いうら あらた
井浦 新
第30回東京国際映画祭
(2017年)
本名井浦新(いうら あらた)
別名義ARATA(旧芸名)
生年月日 (1974-09-15) 1974年9月15日(49歳)
出生地 日本・東京都日野市
国籍 日本
身長183 cm
血液型A型
職業俳優、ファッションモデル、ファッションデザイナー
ジャンル映画、テレビドラマ、舞台
配偶者既婚
著名な家族鈴木一真(義弟)
事務所テンカラット
公式サイト公式プロフィール
受賞
ブルーリボン賞
助演男優賞
2012年『かぞくのくに』
その他の賞
高崎映画祭
最優秀主演男優賞
2010年『空気人形』
最優秀助演男優賞
2002年『ピンポン』
最優秀新人男優賞
1999年『ワンダフルライフ』TAMA映画祭
最優秀作品賞
2009年『ウルトラミラクルラブストーリー』
2013年『さよなら渓谷』『横道世之介』
2019年『嵐電』
最優秀男優賞
2019年『嵐電』『こはく』
『止められるか、俺たちを』日本映画プロフェッショナル大賞
主演男優賞
2012年『海燕ホテル・ブルー』
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井浦 新(いうら あらた、1974年〈昭和49年〉9月15日 - )は、日本の俳優、ファッションモデル、ファッションデザイナー。本名同じ[1]。旧芸名はARATA(あらた)。
ファッションブランド・ELNEST CREATIVE ACTIVITYディレクター、一般社団法人匠文化機構(たくみぶんかきこう)理事長[2]。
東京都日野市出身。ジャングルを経て[3]、テンカラット所属。東京経済大学中退。 一浪して入学した大学在学中の19歳時[4]、インディーズブランドのコレクションをきっかけに、モデル事務所にスカウトされて芸能界入り[5]。デビュー当初は本名で活動し、その後ARATAを芸名としていた。 「元々は役者志望で芸能界に入ったわけではなかったので、最初は演技の仕事は記念のつもりぐらいでやっていた」という。そのため、「俳優という立場に自分の気持ちが追いつけなかったという意味では、閉塞感に近いものはあった。それこそ、作品の撮影終了後に、作品の宣伝活動をするということも想像もつかなかったほどである」としている[6]。 ファッションモデルとして、『MEN'S NON-NO』、『an・an』、『smart』、『CHECK MATE』、『asayan』他、各ファッション誌の表紙を飾る。1990年代後半にはパリ・コレクションをはじめ、東京コレクションなどで常にシーズンのトップモデルとして出演を果たす。 1998年11月に独自ブランド"REVOLVER"をオープンする。REVOLVER内で、小リリースラインのFARRELLを展開。2007年から改名し、自身のブランド"ELNEST CREATIVE ACTIVITY"をもって独立し、本格的なデザイン活動を展開している。 俳優業では、1999年公開の『ワンダフルライフ』のオーディションを受け、映画初主演。その後、2002年公開の『ピンポン』にメインキャストとして出演。2004年に公開された『青い車』では、セルフスタイリングで自身のブランドであったREVOLVERを着用して出演している。 2010年に放送されたドラマ『チェイス?国税査察官?』に出演し、第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞。映画だけでなくテレビドラマや舞台にも出演し、活動の幅を広げている。 長らく「ARATA」名義で活動していたが、2012年の『平清盛』に本名で出演することが2011年11月に番組公式ホームページで明らかにされ[7][8]、2012年より所属事務所の公式ホームページに本名で活動することが告知された[9]。芸名を本名に戻す理由について、2012年6月に公開された映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』に三島役で出演した際に「三島さんを演じた役者の名前が、アルファベット表記でエンドロールに出ることは好ましくない」と考えたからと述べている[1][10]。 2012年10月に映画監督の若松孝二が死去した際は、晩年の作品に多数出演していた縁で、告別式で弔辞を読んだ[11]。 同年、ベストジーニスト、ベストフォーマリストの2賞を受賞した[12]。12月22日-2013年3月3日に、箱根 彫刻の森美術館で初の写真展を開催した。 2013年4月より京都国立博物館の「文化大使」に就任し、NHKの教養番組『日曜美術館』司会[13]、文化財修復保護や日本の伝統工芸継承の支援などを目的とする一般社団法人匠文化機構の理事長に就任するなど、美術や伝統工芸に強い関心を持ち活動している[14]。 2021年2月、コロナ禍で苦境にあえぐ小規模映画館を支援するため、斎藤工、渡辺真起子らと共にミニシアター支援プラットフォーム『Mini Theater Park』を立ち上げた[15]。
略歴