交響曲第4番_(ブルックナー)
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音楽・音声外部リンク
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Bruckner:4.Sinfonie
- エリアフ・インバル指揮hr交響楽団による演奏。hr交響楽団公式YouTube。
A.Bruckner:Symphony no 4 - スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ指揮ガリシア交響楽団による演奏。ガリシア交響楽団公式YouTube。
BRUCKNER Symphony No.4 - レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団による演奏。デトロイト交響楽団公式YouTube。
Bruckner Symphony No.4 - ミヒャエル・ザンデルリング指揮NHK交響楽団による演奏。PREDANVOIGT International Arts Management公式YouTube(当該演奏の指揮者が所属するマネジメント会社による公式チャンネル)。
BRUCKNER Symphony No 4 - ダーヴィト・アフカム(David Afkham)指揮エーテボリ交響楽団による演奏。エーテボリ交響楽団公式Vimeo。
Anton Bruckner - Symphony No.4 in E-flat major (WAB 104) Romantic - ヤツェク・カスプシク指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団による演奏。ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団公式YouTube。

ポータル クラシック音楽

アントン・ブルックナーの交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(Die Romantische)は、1874年にその第1稿が完成した交響曲。「ロマンティック」という標題(副題)があり、曲想も第1楽章のホルンの主題始め美しいメロディと活き活きとしたリズムに満ち、またブルックナーの作品としては演奏時間も長すぎないため人気がある。
目次

1 副題について

2 作曲の経緯、出版の経緯、各稿・版の評価について

2.1 作曲の経緯

2.2 出版の経緯

2.3 各稿・版の評価について

2.3.1 第2稿

2.3.2 1878年稿

2.3.3 第1稿

2.3.4 第3稿



3 初演

4 楽器編成

5 演奏時間

6 全曲の構成

6.1 第1楽章

6.2 第2楽章

6.3 第3楽章

6.4 第4楽章


7 エピソード

7.1 マーラー版


8 代表的な録音

9 脚注

10 参考文献

11 外部リンク

副題について

副題は原語では「Die Romantische」である。しかしこの副題は出版されている譜面には添えられていない点に注意しなければならず、ブルックナー自身が「Die Romantische」という標題を付けたかは分からない[1]。英語では「Romantic」と訳され、これが日本語での副題としても一般的に用いられている。CD・実演に際しても、これらの副題がしばしば添えられる。
作曲の経緯、出版の経緯、各稿・版の評価について
作曲の経緯

1874年1月2日に作曲を開始し、同年11月22日に書き上げられた。(第1稿、または1874年稿)。

その後、1877年10月12日のヴィルヘルム・タッペルト宛の手紙でこの交響曲の全面的見直しの考えを述べている。1878年1月18日からその改訂作業に着手し、特に第3楽章は全く新しい音楽に置き換えた。この改訂作業は1878年11月に完成した(1878年稿)。この1878年稿の第4楽章は、Volksfest(「国民の祭典」「民衆の祭り」等と訳される)と呼ばれることがある[2]

引き続き1880年、第4楽章を大幅に修正した。この時点で完成されたものが第2稿、または1878/1880年稿と称している。

1886年にはアントン・ザイドルによるニューヨーク初演のために、わずかな改訂が加えられた。この時点のものを第2稿、または1878/1880年稿と称することもある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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