京急久里浜線
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久里浜線

2100形電車による快特
(2019年3月 三浦海岸駅 - 三崎口駅間)
基本情報
日本
所在地神奈川県横須賀市三浦市
起点堀ノ内駅
終点三崎口駅
駅数9駅
路線記号KK
開業1942年12月1日
所有者京浜急行電鉄
運営者京浜急行電鉄
使用車両京浜急行電鉄#車両
及び運行形態を参照
路線諸元
路線距離13.4 km
軌間1,435 mm
線路数複線(堀ノ内 - 京急久里浜間、京急長沢 - 三浦海岸間)、単線(左記以外)
電化方式直流1,500 V,
架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置C-ATS
最高速度110 km/h[1]
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停車場・施設・接続路線
凡例


KK01 品川駅




0.0KK61 堀ノ内駅


本線


0.8KK65 新大津駅


1.7KK66 北久里浜駅


横浜横須賀道路


2.6久里浜工場信号所


京急ファインテック


 久里浜事業所


平作川


JR東横須賀線


久里浜駅


4.5KK67 京急久里浜駅




7.2KK68 YRP野比駅






8.5KK69 京急長沢駅






9.7KK70 津久井浜駅


11.2KK71 三浦海岸駅


13.4KK72 三崎口駅

赤色が京急本線、緑色の路線が久里浜線である。

久里浜線(くりはません)は、神奈川県横須賀市堀ノ内駅三浦市三崎口駅を結ぶ、京浜急行電鉄(京急)の鉄道路線駅ナンバリングで使われる路線記号はKK。
概要

京急本線快特特急といった優等列車が多数乗り入れるため[2]、支線であるにもかかわらず、本線である堀ノ内駅 - 浦賀駅間に対して実質的に本線の一部のような形で機能している。また、品川駅横浜駅 - 京急久里浜駅久里浜駅)間は東日本旅客鉄道(JR東日本)の横須賀線と競合関係にある。

三崎口駅からは三浦市の中心市街地である三崎地区や油壺地区への延伸計画があったが、2016年に計画は凍結された(「#路線の延伸計画」節を参照)[3]三崎漁港方面へは京浜急行バスが連絡している。沿線の三浦市は人口減少や高齢化に悩まされているものの[4]、京急電鉄は企画乗車券みさきまぐろきっぷ」の販売といった取り組みなどで首都圏の観光客や羽田空港からの訪日外国人客の誘致を行うことで、交流人口の増加に努めている[5][6]
路線データ

路線距離:13.4 km

軌間:1435 mm

駅数:9駅(起終点駅含む)

複線区間:堀ノ内駅 - 京急久里浜駅、京急長沢駅 - 三浦海岸駅

電化区間:全線(直流1500 V)

閉塞方式:自動閉塞式

保安装置:C-ATS

列車無線誘導無線方式(IR)、デジタル空間波無線方式(デジタルSR)(併用)

最高速度:110 km/h[1]

その他特記事項:1954年に日本で初めてのCTCが導入された[7]

運行形態

京急本線は堀ノ内駅から浦賀方面へ向かうが、ほとんどの速達列車が久里浜線に直通し、実質的には久里浜線の方が本線のようになっている[注釈 1]1996年平成8年)7月以前は快速特急(現・快特)が野比駅(現・YRP野比駅)・京急長沢駅を、1999年(平成11年)7月までは堀ノ内駅・新大津駅・北久里浜駅を通過していたが、同改正以降は全種別が久里浜線内各駅停車となっていた。2015年(平成27年)12月より「モーニング・ウィング号」の運行が開始され、16年ぶりに久里浜線内に通過駅のある列車が復活した。

久里浜線内のみ運転の列車はすべて停車駅が同一である。普通は平日朝に京急久里浜以北で設定され、それ以外の時間と京急久里浜以南では快特・特急のみが運行される[8][9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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