京王重機整備株式会社
Keio Juuki Seibi Co., Ltd.メルクマール京王笹塚(本社所在地)
種類株式会社
本社所在地 日本
〒151-0073
東京都渋谷区笹塚1丁目47-1
メルクマール京王笹塚4階[1]
設立1943年(昭和18年)10月6日[1]
業種輸送用機器
法人番号1011001007206
京王重機整備株式会社(けいおうじゅうきせいび)は、鉄道車両の保守整備・改造・修理・鉄道部品の販売・特殊車両の製造・販売・事務所等の賃貸を行う株式会社。京王グループに属する。本社は東京都渋谷区笹塚[1]。 京王電鉄などで廃車となった鉄道車両を、全国の地方鉄道に販売する際の車両改造等を行うことで知られる。また京王電鉄や東京都交通局(都営地下鉄新宿線)などの鉄道車両の更新・改造工事や定期保守も行う。 自動車の特装車も手掛け、消防で使われる救助工作車や小型輸送車、移動採血車なども、同じ京王グループで関連会社の東京特殊車体と共に架装を行っている[4]。 他に笹塚駅前の本社ビル「メルクマール京王笹塚」などで不動産事業を行っている。 1943年(昭和18年)設立[1]。元々は京王グループとは無関係の企業「笹塚自動車工業」として設立されたが、戦後の1948年に大東急を離脱して発足したばかりの京王帝都電鉄に翌年買収され、京王グループ入りした後1962年に現社名に変更した[1]。 現存しない事業所
概要
事業所北野事業所
本社・事業所
本社:東京都渋谷区笹塚1丁目47-1 メルクマール京王笹塚4階(京王線笹塚駅に隣接)[1]
若葉台工事事業所・若葉台整備事業所:東京都稲城市若葉台3丁目5-2(京王電鉄若葉台検車区内、京王相模原線若葉台駅に隣接)[1]
北野事業所:東京都八王子市長沼町1304-1(関連会社の東京特殊車体本社と同一)[1]
塩尻事業所:長野県塩尻市大字広丘高出1783[1]
桜上水事業所:桜上水検車区内。若葉台検車区への移転に伴い、若葉台事業所へ移転[1]。
沿革
1943年10月6日:笹塚自動車工業株式会社として会社設立[1]。
1948年6月1日:東京急行電鉄(大東急)から独立して京王帝都電鉄が設立される[5]。
1949年4月:京王帝都電鉄(当時)に買収され[5]、京菱モーター株式会社に社名変更[1]。
1956年11月:京菱ディーゼル工業株式会社に社名変更。
1960年1月:京菱小松ディーゼル工業株式会社に社名変更。
1961年7月:塩尻工場を新設[1]。
1962年
9月:陸上自衛隊武器補給処より契約業者として認可。
10月:京王重機整備株式会社に社名変更[1]。
1965年7月:北野工場を新設[1]。
1967年
2月10日:東京特殊車体が会社設立[4]。
8月21日:東京特殊車体、京王重機整備とと提携して八王子市恩方に工場を設置[4]。
11月:笹塚駅前に京王重機ビル・京王笹塚コーポラスが竣工[1]。
1968年
2月1日:東京特殊車体、京王重機整備北野工場内へ本社・工場を移転[4]。
1981年4月:東京都交通局の鉄道車両整備の登録事業者となる[1]。
1983年10月:桜上水検車区の若葉台への移転に伴い、若葉台検車区内へ移転し若葉台事業所に改称[1]。
1984年6月:廃車改造の鉄道車両を伊予鉄道に初納入[1]。
1990年2月:東日本旅客鉄道の鉄道車両整備の登録事業者となる[1]。
1994年1月:多摩都市モノレールの鉄道車両整備の登録事業者となる[1]。
1996年8月:新交通システムゆりかもめの車両整備を開始[1]。
2002年7月:京王電鉄から若葉台工場での車両整備業務を移管される。