「京王線」とは異なります。
京葉線
京葉線を走る209系500番台とE233系5000番台
(2020年10月 新木場駅)
基本情報
国 日本
所在地東京都、千葉県
種類普通鉄道(在来線・幹線)
起点西船橋駅・東京駅・市川塩浜駅[1][注釈 1]
終点蘇我駅・南船橋駅・西船橋駅[1][注釈 1]
駅数19駅(起終点駅、西船橋駅を含む)
路線記号JE(東京 - 千葉みなと間)
開業1975年5月10日
全通1990年3月10日
所有者鉄道建設・運輸施設整備支援機構[2]
運営者東日本旅客鉄道(JR東日本)
(全線・第一種)
日本貨物鉄道(JR貨物)
(西船橋-蘇我間・第二種)
車両基地京葉車両センター
使用車両使用車両を参照
路線諸元
路線距離43.0 km(東京駅 - 蘇我駅間)
5.4 km(西船橋駅 - 南船橋駅間)
5.9 km(市川塩浜駅 - 西船橋駅間)
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
最大勾配33.5 ‰[3][4][注釈 2]
最小曲線半径400 m[4][注釈 3]
閉塞方式(複線)自動閉塞式
保安装置ATS-P
最高速度100 km/h
路線図
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京葉線(けいようせん)は、正式には以下の区間から構成される東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。
千葉県船橋市の西船橋駅と千葉市中央区の蘇我駅まで[1]。
東京都千代田区の東京駅と千葉県船橋市の南船橋駅まで[1]。
市川市の市川塩浜駅と船橋市の西船橋駅まで[1]。
運行上では、東京駅から東京湾沿岸の市川塩浜駅、南船橋駅を経由して蘇我駅までを結ぶ路線が主体で、西船橋駅から南船橋駅までと市川塩浜駅から西船橋駅までの路線は、それぞれ他の路線から前述の路線に乗り入れる経路となっており、これらの路線は書籍の駅一覧[6]や、市販の時刻表などでは、前述の区間(東京駅 - 蘇我駅・西船橋駅 - 南船橋駅・市川塩浜駅 - 西船橋駅)が京葉線として表記されている[6][7]。
よって、本項では東京駅 - 蘇我駅間を本線、西船橋駅 - 南船橋駅間・市川塩浜駅 - 西船橋駅間を支線[注釈 5]として扱い、それに応じて各項目を記述する。なお、支線のうち前者の西船橋駅 - 南船橋駅間を二俣支線(ふたまたしせん)、後者の市川塩浜駅 - 西船橋駅間を高谷支線(こうやしせん)という通称名で記述する場合もある(正式な区間の制定の経緯や本線の扱いについては後節を参照)。 京葉線は日本鉄道建設公団(鉄道公団、現・独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構)により大都市交通線(D線)として建設された路線である。JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)の末期に一部区間が開業し、後の国鉄分割民営化後の2度にわたる延伸を経て1990年(平成2年)に全線が開通した。
概要