亜塩素酸
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亜塩素酸


IUPAC名

Chlorous acid
識別情報
CAS登録番号13898-47-0
PubChem24453
ChemSpider22861 
KEGGC01486 
SMILES

O=ClO

InChI

InChI=1S/ClHO2/c2-1-3/h(H,2,3) Key: QBWCMBCROVPCKQ-UHFFFAOYSA-N 

InChI=1/ClHO2/c2-1-3/h(H,2,3)Key: QBWCMBCROVPCKQ-UHFFFAOYAO

特性
化学式HClO2
モル質量68.46 g mol?1
酸解離定数 pKa2.36
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

亜塩素酸(あえんそさん、: chlorous acid)は、塩素オキソ酸の一種で、化学式 HClO2 の化合物。O=Cl-OH のように、中心の塩素原子にヒドロキシ基1つと酸素原子が1つついた構造である。塩素の酸化数は+3(塩素酸よりも酸化数が少ないため「亜」が付く)。
性質

中程度のである。漂白にも使われる。

遊離酸は非常に不安定で、不均化により容易に塩素酸を生じやすいが、は安定。 これらの塩は二酸化塩素の生産に使用される。遊離酸としての亜塩素酸は、亜塩素酸バリウム等の水溶液に硫酸等の強酸を通じ、沈殿を濾別すると得られる。室温では容易に二酸化塩素と次亜塩素酸に分解するため低温下で生成することになる。 Ba ( ClO 2 ) 2   + H 2 SO 4 ⟶ 2 HClO 2   + BaSO 4 {\displaystyle {\ce {Ba(ClO2)2\ + H2SO4 -> 2HClO2\ + BaSO4}}}
亜塩素酸塩

亜塩素酸塩危険物第1類である。

亜塩素酸ナトリウム

亜塩素酸カリウム

亜塩素酸銅

関連項目

亜塩素酸水

次亜塩素酸

塩素酸

塩化水素










水素の化合物
二元化合物

CH4

SiH4

GeH4

SnH4

PbH4

HAt

HBr

HCl

HF

HI

HN3

H2O

H2O2

H2O3

H2S

H2S2

H2Se

H2Te


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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