京成八幡駅
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京成八幡駅
南口・京成電鉄本社ビル(2019年5月)
けいせいやわた
Keisei-Yawata

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地図上から京成八幡駅、東京都交通局本八幡駅、JR本八幡駅
所在地千葉県市川市八幡三丁目2-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度43分25.92秒 東経139度55分41.01秒 / 北緯35.7238667度 東経139.9280583度 / 35.7238667; 139.9280583座標: 北緯35度43分25.92秒 東経139度55分41.01秒 / 北緯35.7238667度 東経139.9280583度 / 35.7238667; 139.9280583
駅番号KS16
所属事業者京成電鉄
所属路線■本線
キロ程19.1 km(京成上野起点)
駅構造橋上駅
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-33,920人/日
-2023年-
開業年月日1915年大正4年)11月3日
乗換S21
本八幡駅都営地下鉄
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京成八幡駅(けいせいやわたえき)は、千葉県市川市八幡三丁目にある、京成電鉄本線である。駅番号はKS16。東京都交通局都営地下鉄)・東日本旅客鉄道(JR東日本)本八幡駅地下通路を介し接続している[注釈 1]
概要駅周辺の再開発地区(グランドターミナルタワー本八幡、ガレリア・サーラ)

当駅は市川市の行政・商業中心地に位置する中心駅の1つであり、京成本線の全優等列車(有料特急除く)が停車する。近傍には東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局(都営地下鉄)の本八幡駅が位置し、都営地下鉄とは南口脇に出入口(A6出入口)がある地下通路で連絡している。また、JR東日本の同駅とは都営地下鉄の地下通路(または地上の一般道)で接続する。なお、本八幡駅とは都営地下鉄との連絡定期券の発売を実施しているが[1]、JR東日本との発売は実施していない[2]

駅周辺の「菅野八幡」地区は、江戸時代から豪商・富豪の別荘地として栄え、お屋敷街を形成する高級住宅街となっている。小説家永井荷風が晩年に当駅近くに住んでおり、駅前商店街には「荷風の散歩道」と名付けられた飾りの旗が見られる。荷風の行き付けであった日本料理店「大黒家」や銭湯も現存する。駅徒歩約5分の位置には、下総国総鎮守「葛飾八幡宮」があり、毎年9月例大祭では多くの人出で賑わう[3]

国府台から八幡にかけては、東京医科歯科大学など3つの大学があり、市川学園を始めとする私立高校が7校、私立中学校が5校、私立小学校が3校と大規模な文教都市学園都市となっている[4]。当駅からJR東日本の本八幡駅にかけて八幡一番街のような商店街や、パティオ本八幡、八幡ハタビル(本八幡ハタボウル)、ガレリア・サーラ、グランドターミナルタワー本八幡(核店舗・カスミ)などを代表する超高層マンションの複合施設、商業施設などが林立しているため、昼夜問わず多くの人で賑わう繁華街となっている。

近年では京成電鉄の旧本社(東京都墨田区押上)老朽化に伴い、2013年(平成25年)9月17日に本社を千葉県市川市八幡に移転した。新社屋は当駅・都営地下鉄の本八幡駅両駅前の再開発地区(八幡三丁目2番1号の旧京成百貨店跡地)に建設された。さらに、本八幡駅北口地区の市街地再開発事業[5]、本八幡A地区第1種市街地再開発事業[6]、本八幡B地区優良建築物等整備事業[7]のような大規模な都市再開発が相次ぎ、多数の超高層マンションが林立する[8]

南口に近接する本八幡駅A6出入口(2013年9月)

北口(2018年9月)

京成電鉄本社ビル(南口デッキで接続)

歴史

南口には駅ビル京成百貨店が建っていたが、本八幡駅北口再開発事業および建物老朽化に伴い、2007年(平成19年)3月に2 - 4Fを閉店、1Fのリブレ京成2010年(平成22年)2月28日に閉店し、跡地は再開発事業に伴い、2013年(平成25年)9月17日に従前の押上地区より移転した[9]京成電鉄新本社ビル(オフィスビル1棟)、グランドターミナルタワー本八幡超高層マンション1棟)、ターミナルシティ本八幡アイビス(商業施設棟)が建設された。
年表

1915年大正4年)11月3日:新八幡駅(しんやわたえき)として開設。

同日には鬼越寄りの葛飾八幡宮付近で八幡駅が開設している。

当初の駅構造は下りホームがほぼ現在の位置であったのに対し上りホームは現在よりも船橋寄りに位置していたという、千鳥型に位置にずれがあった相対式ホームであった。戦後、上りホームの位置が下りホームの位置に合わされる[10]


1942年昭和17年)

8月15日:八幡駅が廃止、当駅へ統合。

11月1日:京成八幡駅(けいせいやわたえき)へ改称[11]


1963年(昭和38年)

9月:市川京成百貨店営業開始[10]

年内:駅構造をそれまでの相対式ホーム2面2線から現在の島式ホーム1面2線へ変更[10]


1968年(昭和43年)10月10日:特急停車開始。10月1日には競合する総武線が快速電車運行開始、市川駅を停車駅としている[12]

1970年(昭和45年)1月20日」駅構内の第1踏切(手動式)で電車とトラックが衝突。2人が死亡、3人が怪我。原因は踏切警手が寝過ごし、開閉器の操作を怠ったことによる[13]

1984年(昭和59年):市川京成百貨店が京成ストア経営となる。

2007年平成19年)3月:市川京成百貨店が再開発事業に伴い、1Fを残し閉店。

2010年(平成22年)2月28日:市川京成百貨店1F部分で営業していたリブレ京成が再開発事業に伴い、全フロア閉店。

2013年(平成25年)9月17日:京成本社移転、業務開始。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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