色。京阪本線の赤いトラス橋が架かる木津川、その向こう側に京滋バイパスの高架橋と宇治川、さらにその向こう側には京都競馬場と横大路運動公園が見える。 男山山上駅には改札は無いため、上り下り共に下の八幡市駅で切符の扱い、精算をする。 運賃の取り扱いは、次のようになっている。
目次
1 路線データ
2 運行形態
3 運賃・乗車券の取り扱い
4 歴史
5 駅一覧
6 輸送実績
7 脚注
8 関連項目
路線データ
路線距離(営業キロ):0.4 km
方式:単線2両交走式
軌間:1067 mm
駅数:2駅(起終点駅含む)
高低差:82 m
最大勾配:20.6 %(約11°38′)
運行形態
運賃・乗車券の取り扱い
八幡市駅から乗る場合
往復乗車券は自動改札機に入れると出てくるが、片道乗車券を購入した場合は、その場で回収される。