京都市民映画祭
受賞対象俳優・映画監督・脚本家・スタッフ
国 日本
最新回1977年
『京都市民映画祭』(きょうとしみんえいがさい)は、日本映画の映画祭。テレビドラマも表彰され、京都市で開催されていた。 戦後、京都が映画集積地であった頃、松竹、大映、東映と邦画の4分の3、年間150本余りが京都の撮影所で作られていた。当時の映画記者クラブの発案で、1954年に「京都市民映画祭」がスタートした。松竹・大映・東映・東宝・日活がしのぎを削っていた京都で製作された映画から[1]、毎年11月に部門毎に優秀賞を贈呈。京都の映画産業が大きかった時代には、全国的な賞として取り上げられていた[1]。1978年4月6日に日本アカデミー賞が催されると、同映画祭は1977年を最後に1978年以降は開催されなくなる。東映太秦映画村はこの事業を継承し、1999年以降は「京都映画祭」に引き継がれ、隔年で表彰してきた[2]。2014年に京都国際映画祭とリニューアルされた[3]。
概要
主な表彰
映画
1954年
音楽賞 - 黛敏郎
1955年
音楽賞 - 早坂文雄
1956年
音楽賞 - 伊福部昭
1958年
マキノ省三賞 - 片岡千恵蔵
1959年
撮影賞 - 今井ひろし 『歌麿をめぐる五人の女』
1962年
助演女優賞 - 江利チエミ 『ちいさこべ』
1963年
監督賞 - 工藤栄一 『十三人の刺客』
マキノ省三賞 - 伊藤大輔
1964年
主演男優賞 - 八代目 市川雷蔵 『剣』
助演男優賞 - 田村高廣 『仇討』
1966年
主演女優賞 - 三田佳子 『四畳半物語 娼婦しの』
助演男優賞 - 藤岡琢也 『丹下左膳・飛燕居合斬り
1968年
主演男優賞 - 八代目 市川雷蔵 『華岡青洲の妻』
1969年
主演男優賞 - 千葉真一 『日本暗殺秘録』
脚本賞 - 笠原和夫 『日本暗殺秘録』
新人賞 - 倍賞美津子 『人斬り』
マキノ省三賞 - 八代目 市川雷蔵
1972年
新人賞 - 川崎あかね 『女生きてます 盛り場渡り鳥
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脚注[脚注の使い方]^ a b “「久々の映画」中村玉緒さん 「戻ろ」主人と話も”. 京の人 07年を駆けたスターたち ☆4☆ - マイタウン京都. asahi.com (2007年12月26日). 2012年7月11日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。