京都殺人案内の登場人物(きょうとさつじんあんないのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」でシリーズ化された『京都殺人案内』に登場する主な架空の人物について解説する。 第1作 - 第10作 / 第11作 - 第20作 / 第21作 - 第32作
京都府警察本部
狩矢荘助
演 - 藤田まこと(第1作)京都府警捜査一課 係長。階級は警部。
音川音次郎
演 - 藤田まこと(第2作 - 第32作)京都府警捜査一課 係長。階級は警部補 → 警部。叩き上げの刑事。秋山課長からは「音やん」と呼ばれる。外出時に必ず折りたたみ傘を持ち歩くのが特徴。その理由は、妻・ふみが彼の傘を届けに行く途中、周山街道・福王子でトラックにはねられ、事故死してしまったためである(この事を秋山が米倉に語るシーンが第13作に存在する)。なお妻をはねたトラックの運転手は後に音川が追っていた別の事件の犯人・中村米吉であったため、無事逮捕することができた(第4作)。京福電気鉄道(嵐電)沿いに住んでおり、宇多野駅が最寄駅の設定である。
秋山虎五郎(1985年3月23日放送、シリーズ第10話『からたちの花は死んだよ』では、 "秋山啓介" とある)
演 - 遠藤太津朗[1](第2作 - 第32作)京都府警捜査一課長。階級は警部 → 警視。血圧と胃の薬が手放せない。音川を扱いにくいと見ているような素振りもあるが、実は一番信頼する部下と見ている。部下を必死にかばう部分を見せることもある。第10作では亀岡警察署次長に転任するも、新課長の不祥事によりラストで復帰する。第24・第25作は管理課長として登場。
草森慎太郎
演 - 太川陽介(第14作)、伊原剛志(第15作)、草見潤平(第16作 - 第18作)、松田朗(第19作 - 第22作)、赤羽秀之(第23作)、木下ほうか(第24作 - 第32作、草森雄介)捜査一課の刑事。神奈川県警から転属してきた。
小杉
演 - 高品正広(第2作 - 第5作・第7作・第8作)、西園寺章雄(第6作)、堀内正美[2](第9作)、小松千春(第10作)、中嶋俊一(第11作・第16作)、南条好輝(第12作)、松樹直也(第13作)、武井三二(第14作)、鈴木淳(第15作)、山口仁(第17作)、渡辺成紀(第18作)、朝日完記(第19作 - 第23作)、丸岡奨詞(第24作 - 第32作)捜査一課の刑事。
山田
演 - 若林哲行(第3作 - 第6作)、内田タクマ(第7作)、遠藤征慈(第8作)、美鷹健児(第9作・第10作)、重田尚彦(第11作)、河野実(第12作・第17作)、武井三二(第13作)、平岡秀幸(第14作)、松尾勝人(第15作)、細川智(第16作・第19作 - 第21作・第24作)、朝日完記(第18作)、大橋壮多(第22作)、多賀勝一(第23作)、山本優(第25作 - 第32作)捜査一課の刑事。
土井
演 - 筑波健(第3作)、河野実(第4作・第6作・第13作)、坂口徹郎(第7作)、江原正士(第8作)、野上哲夫(第9作)、森卓三(第10作)、西園寺章雄(第11作)、細川智(第12作・第17作)、河野実(第13作)、布目真爾(第14作)、浅田裕二(第15作)、鈴木淳(第16作・第18作・第19作)、荻原郁三(第20作)、武井三二(第21作・第22作)、荒木優騎(第23作)、池田勝志(第24作 - 第32作)捜査一課の刑事。
米倉
演 - 鈴木淳(第3作)、唐沢民賢(第4作)、田中弘史(第6作)階級は警部。
米倉
演 - 下元年世(第8作)、片岡五郎(第9作)、鈴木淳(第10作)、野上哲矢(第11作)、伊庭剛(第12作)、芝本正(第13作)、荻原郁三(第14作)捜査一課の刑事。
渋井
演 - ひろみどり(第25作 - 第32作)管理主任。
中島
演 - 福本清三(第25作・第27作)捜査四課長。階級は警視。
真中光雄
演 - 猪野学(第27作 - 第29作)捜査一課の刑事。交番勤務から盗犯の検挙率ナンバー1の実績を引っさげ、刑事に抜擢された。一方では、両親を幼い頃に交通事故で亡くし、親戚中をたらい回しにされる中、奨学金で国立大を卒業した苦労人でもある。亡き父は田舎で駐在勤務の警官だった。着任当初は暴走気味だったが、理由は交番勤務時代の同僚警官のミスを最小限に食い止めたかったからである。
菊池
演 - 佐藤銀平(第31作・第32作)捜査一課の刑事。洋子に一目惚れした(初恋も年上だった)。出張土産を購入しては洋子のために届けるようになる。生モノ・匂いのキツイ食材は受け付けない。
警察関係者の親族
音川洋子
演 - 初代・小林かおり(第2作 - 第5作)、二代・荒木由美子(第6作)、三代・萬田久子[3](第8作 - 第32作)音川の娘。勤務先は旅行会社やレンタルビデオ店の店長(第22作)など。第18作にて只野誠と結婚している。第19作、第20作は只野洋子。第21作より離婚したので再び音川洋子。
音川ふみ
演 - 山口朱美(第4作)音川音次郎の妻で洋子の母。15年前死亡。
秋山君江
演 - 山口京子(第18作・第21作・第24作・第30作)、川崎あかね(第20作)秋山虎五郎の妻。秋山と君江で音川洋子と只野誠の結婚式の仲人を務める(第18作)。
その他
菊子
演 - 鮎川いずみ(第4作 - 第12作)グリル喫茶「がんこ」のママや、おでん屋の女将。
早苗
演 - 麻丘めぐみ(第19作・第20作)小料理屋「さなえ」の女将。
森口早苗
演 - 平淑恵(第25作 - 第32作)おばんざい屋「森口」の女将。秋山の行きつけの店で音川を早苗と見合いさせるつもりで連れてきた。
森口和彦
演 - 西尾塁(第25作・第28作[4])森口早苗の息子。高校2年生(第25作)。第28作では名前が「康介」になっている。
森口若菜
演 - 山内明日(第25作)、田中美鈴(第28作)森口早苗の娘。中学1年生(第25作)。第28作では名前が「実香」になっている。
ゲスト
第1作 - 第10作(1979年 - 1985年)
第1作「花の棺」(1979年)
西川和彦(西川の長男・商業デザイナー) - 沖雅也
九条麗子(「京流」) - いしだあゆみ
キャサリン・ターナー(米国副大統領の娘) - シェリー
東郷流風(華道「東流」家元) - 内田朝雄
小川麻衣子(「東流」) - 二宮さよ子
森川(捜査一課長) - 藤岡重慶
西川鳳(華道「京流」家元) - 西山辰夫
松井(「東流」理事長) - 青木義朗
小川恵子(麻衣子の妹) - 早川絵美
刑事部長 - 伊沢一郎
木村(理事) - 奥村公延
中沢(新聞記者) - 椎谷建治
三和(「京流」理事長) - 朝永桐子
女性警察官 - 多田千香
第2作「呪われた婚約」(1980年)
加藤治子、真行寺君枝、岡田可愛、おりも政夫、織田あきら
第3作「嫁ぎ先の謎」(1980年)
山藤康夫(あやの息子) - にしきのあきら