京都府立大学女子短期大学部
[Wikipedia|▼Menu]

京都府立大学女子短期大学部
大学設置
1951年
創立1927年
廃止1998年
学校種別公立
設置者京都府
本部所在地京都府京都市左京区下鴨半木町1-5[注釈 1]
学部国語科
生活文化科
生活経済科
英語科
テンプレートを表示

京都府立大学女子短期大学部(きょうとふりつだいがくじょしたんきだいがくぶ、英語: Kyoto Prefectural University Women's College)は、京都府京都市左京区下鴨半木町1-5[注釈 1]に本部を置いていた日本公立大学である。1951年に設置され、1998年に廃止された。大学の略称は府女短。
概要
大学全体

京都府京都市左京区に所在した日本公立短期大学で、設置主体は京都府[1]

1951年に西京大学女子短期大学部として開学。当初は 2学科だったが[2]、学科の新設により 4 学科体制となった。

1996年度の入学生を最後に[注釈 2]1998年に短期大学としての使命を終える[3]

卒業生総数は5,577人[4]

教育および研究

京都府立大学女子短期大学部に設置されていた学科の一つに生活経済科がある。この名称をもつ学科を置いていた短大は全国でもごく稀である。名称からして生活科学的な要素を兼ね備えた専門教育のイメージが感じられがちだが、設置科目は「経済史」・「現代経済論」・「流通経済論」・「生活情報論」などのようにむしろ経済学科系統の専門教育を行っていた感じではある。ほか、生活文化科や国語科のように旧制専門学校から受継がれてきた専門教育もあった。

沿革

1927年

京都府立女子専門学校[注 1]


1951年

3月15日 左記を以て文部省[注 2]より短期大学の設置が認可される[注 3]

4月1日 西京大学女子短期大学部(さいきょうだいがくじょしたんきだいがくぶ)として以下の学科体制にて開学[7]

文科国語専攻 入学定員40名

家政科被服専攻 入学定員40名



1953年

4月1日 学科の名称を以下の通り変更する[8]

文科国語専攻→国語科

家政科被服専攻→被服科



1954年

5月1日 学生数[9]/定員

国語科 87[注釈 3]/80

被服科 85[注釈 3]/80



1959年

4月1日 京都府立大学女子短期大学部に改称[10]


1964年

4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[11]

国語科 40→80

被服科 40→80


5月1日 学生数[12]/定員

国語科 167[注釈 3]/120

被服科 162[注釈 3]/120



1973年

4月1日 以下の学科を増設する[13]

生活経済科 入学定員40名


以下の学科を定員減とする[13]

国語科 80→60

被服科 80→60


5月1日 学生数[14]/定員

国語科 150[注釈 3]/140

被服科 145[注釈 3]/140

生活経済科 39[注釈 3]/40



1990年

4月1日 被服科を生活文化科に改称[15]

5月1日 学生数[16]/定員

国語科 131[注釈 3]/120

生活文化科 65[注釈 3]/60

被服科 60[注釈 3]/60


生活経済科 93[注釈 3]/80

英語科 85[注釈 3]/80



1992年

5月1日 学生数[注 4]/定員

国語科 123[注釈 3]/120

生活文化科 120[注釈 3]/120

生活経済科 85[注釈 3]/80



1993年

4月1日 以下の学科を増設する[19]

英語科 入学定員40名


以下の学科を定員減とする[19]

国語科 60→40

生活文化科 60→40


5月1日 学生数[20]/定員

国語科 108[注釈 3]/100

生活文化科 99[注釈 3]/100

生活経済科 95[注釈 3]/80

英語科 40[注釈 3]/40



1996年

4月1日 この年度をもって学生募集を終了[注釈 2]


1996年

5月1日 学生数[21]/定員

国語科 85[注釈 3]/80

生活文化科 83[注釈 3]/80

生活経済科 93[注釈 3]/80

英語科 85[注釈 3]/80



1997年

5月1日 学生数[22]/定員

国語科 43[注釈 3]/40

生活文化科 42[注釈 3]/40

生活経済科 51[注釈 3]/40

英語科 43[注釈 3]/40



1998年

7月21日 左記をもって正式に廃止となる[3]


基礎データ
所在地

京都府京都市左京区下鴨半木町1-5
[注釈 1]

教育および研究
組織
学科

国語科
[注釈 4]

生活文化科[注釈 4]

生活経済科[注釈 4]

英語科[注釈 4]

専攻科

なし

別科

なし

取得資格について

教職課程として中学校教諭二種免許状が設置されていた。履修者は全卒業生5,577人のうち2,927人で取得者割合は52%強と半数以上が履修していた[4]。教科名は以下の通りである。

国語:国語科および旧文科:履修者は全卒業生数2769人のうち1,599人で57%強となっていた[4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:66 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef