この項目では、2014年創設の京都国際映画祭について説明しています。1994年開催の京都国際映画祭については「第7回東京国際映画祭」をご覧ください。
京都国際映画祭
KYOTO INTERNATIONAL FILM AND ART FESTIVAL
イベントの種類映画祭
正式名称京都国際映画祭
開催時期毎年10月中旬
初回開催2014年
会場よしもと祇園花月
京都市内の映画館・劇場・ホール各所
主催京都国際映画祭実行委員会
後援京都市(支援)
京都新聞、KBS京都(特別後援)
京都府、経済産業省 ほか
協賛ソフトバンク、ファミリーマート ほか
企画制作吉本興業[1]
運営株式会社きょうのよしもと
公式サイト
京都国際映画祭(きょうとこくさいえいがさい、英称 KYOTO INTERNATIONAL FILM AND ART FESTIVAL)は、2014年に創設された、京都市で開催される映画祭。 前身の「京都映画祭」を引き継ぎつつ、映画のみならず、アート、パフォーマンス、工芸、演芸も対象にイベントを開催する[1]。 第1回開催の実行委員長には中島貞夫、総合プロデューサーは奥山和由、アートプランナーにはおかけんたが就任した[2]。 2020年の第7回は新型コロナウイルスの影響でオンラインで開催[3][4]。2021年の第8回はオンラインと実地をあわせた「ハイブリッド」形式で行われた[5]。 回数開催日程実行委員長牧野省三賞三船敏郎賞モスト・リスペクト賞モスト・リクエスト in Paris賞
概要
部門概要
映画部門
牧野省三賞
京都映画祭より継承された賞で、日本映画の創造と発展に寄与した映画人に対して贈られる。
三船敏郎賞
京都国際映画祭の創設に伴い、新設された賞。国際的な活躍を期待される俳優に贈られる。
モスト・リスペクト賞
世界的に著名な俳優や監督を讃え、敬意を払うための賞。
モスト・リスペクト in Paris賞
京都市とパリ市の友好都市であることから冠された賞。
クリエイターズ・ファクトリー
「映像部門」「アート部門・一般の部」/「アート部門・子どもの部」の3部門から一般公募でされた作品から優秀賞が選出される。対象は映像、音楽、絵画、写真、アニメ、CG、ファッション、工芸など様々なジャンルにわたり、クリエーターが作品を発表できる環境の提供と才能あるクリエーターの発掘と育成を目的とされている。
開催日程と受賞一覧
第1回2014年10月16日 - 19日[6]中島貞夫木村大作役所広司クリント・イーストウッドイレーヌ・ジャコブ
第2回2015年10月15日 - 18日[7]野上照代仲代達矢
第3回2016年10月13日 - 16日[8]中村伊知哉篠田正浩阿部寛
第4回2017年10月12日 - 15日[9]新藤次郎
第5回2018年10月11日 - 14日[10]降旗康男佐藤浩市
第6回2019年10月17日 - 20日[11]津川雅彦中井貴一
第7回2020年10月15日 - 18日[12][3][4]大林宣彦小林稔侍
第8回2021年10月11日 - 17日[5]武正晴桐谷健太
第9回2022年10月15日 - 16日北大路欣也竹野内豊
脚注[脚注の使い方]^ a b “京都国際映画祭“ぜんぶ”テーマに10月開催”
^ “ ⇒京都国際映画祭 開催の結果報告”. 京都国際映画祭 (2014年10月19日). 2014年11月7日閲覧。
^ a b “京都国際映画祭、10月15日からオンラインで開催”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年9月7日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202009070000599.html 2020年10月15日閲覧。
^ a b “京都国際映画祭 オンラインで開幕、中島貞夫監督の対談など配信「チャンバラ残したい」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2020年10月15日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/10/15/kiji/20201015s00041000330000c.html 2020年10月15日閲覧。
^ a b “京都国際映画祭が開幕 奥山和由氏「新しい才能を支援していきたい」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年10月11日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202110110001217.html 2021年10月17日閲覧。
^ “京都国際映画祭が華やかに開幕 竹野内豊、松雪泰子らが来場”. ORICON NEWS. (2014年10月16日). https://www.oricon.co.jp/news/2043380/full/ 2020年2月25日閲覧。
^ “京都国際映画祭2015開幕!レッドカーペットに桃井かおりら豪華ゲストが登場”. 映画.com. (2015年5月15日). https://eiga.com/news/20151015/23/ 2020年2月25日閲覧。
^ “第3回京都国際映画祭が10・13?16に開催”. 日刊スポーツ. (2016年8月19日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1697264.html 2016年8月19日閲覧。
^ “京都国際映画祭2017、西本願寺で開幕!アンバサダー岩下志麻「映画の輪が広がってほしい」”. 映画.com. (2017年10月12日). https://eiga.com/news/20171012/15/ 2020年2月25日閲覧。
^ “京都国際映画祭2018、世界遺産で開幕 佐藤浩市が三船敏郎賞を受賞「思い起こせば38年前…」”. 映画.com. (2018年10月11日). https://eiga.com/news/20181011/23/ 2020年2月25日閲覧。
^ “京都国際映画祭2019が開幕 三船敏郎賞に中井貴一、牧野省三賞に故・津川さん”. 映画.com. (2019年10月17日). https://eiga.com/news/20191017/16/ 2020年2月25日閲覧。